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日本歴史紀行

北海道紀行 7 函館市街


函館山から函館市街を望む


函館駅


函館の街は、ぼく自身は住んだことはありませんが、先祖が開拓使の役人として入ったことから始まり、母が学生時代を過ごしたりと、何かと縁のある街です。









新選組副長 土方歳三 最期の地碑
戊辰戦争最後の決戦となった箱館戦争。
続々と上陸を始めた新政府軍に対し、一本木関門で戦った土方歳三でしたが、馬上で銃弾を受け戦死しました。享年35







函館八幡宮




八幡宮本殿










碧血碑 旧幕府軍兵士の墓

箱館戦争終結後、明治新政府軍は、賊軍である旧幕府軍の戦死者の遺体埋葬を許さず、次第に朽ち果て始める有り様でした。

この仕打ちに憤慨した箱館の侠客、柳川熊吉が立ち上がり、箱館市街の各寺の住職ら、町の有力者と示し合わせて遺体を集め、埋葬しました。

この行為に新政府軍は熊吉を斬首しようとするも、箱館中で慕われる義侠の熊吉を斬ると、どの様な事態になるか案じ、熊吉を放免しました。
熊吉は後に箱館山の土地を購入して碧血碑を建立して兵士の遺骨を改葬しました。

明治新政府軍によるこの様な出来事は、先立って静岡、清水湊での咸臨丸兵士の遺体放置といい、この時は、あの清水次郎長親分が子分と共に奔走して埋葬しましたが、繰り返すものです。





碧血碑に寄り添う柳川熊吉の碑










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