平城宮跡 朱雀門
奈良県奈良市佐紀町
710年 和銅3年 女帝 元明天皇が飛鳥、藤原京から現在の奈良市佐紀の平地に築いた平城京に遷都し、奈良時代が始まりました。
平城京遷都の詔(みことのり)は、708年 和銅
元年、先代の文武天皇が発願し、唐の都、長安を参考に準備を進められました。
新都 平城京は、南北約4.8キロ、東西約4.3キロの内京、さらに南北約2.4キロ、東西約1.6キロに渡る外京の張り出し部に分けられ、後に人口約10万の都市へとなります。
朱雀門は、都を東西に分ける朱雀大路の北端に築かれた平城京の正門で、当時はここで外国からの使節の送迎が行われ、高さ20メートルを超える重層門で、朱色の壮麗な姿を再現しています。