カタチあるもの

宇宙、自然の写真をメインに撮っていますが、時々、読書、日常出来事について書きます。

海岸道路

2015-10-01 20:21:04 | 写真_自然

 

 このところ、今野 敏さんの本を読んでいる。とても読みやすく話のテンポが軽快、水戸黄門のようにハッピーエンドで終わるところが性に合っているのだと思う。この作家さん、北海道出身で100冊以上書いているようです。

 最近読んだ本は、「とせい」と「任侠学園」というシリーズもの。任侠を大事にする阿岐本組は、5人ほどのちいさな所帯であるが、やくざ組織の中では組長の顔の広さ故に一目置かれる存在。つぶれかかった出版社(「とせい」)や学校(「任侠学園」)を借金のかたに引き取ることになり、会社や学校の改革を行って立て直していくという、サクセスストーリーのようでもあるが、最後は、自立させて去って行くという、やっぱり水戸黄門的です。うちの父親は、水戸黄門を毎回、食い入るように見ていたが、気持ちが少し分かりましたね。

 写真は、日本海沿岸の古びた海岸通り、D610のこの色合いが夕刻の風景に合っていてなんとも言えない郷愁を感じる。夕暮れ時の風景は子供の頃から好きでした。

 

 

 最近は、星の写真を精力的に紹介しています。こぎつね座の亜鈴星雲と言います。遙か昔、ある星が超新星爆発を起こし、その時に放出したガスが広がってこのような星雲になっています。すこし、鉄アレイに似ているので亜鈴星雲とも呼ばれています。

 星の写真は、晴れなければ撮れない。月の大きさと晴の関係がうまくいかないと1か月、2か月も撮れないことがありますが、新月期に晴れが続くと撮り放題になるという、なにかギャンブルのような要素があります。しかし、思い描いたような写真が撮れた時の達成感・充実感はクセになります。

 そんなこんなで、これからも星の写真を撮っていきます。

 

 



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