しだいに暮れていく風景が好きで、星が出るまで空を見ている。
十勝岳に着いてみると、エゾノマルバシモツケの雄しべに大きな水滴が付いている。朝方まで雲の中だったようだ。高山植物を撮る目的で十勝岳に行ったのだが、水滴写真ばっかり撮っていた。うれしい誤算だった。
緑の核を中心に白い子宇宙が周りを巡っている、そんな風に見えてしまう。ヘラオオバコは日本全国に分布しているポピュラーな野草。だけど、ヨーロッパ原産の帰化植物。
黄色い艶やかな花、おそらくミヤマキンポウゲだと思う。これに似た花は、「ミヤマキンバイ」「シナノキンバイ」等、多数あって見分けるのが難しい。それにしても、植物図鑑を見ると、これらの花はいずれも北海道~中部以北地方の亜高山帯~高山帯に生育とかいてあるが、標高6mの散歩道に咲いていた。本当にミヤマキンポウゲ??
6月21日 天候 晴れ、天候も良いので十勝岳に行って花の写真を撮りに行ったのだが、朝まで雲の中にいたようで、植物はみな水滴を纏っていた。花の写真を撮るはずが、花+水滴になってしまった。自分は2倍楽しめるので良かったのだが。
いつもの散歩道、道路脇はスギナの王国だ。そんな中に白い小さな花が見える。よく見るとあっちにも、こっちにも咲いている。名前はナガバツメクサ、ナデシコの仲間だ。