カタチあるもの

宇宙、自然の写真をメインに撮っていますが、時々、読書、日常出来事について書きます。

M51

2015-04-27 19:41:48 | 写真_宇宙

          H27.4.24撮影 R200SS+コマコレクター3 iOptron 45Pro NikonD610

          ISO3200 180sec×8 PhotoShopでコンポジット・レベル調整

 

 りょうけん座に位置するM51銀河は、大小2つの銀河がつながっていて、「子持ち銀河」と呼ばれている。焦点距離800mmでは小さくて銀河の腕の様子も鮮明に見えないが、中心部に明るい部分があり、そこから回転花火のような腕が伸び、一つの腕が小さな銀河につながっていることがわかる。

 4月の天候は安定していて、この日で6回目の撮影ができた。しかし、月が高い位置にきて空を照らしているため、次の撮影は5月中旬頃になりそうだ。

 


はじめての M81とM82

2015-04-25 10:58:01 | 写真_宇宙

H27.4.23撮影  R200SS+コマコレクター  iOptron 45Pro  Nikon D610

90sec×8枚 シルキーピックスでノイズ処理後現像しPhotoShopでコンポジット・レベル調整

 

 子供の頃からの憧れだった天体望遠鏡を手にしてから半月、5回ほど挑戦してようやく撮ることができました。おおくま座のM81(丸い渦巻き銀河)とM82(棒状の銀河)です。

【1回目の挑戦】

  写真撮影のための天体望遠鏡セットでは、最初に北極星に照準を合わせるのですが、これが中々うまくいかず、今、考えると北極星じゃない星に照準を合わせたような気もします。星の動きに合わせて天体望遠鏡も動かす赤道儀を動作させて写真を撮ってみましたが、ピンボケの写真ばかりでした。カメラのピントも合っていなかったようです。・・・・・・惨敗。

【2回目の挑戦】

  北極星を探し出して照準を合わせたのですが、星の動きに微細に合わせるためのガイドプログラムの操作がうまくいかず、撮った写真では星が流れていました。ピントもいまひとつ不調。・・・・・惨敗。

【3回目の写真】

  北極星に照準を合わせる作業には慣れました。星の動きを追尾するガイドプログラムについても説明書をよく読み正常に動作。ピントもカメラのライブビューで合わせたのですが、それでも撮れた写真はピンボケ。なぜ?なぜ?・・・・・・惨敗。

【4回目の挑戦】

  赤道儀の取扱説明書をよく読んでみると、照準は北極星だけではなく、もうひとつ別な星の2箇所で合わせることになっているではないか。2箇所目の星に合わせようとすると、途中で赤道儀のギアが空回りして、動かなくなってしまった。もう一度、最初から北極星に合わせて・・・・・、2つめの星に・・・・・、ガ~ガ~、・・・・・また空回り。こんなことを5回ほど続けて3時間、体がすっかり冷えてしまいました。写真を一枚も撮ることができず惨敗。しかし、カメラを天体望遠鏡に取り付けたことで赤道儀のバランスがくずれていることが判明、バランスできる位置も発見できた。

【5回目の挑戦】

  天体望遠鏡をセットする時間は、大幅に短縮されました。スムーズに必要な作業を行い、M81に照準をあわせて撮影。撮影結果をみてみると、お~、撮れているではないか。8枚の写真を合成して上の写真になりました。

 

 

 


西の空に浮かぶ層積雲が夕日に照らされていた

2015-04-18 21:09:48 | 写真_自然

 

 重機類のレンタル会社から住宅街の公園に再び戻った。天頂付近を見上げると青空が残っているが、徐々に視線を西方向に向けていくとピンクに変わり、そして地平線近くの層積雲は夕日に照らされて赤みがかった黄金色に輝いている。街の灯りも点灯し始めていて夜を迎える時間帯に近づいている。公園の水たまりも赤く染まっていた。

 

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 白川郷から五箇山を経由して金沢の湯涌温泉で一泊した。湯涌温泉は、金沢市から40分くらいの山間に9件のお宿が並ぶ温泉街である。普段、長湯はほとんどしないが、この時は露天風呂でゆっくりと湯につかった。その後の食事は、食べきれないほどの品が並び、もう食べれないと言いながら完食、部屋に戻ってフトンの上で動けなくなっていた。アザラシだな。

 次の日、兼六園を回り東茶屋街を歩いた。古い町並みだがきれいに整理されていて気持ちがいい。外国からの観光客がすごく多い。やはり和の雰囲気に惹かれるのか。1時間ほど歩き、ちょっと疲れたところで和菓子で有名な森八へ入り、ぜんざいを頂いた。甘すぎず上品な味だ。奥さんは、抹茶アイス、これもちょっと食べてみたが、びっくりするくらい美味しかった。両親に買ったお土産の「宝達」もすこぶる好評だったし、390年和菓子を造り続けて、今なお一級品とは・・・・。すごいね。

 

 


パワーショベルのアームが空を指している

2015-04-14 20:01:42 | 写真_自然

 

 住宅街には小さな公園がある。雪解けが進み至る所に水たまりができている。少し歩くと、重機類のレンタル会社があり、パワーショベルが数台並び、アームが空に突き出ている。近くに国道があるが通る車も少ないため静かだ。

 1日の仕事を終え、ほっとしたような夕暮れ独特の雰囲気があたりを覆い始めている。空を見ると、すじ雲が夕日に照らされて黄金色に変わりつつある。 

 

 

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 知多半島で1泊し、そこから金沢へ向かう途中白川郷に立ち寄った。土砂降りに近い雨だったが多くの観光客が来ており半分程度は外国人だった。合掌造りの民家が立ち並ぶ村のように想像していたが、多くの家が民宿、蕎麦屋、お土産屋をやっていて、観光地という感じを受けた。みたらし団子を焼いていたおじさんに聞いてみると、夏よりも冬の方が観光客が多いそうだ。白川郷は冬の方が絵になる。

 

 

 

 1時間以上歩き回り、おなかがすいたので食堂に入って飛騨牛と川魚の定食を注文した。朴葉味噌と飛騨牛、御飯がうまい。

 

 

 おなかがいっぱいになった。もう食べれないと思ったのに、みたらし団子をいただいた。

 

 


小高い丘の頂上から海を見た

2015-04-10 06:56:53 | 写真_自然

 

 

 海岸沿いは崖になっていて、崖の上と下に道がある。下の道はヨットハーバーと港を通って街に出る。上の道は10年ほど前に整備された国道で、坂道を登り小高い丘を通って街に出る道だ。

 その小高い丘の頂上付近で海を見ると、夕日の中で木がシルエットとして浮かび上がっていた。

 

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 最近、愛知県の知多半島と金沢を奥さんと二人で旅する機会があり、名古屋山崎川の櫻、知多半島、白川郷、五箇山、兼六園、東茶屋街なと定番コースを2泊3日で回ってきた。

 ちょうど名古屋は櫻の季節で、いたる所で満開の櫻を見かけたが、特に瑞穂区山崎川の櫻は圧巻だった。山崎川の沿道2.8kmに約630本のソメイヨシノが植えられていてほとんどが満開状態。北海道ではエゾヤマサクラがほとんどで、花と葉が一緒に出てくるため、満開となっても可憐な感じを受けるが、ソメイヨシノは木が花でいっぱいになり、花の中を歩いているような感覚になった。

 

 

 


揺らぐ雲間から光芒が注ぐ

2015-04-05 11:58:28 | 写真_自然

 

 日が沈みかけた頃、西の空では、雲の先端が上空に向かって髪の毛にカールをかけたように跳ね上がり揺らいでいた。雲間からは、太陽の光が下界に差し込み放射状に雲の筋が見える。

 上空に向かう雲の筋と下界に向かう雲の筋。今、立っているところでは風を感じないが上空では複雑に風が渦巻いているのだろう。

 

 

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  夫婦そろってラーメンが好きで、昼食にラーメンを食べることが多い。大部分は、有名店の販売用ラーメンを買ってきて家で作るが、まれにラーメンを食べるために札幌、旭川、滝川などへ出かけることがある。 

 この日は、近隣の砂川市までラーメンを食べに出かけた。ラーメン有名店がある町ではないため、食べログで調べて、口コミがよかった「さつき家」へ入ってみた。注文は、お店の人のおすすめである「焦がし醤油ラーメン」にチャーシューをトッピング。一緒に行った奥さんは辛味噌ラーメン。

 醤油ラーメンに大ぶりのチャーシューが5枚乗っている。その上には焦がしたネギが少々。焦がしたネギの味が醤油スープ、麺とよくマッチしていておいしい。チャーシューも脂身は多いが味が濃くて好みである。奥さんの辛味噌ラーメンのスープも飲んでみた。こちらは、一口スープをすするだけで汗が噴き出てきた。しかし、辛い中にも味が感じられる。

 

 

 食べログさんは、時々、第1位になっていた店が営業をやめていたなんてこともあるが、知られていないおいしいラーメンに出会うこともたびたびある。そんな幸せな気持ちで家路についている時に上の不思議な雲に出会った。