H27.4.23撮影 R200SS+コマコレクター iOptron 45Pro Nikon D610
90sec×8枚 シルキーピックスでノイズ処理後現像しPhotoShopでコンポジット・レベル調整
子供の頃からの憧れだった天体望遠鏡を手にしてから半月、5回ほど挑戦してようやく撮ることができました。おおくま座のM81(丸い渦巻き銀河)とM82(棒状の銀河)です。
【1回目の挑戦】
写真撮影のための天体望遠鏡セットでは、最初に北極星に照準を合わせるのですが、これが中々うまくいかず、今、考えると北極星じゃない星に照準を合わせたような気もします。星の動きに合わせて天体望遠鏡も動かす赤道儀を動作させて写真を撮ってみましたが、ピンボケの写真ばかりでした。カメラのピントも合っていなかったようです。・・・・・・惨敗。
【2回目の挑戦】
北極星を探し出して照準を合わせたのですが、星の動きに微細に合わせるためのガイドプログラムの操作がうまくいかず、撮った写真では星が流れていました。ピントもいまひとつ不調。・・・・・惨敗。
【3回目の写真】
北極星に照準を合わせる作業には慣れました。星の動きを追尾するガイドプログラムについても説明書をよく読み正常に動作。ピントもカメラのライブビューで合わせたのですが、それでも撮れた写真はピンボケ。なぜ?なぜ?・・・・・・惨敗。
【4回目の挑戦】
赤道儀の取扱説明書をよく読んでみると、照準は北極星だけではなく、もうひとつ別な星の2箇所で合わせることになっているではないか。2箇所目の星に合わせようとすると、途中で赤道儀のギアが空回りして、動かなくなってしまった。もう一度、最初から北極星に合わせて・・・・・、2つめの星に・・・・・、ガ~ガ~、・・・・・また空回り。こんなことを5回ほど続けて3時間、体がすっかり冷えてしまいました。写真を一枚も撮ることができず惨敗。しかし、カメラを天体望遠鏡に取り付けたことで赤道儀のバランスがくずれていることが判明、バランスできる位置も発見できた。
【5回目の挑戦】
天体望遠鏡をセットする時間は、大幅に短縮されました。スムーズに必要な作業を行い、M81に照準をあわせて撮影。撮影結果をみてみると、お~、撮れているではないか。8枚の写真を合成して上の写真になりました。