カタチあるもの

宇宙、自然の写真をメインに撮っていますが、時々、読書、日常出来事について書きます。

夕焼けの空に月が出て飛行機が飛んでいる

2014-11-29 19:59:22 | 写真_自然

 

 ここ数ヶ月、忙しく働いていたため、写真を撮りに行く機会がなかったが、久しぶりの休日、のんびりと海辺を散歩してきた。色々な形に変化する雲が好きで、よく雲の写真を写すのだが、今日は雲がひとつも見当たらず快晴、気温もポカポカ陽気とまではいかないまでもそれなりに暖かい。

 トコトコと突堤の上を歩いていると、大きな目をした異様な物体に遭遇した。海が荒れた日に打ち上げられたのだろうか、遊歩道の上で動かずにいる。深海魚???

 

 

 

 

  ・・・・・・・。  空には月が出て、飛行機も飛んでいる。のどかな一日。

 

 


川に映る青空が光っている

2014-11-28 21:29:16 | 写真_自然

 

 川が氷で覆われようとしているが、寒暖の繰り返しの中で青空を映す日もある。

 この川はいったい何万年、海まで水を運んでいるのだろうか? たまたま今日は仕事で地質関係のレポートを書いたためだろうか、青空を映して輝いている川を見てもそんなことを考えてしまった。気が遠くなるような長い年月の繰り返しでできあがったもの、そう考えると自然の見方が少し違ってくる。

 

  

 


光芒に照らされている灯台、勝ち誇ったカニがツメを差し出している

2014-11-27 20:04:08 | 写真_自然

 

 冬の日本海は風が強く、波の穏やかな日は少ない。晴れたり吹雪いたり曇ったりを繰り返しながら1日が過ぎていくことが多いのだが、ちょっとした瞬間に普段は何の特徴もない灯台が光芒で照らされてることがある。

 波間に浮かんでいる黒い物体、実は波間に頭を出しているアザラシである。冬になるとこの港にやってきて越冬するのである。テトラポットの上で昼寝しているアザラシをみていると、まるで春か初夏などの気候の良い時期のように思えてしまう。それほど気持ち良い顔をして寝ているのである。夏になると北の方へ向かうアザラシにとって冬の北海道は過ごしやすい気候なのだろう。

 雲間から光が差しているが、ちょうどカニのツメのように見えてしまう。勝ち誇ったようにツメを差し出しているのである。

 


林の上に月が出ている

2014-11-16 20:40:18 | 写真_自然

 

 

 晴れた日の夕方、冷え込んできている。三脚を立てて林と月をフレームに納めた。月は、地球からの反射光で影になっている部分も照らされている。凜とした空気と静けさの中で自然の雄大さが感じられる時間帯である。

 不思議なことだが、月はウサギが餅をついている面しか地球に見せない。調べてみると月が地球の周りを回る公転周期と月の自転周期がほぼ同じことが原因なのだそうだ。表の様子は風流なのだが、日本の月探査船「かぐや」が写した月の裏側の写真をみると、大きなクレーターだけが目立ち、ウサギの餅つきを連想させる表面とは大きな違いがある。自然のちょっとした配慮だろうか、月の公転周期と自転周期が一致していなければ、お月見やかぐや姫の伝説もも生まれなかったかもしれない。そんなことを想いながら中秋の名月を味わえば良いのだろうが、・・・・・・・・、風流という遊び心が身についていないのは残念である。