宇宙に浮かぶ青い花、名前どおりの星雲です。青い星雲をよく見ると、雲のような構造があり、宇宙に漂っている青い雲のようにも見えますが、この雲の大きさ６光年あるそうです。太陽と地球の距離が0.00001581光年ですから、ざっと太陽と地球の距離の38万倍です。・・・・想像・・不可。
写真で撮ってみると青い星雲はよく写ってくれます。が、周りの暗い部分には分子雲と呼ばれる星間ガスがあり、もう少し露光時間を長くしないと写ってくれません。簡単そうで難しい星雲なのかも・・・・、もう一度、じっくり撮影してみないと・・・・。
今日は、今年最後のスーパームーンですが、雷雨・・大雨・・曇り・・大雨・・雷・・曇り・・少し晴・・曇りという天気、天体望遠鏡を外に出してスーパームーンを撮影するにはかなり勇気が必要です。残念。
はくちょう座と言えば夏の星座ですが、今でも天頂付近で見ることができます。はくちょう座には赤く光る星雲が多いのですが、この網状星雲は赤く、そして青くが鳥の羽のように織りなしています。赤と青の網ですね。
実際のところは、数万年前に超新星が爆発し、その時に放出されたガスが今も広がっているようですが、偶然にも明るい星近くまでガスが広がったことにより、星が羽を纏ったように見えています。
いつも思うのですが、宇宙は科学者であって芸術家ですね。
天候に恵まれたシルバーウィーク、奥さんを誘って和寒町・剣淵町まで足を伸ばしてきました。空にはちぎれ雲が浮かび、まっすぐに続く農道を車で走って行くと、一本の木が道路脇に立っていました。近づいてみると遠くから見るよりも大きく力強く感じます。何十年も田畑を見つめてきて現在の姿になった・・・・、そんな年月を感じましたね。この木が過ごしてきた年月を思うとモノクロの方が似合いそうです。
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近隣の町へ出かけたときには、その町で美味しいものを食べたり、買ってきたりします。今回のドライブでは、鷹栖町伝承館で手作り豆腐、廃校になった学校でリフォーム家具の即売会をやっていたので、そこで手作り陶器の湯飲みを買ったのですが、偶然にもどちらも共生会という障害者支援施設でした。
和寒町に着いた頃に昼時になりましたので、事前に調べていた「光来」というそば屋さんに行ってみました。４人がけのテーブル席が４つ、小上がりが２つの小さな店ですが、お客さんが多かったですね。空いていたテーブル席にすわり、私は天そば、奥さんはかき揚げそばを注文。
すべてのそばにおにぎりが付いています。食べてみると、味が濃いだし汁、コシのある手打ちそば、エビ天、バランスが良くとても美味しかったです。次から次へとお客さんが入ってきて、皆さん、冷たい天ぷらそばを注文していました。・・・・、この店のイチオシは冷たい天そばか？
もう一度行って冷たい天ぷらそばを食べてみないとだめかな。
秋から冬の星座、おうし座に位置するプレアデス星団、青い星間ガスが星を覆っていて、なんとも不思議な雰囲気がある。夜空では赤い星雲が多いのだが、プレアデス星団の星は青い星間ガスを纏っている。
20～30個程度の星が集まった星団で、明るい７つの星にはギリシャ神話のプレアデス7人姉妹の名前が付いているそうです。
肉眼や双眼鏡、望遠鏡で見ても青い星間ガスは見えないのだが、カメラで長時間露光すると、ひとつ奥の姿が見えてくる。そんなサプライズを楽しみながら夜空を撮っています。
晴れた夜、空を見ると暗い中にぽつぽつと星が見えるだけだが、天体望遠鏡を使って露出時間を長くとった写真を何枚も撮影し、それらを合成すると鮮やかな世界は映し出されることに小学校の時に気づき、「いつかはマイ天体望遠鏡を！！」と想い数十年・・・・・・・、最近になってようやく趣味としてできるようになった。
写真は、はくちょう座の北アメリカ星雲、北アメリカ大陸の形にそっくりだから付けられた名前だが、大阪のおばちゃんが怒っている姿という人もいる。たしかにおばちゃんの口のようにも見えるし、コメカミの怒りマークもある。
カラフルな領域、見ているだけで楽しい。
最近は、星の写真ばかり撮っていて風景写真にご無沙汰している。初めて写した月の拡大写真、ピントがイマイチなのが残念であるが、クレーター、海など月の基本要素はみな写っている。
地球に最も近い天体、月。地球とはずいぶん違うなぁと思う。
