冬から初夏にかけて糠平湖の水位が低下する時に現れるタウシュベツ橋梁と呼ばれる橋です。旧国鉄 士幌線(1987年廃止)で実際に使用されていた橋で、士幌線この他にも形のきれいなアーチ橋が多く残っています。
数年前のこと、夕方のニュースで特集をやっていて、コンクリートの劣化が進んでいるため、すべてのアーチが揃った形で見ることができるのは最後かもしれないと言われて、翌日、大急ぎで撮りに行きました。その後、橋が崩れたという話も聞かないので、まだまだ保っているということですね。
アーチ橋はギリシャ時代や古代ローマ時代にすでに造られて、2,000年以上経過した今でも見ることができる橋があります。アーチというのは、形が美しいだけでなく構造的に強いという特徴があります。古代には構造計算はなかったようなので、直感的に有利な形を選択したんでしょうね。
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