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超弦理論(76) 原子番号50 スズ(Sn)

2023-07-15 10:18:42 | 理論物理学 素粒子
 
 スズは、原子番号50の元素。元素記号は Sn。

  スズ(Sn)には10種類もの安定な同位体が存在する。これは、50が陽子の魔法数であるからだと考えられる。28種類の不安定同位体も知られ、中には1994年に見つかった、二重魔法数の100Snもある。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

112Sn 50 62 111.904818(5) STABLE 0+ 0.0097(1)
113Sn 50 63 112.905171(4) 115.09(3) d 1/2+
113mSn 77.386(19) keV 21.4(4) min 7/2+
114Sn 50 64 113.902779(3) STABLE 0+ 0.0066(1)
114mSn 3087.37(7) keV 733(14) ns 7-
115Sn 50 65 114.903342(3) STABLE 1/2+ 0.0034(1)
115m1Sn 612.81(4) keV 3.26(8) µs 7/2+
115m2Sn 713.64(12) keV 159(1) µs 11/2-
116Sn 50 66 115.901741(3) STABLE 0+ 0.1454(9)
117Sn 50 67 116.902952(3) STABLE 1/2+ 0.0768(7)
117m1Sn 314.58(4) keV 13.76(4) d 11/2-
117m2Sn 2406.4(4) keV 1.75(7) µs (19/2+)
118Sn 50 68 117.901603(3) STABLE 0+ 0.2422(9)
119Sn 50 69 118.903308(3) STABLE 1/2+ 0.0859(4)
119m1Sn 89.531(13) keV 293.1(7) d 11/2-
119m2Sn 2127.0(10) keV 9.6(12) µs (19/2+)
120Sn 50 70 119.9021947(27) STABLE 0+ 0.3258(9)
120m1Sn 2481.63(6) keV 11.8(5) µs (7-)
120m2Sn 2902.22(22) keV 6.26(11) µs (10+)#
121Sn 50 71 120.9042355(27) 27.03(4) h 3/2+
121m1Sn 6.30(6) keV 43.9(5) a 11/2-
121m2Sn 1998.8(9) keV 5.3(5) µs (19/2+)#
121m3Sn 2834.6(18) keV 0.167(25) µs (27/2-)
122Sn 50 72 121.9034390(29) STABLE 0+ 0.0463(3)
123Sn 50 73 122.9057208(29) 129.2(4) d 11/2-
123m1Sn 24.6(4) keV 40.06(1) min 3/2+
123m2Sn 1945.0(10) keV 7.4(26) µs (19/2+)
123m3Sn 2153.0(12) keV 6 µs (23/2+)
123m4Sn 2713.0(14) keV 34 µs (27/2-)
124Sn 50 74 123.9052739(15) STABLE [>100E+15 a] 0+ 0.0579(5)
124m1Sn 2204.622(23) keV 0.27(6) µs 5-
124m2Sn 2325.01(4) keV 3.1(5) µs 7-
124m3Sn 2656.6(5) keV 45(5) µs (10+)# 
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

112Sn(50 62)・・・・Mо(42 50)+О(8 10)+2N     STABLE 0+ 0.0097(1)
113Sn(50 63)・・・・Mо(42 51)+О(8 10)+2N 112.905171(4) 115.09(3) d 1/2+
113mSn 77.386(19) keV 21.4(4) min 7/2+
114Sn(50 64)・・・・Mо(42 52)+О(8 10)+2N     STABLE 0+ 0.0066(1)
114mSn 3087.37(7) keV 733(14) ns 7-
115Sn(50 65)・・・・Mо(42 53)+О(8 10)+2N     STABLE 1/2+ 0.0034(1)
115m1Sn 612.81(4) keV 3.26(8) µs 7/2+
115m2Sn 713.64(12) keV 159(1) µs 11/2-
116Sn(50 66)・・・・Mо(42 54)+О(8 10)+2N     STABLE 0+ 0.1454(9)
117Sn(50 67)・・・・Mо(42 55)+О(8 10)+2N     STABLE 1/2+ 0.0768(7)
117m1Sn 314.58(4) keV 13.76(4) d 11/2-
117m2Sn 2406.4(4) keV 1.75(7) µs (19/2+)
118Sn(50 68)・・・・Mо(42 56)+О(8 10)+2N     STABLE 0+ 0.2422(9)
119Sn(50 69)・・・・Mо(42 57)+О(8 10)+2N     STABLE 1/2+ 0.0859(4)
119m1Sn 89.531(13) keV 293.1(7) d 11/2-
119m2Sn 2127.0(10) keV 9.6(12) µs (19/2+)
120Sn(50 70)・・・・Mо(42 58)+О(8 10)+2N     STABLE 0+ 0.3258(9)
120m1Sn 2481.63(6) keV 11.8(5) µs (7-)
120m2Sn 2902.22(22) keV 6.26(11) µs (10+)#
121Sn(50 71)・・・・Mо(42 59)+О(8 10)+2N 27.03(4) h 3/2+
121m1Sn 6.30(6) keV 43.9(5) a 11/2-
121m2Sn 1998.8(9) keV 5.3(5) µs (19/2+)#
121m3Sn 2834.6(18) keV 0.167(25) µs (27/2-)
122Sn(50 72)・・・・Mо(42 60)+О(8 10)+2N     STABLE 0+ 0.0463(3)
123Sn(50 73)・・・・Mо(42 61)+О(8 10)+2N  129.2(4) d 11/2-
123m1Sn 24.6(4) keV 40.06(1) min 3/2+
123m2Sn 1945.0(10) keV 7.4(26) µs (19/2+)
123m3Sn 2153.0(12) keV 6 µs (23/2+)
123m4Sn 2713.0(14) keV 34 µs (27/2-)
124Sn(50 74)・・・・Mо(42 62)+О(8 10)+2N     STABLE [>100E+15 a] 0+ 0.0579(5)
124m1Sn 2204.622(23) keV 0.27(6) µs 5-
124m2Sn 2325.01(4) keV 3.1(5) µs 7-
124m3Sn 2656.6(5) keV 45(5) µs (10+)# 

 スズ(Sn)も複合形態で説明できるが、3Nシフトが生じている。これは、スズ(Sn)複合形態の不完全性によるものなので、組み合わせ形態を分析して3Nシフトのシステムを調べなければならない。


 👆図はスズ(Sn)の組み合わせ形態を表している。112Snは、👆構造を基盤構造にして極太支柱が9本で構成されている。112Snの中性子過剰分は12なので三本の極太支柱が不足している。又、同様にして、全ての安定したスズの同位体も三本の極太支柱が不足している。

 今までの傾向として、偶数原子番号の超弦構造に於ける中性子過剰分は極太支柱の数と完全に一致する筈なので、この不足分には重要な意味があると言える。

 スズ(Sn)の複合形態には3Nシフトがある。分かりやすい部分を見れば、成分形態の酸素が全てО18で構成されている事で確認できる。通常であればО16やО17が成分形態になっている筈なので、О16が3Nシフトしていると考えると辻褄が合う。

 スズ(Sn)の複合形態では、奇数の中性子で構成されている安定同位体のスピンが合わない。これも、3Nシフトが原因であると考えれば説明できる。👆組み合わせ形態から3Nを分離した複合形態を仮定すると。奇数中性子で構成された成分形態のモリブテン(Mо)は、偶数中性子で構成された成分形態のモリブテン(Mо)にシフトする。すると、奇数中性子で構成されていた成分形態のスピンは偶数側にシフトしてゼロになる。このシステムは、奇数中性子で構成された成分形態のモリブテン(Mо)のスピンをゼロにして、3Nにスピンを移譲している。

 また、この3Nシフトによって、本来は不安定である筈の124Snが安定化している。