オガネソン は、元素記号Og、原子番号118の合成元素。
他の同位体の合成経路や半減期の理論的計算によると、恐らく質量数293、295、296、297、298、300、302等のいくつかの同位体は、合成された質量数294の同位体よりも若干安定であることが示される[33][61]。これらの中で、質量数297の同位体は長寿命の核種を得られる期待が最も大きく[33][61]、この元素の将来の研究の焦点となっている。
さらに多くの中性子を持つ質量数313近辺のいくつかの同位体も長寿命を持つ可能性がある[62]。これらのより重い同位体によりオガネソンの化学的性質の解明が期待されることから、ドゥブナ合同原子核研究所は2017年下半期にカリホルニウムの質量数が249、250、251の同位体の混合物をターゲットとして、質量数が295と296のオガネソンを作る実験 を行うこととしている。
この実験は、オガネソン297の同位体を得るために2020年にも再度行われる。この反応で、オガネソン293と分裂生成物のリバモリウム289の生成も可能である。キュリウム248とチタン50の衝突による質量数295と296のオガネソンの生成は、2017年から2018年にドゥブナ合同原子核研究所と理化学研究所で予定されている[38][63][64]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドゥブナ合同原子核研究所は2017年下半期に実験を行っているのか?2017年から2018年にドゥブナ合同原子核研究所と理化学研究所で予定されている実験は如何なっているのか?
他にも実験は行われていると思われるが、オガネソン297の同位体は確認されていないと推測される。
👇はオガネソンの複合形態で、296Og、297Ogを構成することもできる。ただし、中性子の最大収納量が減少傾向にあるので、296Og、297Og等の同位体を生成するのは難しいと思われる。
293Og 118 175 293.21467(129)#
(247Cm 96 151)+(46Ca 20 26) -2支柱+2e
(247Bk 97 150)+(46Ca 20 26) -1支柱+1e
(243Cm 96 147)+(54Cr 24 30) -2p-2N
243Cm 29.1(1) a
(244Cm 96 148)+(53Cr 24 29) -2p-2N
244Cm 18.10(2) a
(245Cm 96 149)+(52Cr 24 28) -2p-2N
(246Cm 96 150 )+(51Cr 24 27) -2p-2N
51Cr 27.7025(24) d
(247Cm 96 151 )+(50Cr 24 26) -2p-2N
294Og 118 176
(248Cm 96 152 248.072349(5) 3.48(6)E+5 a)+(46Ca 20 26) -2支柱+2e
(247Bk 97 150)+(47Ca 20 27) -1支柱+1e
(244Cm 96 148)+(54Cr 24 30) -2p-2N
244Cm 18.10(2) a
(245Cm 96 149)+(53Cr 24 29) -2p-2N
(246Cm 96 150 )+(52Cr 24 28) -2p-2N
(247Cm 96 151 )+(51Cr 24 27) -2p-2N
51Cr 27.7025(24) d
(248Cm 96 152 )+(50Cr 24 26) -2p-2N
(250Cm 96 154 )+(48Cr 24 24) -2p-2N
48Cr 21.56(3) h
295Og 118 177
(248Cm 96 152 248.072349(5) 3.48(6)E+5 a)+(46Ca 20 26) -2支柱+2e
(247Bk 97 150)+(47Ca 20 27) -1支柱+1e
(245Cm 96 149)+(54Cr 24 30) -2p-2N
(246Cm 96 150 )+(53Cr 24 29) -2p-2N
(247Cm 96 151 )+(52Cr 24 28) -2p-2N
(248Cm 96 152)++(51Cr 24 27) -2p-2N
51Cr 27.7025(24) d
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』抜粋
他の同位体の合成経路や半減期の理論的計算によると、恐らく質量数293、295、296、297、298、300、302等のいくつかの同位体は、合成された質量数294の同位体よりも若干安定であることが示される[33][61]。これらの中で、質量数297の同位体は長寿命の核種を得られる期待が最も大きく[33][61]、この元素の将来の研究の焦点となっている。
さらに多くの中性子を持つ質量数313近辺のいくつかの同位体も長寿命を持つ可能性がある[62]。これらのより重い同位体によりオガネソンの化学的性質の解明が期待されることから、ドゥブナ合同原子核研究所は2017年下半期にカリホルニウムの質量数が249、250、251の同位体の混合物をターゲットとして、質量数が295と296のオガネソンを作る実験 を行うこととしている。
この実験は、オガネソン297の同位体を得るために2020年にも再度行われる。この反応で、オガネソン293と分裂生成物のリバモリウム289の生成も可能である。キュリウム248とチタン50の衝突による質量数295と296のオガネソンの生成は、2017年から2018年にドゥブナ合同原子核研究所と理化学研究所で予定されている[38][63][64]。
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ドゥブナ合同原子核研究所は2017年下半期に実験を行っているのか?2017年から2018年にドゥブナ合同原子核研究所と理化学研究所で予定されている実験は如何なっているのか?
他にも実験は行われていると思われるが、オガネソン297の同位体は確認されていないと推測される。
👇はオガネソンの複合形態で、296Og、297Ogを構成することもできる。ただし、中性子の最大収納量が減少傾向にあるので、296Og、297Og等の同位体を生成するのは難しいと思われる。
293Og 118 175 293.21467(129)#
(247Cm 96 151)+(46Ca 20 26) -2支柱+2e
(247Bk 97 150)+(46Ca 20 26) -1支柱+1e
(243Cm 96 147)+(54Cr 24 30) -2p-2N
243Cm 29.1(1) a
(244Cm 96 148)+(53Cr 24 29) -2p-2N
244Cm 18.10(2) a
(245Cm 96 149)+(52Cr 24 28) -2p-2N
(246Cm 96 150 )+(51Cr 24 27) -2p-2N
51Cr 27.7025(24) d
(247Cm 96 151 )+(50Cr 24 26) -2p-2N
294Og 118 176
(248Cm 96 152 248.072349(5) 3.48(6)E+5 a)+(46Ca 20 26) -2支柱+2e
(247Bk 97 150)+(47Ca 20 27) -1支柱+1e
(244Cm 96 148)+(54Cr 24 30) -2p-2N
244Cm 18.10(2) a
(245Cm 96 149)+(53Cr 24 29) -2p-2N
(246Cm 96 150 )+(52Cr 24 28) -2p-2N
(247Cm 96 151 )+(51Cr 24 27) -2p-2N
51Cr 27.7025(24) d
(248Cm 96 152 )+(50Cr 24 26) -2p-2N
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48Cr 21.56(3) h
295Og 118 177
(248Cm 96 152 248.072349(5) 3.48(6)E+5 a)+(46Ca 20 26) -2支柱+2e
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51Cr 27.7025(24) d
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