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ハイパー リバーサル宇宙 暗黒物質⑵

2023-11-05 12:28:53 | 理論物理学 素粒子


 ハイパー リバーサル宇宙は、重力と電磁気力を本質数を介して統合している。重力に関係する本質数は外部空間を形成しており、電磁気力、弱い力、強い力は、内部空間の本質数で表す事ができる。

 統合は実体を伴っており、新たな超対称性によって説明される。

 超対称性理論には、超対称パートナー粒子が存在しており、冷たい暗黒物質(ダークマター)の最有力候補と言われている。しかし、超対称性理論で予想されるパートナー粒子の事は何も分かっていない。

 超対称性が大統一的な対称性だとすれば、超大統一的な超対称性も定義できる。即ち、重力を含めた超大統一的な超対称性があると考えればよい。

 ハイパー リバーサル宇宙には、コンパクト宇宙が存在している。これは、超弦理論からの要請であり、超弦理論が10次元で説明される事から来ている。

 コンパクト宇宙は裸のミューオンとして宇宙開闢時には銀河の核となるブラックホールを形成していたと考えられる。

 裸のミューオンは大統一的な質量を持つコンパクト宇宙を形成しており、宇宙開闢時には暗黒物質として既に存在していたと考える。

 oldヒッグス粒子は裸の電子に置き換えることができて、宇宙の地平面で膜ブレーンとして存在していると考えれば、裸のミューオンも同様にコンパクト宇宙のブレーンとなっている筈で、oldヒッグス粒子の一部として混合状態があると考えられる。

 重力を含めた超対称性には、10次元的な対称性が必用であり、必ずコンパクト宇宙が形成される必要がある。

 コンパクト宇宙が裸のミューオンであるとすれば、ミューオンと電子の概念を見直す必要がある。

 ハイパー リバーサル宇宙に於ける電子は、常識的な電子ではない。電子は、電子と反電子ニュートリノがペアになって存在する複合的な粒子の位置付けになる。即ち、電子の存在には、必ず反電子ニュートリノの存在が必用であり、電子単体では存在できないことを意味している。

 同様にして、ミューオンの場合にも同じように考える事ができる。ミューオンも、ミューオンと反ミューニュートリノがペアになって存在している事になる。

 ただし、電子とミューオンには大きな違いがある。ミューオンは必ず崩壊する運命にあり、ミューオンは姿を変えてミューニュートリノになる。ミューオンは消えてしまったように見えるが、実は、ミューオンは電子に置き換わったのだ。(ミューオの崩壊では、反電子ニュートリノも生成される)

 oldヒッグス粒子は三世代時空の混合状態で構成されている必要があり、10次元的に超対称性をもっている。重力を含んだ超対称性からはコンパクト宇宙が必用であり、コンパクト宇宙は裸のミューオンとしてコンパクトブラックホールを形成していると考えれば、このコンパクトブラックホールが暗黒物質になり得る。

 ニュートラリーノは、重力的な超対称性によって、コンパクトブラックホールになり得ると考えられる。

ニュートラリーノ (neutralino) は、超対称性理論によって存在が予想されているマヨラナ粒子。予測される質量は陽子の質量の30~5000倍。

超対称性理論は全てのフェルミ粒子にはボース粒子の超対称パートナーが、また全てのボース粒子にはフェルミ粒子の超対称パートナーが存在するはずだとしている。電荷を持たないボース粒子に対する超対称パートナーであるズィーノ(Z粒子のパートナー)、フォティーノ(光子のパートナー)、中性ヒグシーノ(中性ヒッグス粒子のパートナー)は同じ量子数を持つので混合状態を作り、これがニュートラリーノと呼ばれるフェルミ粒子である。一方、電荷をもつボース粒子のパートナーはチャージーノと呼ばれるフェルミ粒子を作る。 ニュートラリーノは、弱い相互作用と重力相互作用にのみ関わるので,存在したとしても観測は困難である。また、最も軽いニュートラリーノは安定な粒子であると考えられる。 なお、もしも超対称性理論が実際に成立しているとすれば、標準模型における各素粒子に対応する超対称パートナー粒子が存在して追加されるので素粒子の種類は倍となるはずであるが、現在までのところ実験では超対称粒子はひとつも発見されていない。 検討中のWIMPでは、最も軽い電気的に中性な超対称性粒子であるニュートラリーノが冷たい暗黒物質(ダークマター)の最有力候補と言われている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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