アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

太陽の謎 ⑷

2023-11-30 12:29:22 | 理論物理学 素粒子

 
 太陽の黒点には強い磁場があるが、最大の磁場でも4000Gネオジム磁石程なので、天文学的に大きな訳ではない。

 しかし、その規模は地球を飲み込むほどに大きく、例え4000ガウスの磁場であっても、大量のネオジム磁石を敷き詰めた磁場が黒点から伸びていると考えれば、想像を絶する程のエネルギーが太陽の黒点に集中していることが分かる。

 この膨大なエネルギーの発生源は、太陽内部の流体速度が、そのエネルギー源であると考えられているが、その規模は太陽全体の流体エネルギーでも説明が難しい程に大きい。

 👆の図は、太陽の黒体と太陽内部の流体の関係を表しており、黒点の磁場は4の流体によって太陽の表面に表れている。

 しかし、4の対流はプラズマ対流ではないので強い磁場を作る事はできない。

 そこで、4の対流は、3の対流が浮き上がって来た状態であると考えよう。

 しかし、まだまだ、プラズマ対流にはなっていない。

 2の対流がプラズマ対流であるとすれば、今度はある程度の磁場は発生できるが規模が、小さすぎる。

 すると、最後に残ったのが1であるが、これは、太陽の中心部に膨大な磁場を作り出す化け物が存在している事を意味している。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 太陽磁場(たいようじば)とは、太陽内部で生成され、太陽光球面、彩層、コロナ、さらには太陽系内空間へと伸びている磁場を指す。磁場は、太陽フレアなどの突発的な活動現象、黒点の11年周期変動、コロナ加熱問題などの、太陽のエネルギー輸送変動の鍵となる物理量である。

 太陽は磁場とプラズマにより構成されているため、太陽における磁場の時間変化は磁気流体力学によって記述される。また、太陽磁場の増幅・変動に関わる物理機構を太陽ダイナモと呼ぶ。太陽磁場は、太陽内部の流体速度をそのエネルギー源としていると考えられているが、完全には理解されていない。ガス対流の乱雑さがある程度まで大きくなると、太陽全体に表れる磁場変動が出現するという[1]。


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