春の陽気に誘われて用事のついでにお散歩です。
以前住んでいた場所に行ってみました。
マンションはすっかりなくなり住宅地として区画されていました。
10年ちょっと住んでいましたが色々なことが思い出されて、懐かしいい思いでいっぱいになりました。
引っ越したばかりのころ初めての土地で、友達も仕事もなくなり寂しかったこと。
友達や親戚がいっぱい遊びにきてくれたこと。頑張ったこと。うれしかったこと。喧嘩したこと。仲直りしたこと。
その時は色々あったけど、振り返ればみんな楽しい思い出です。
いつのまにか、よく会っていた人と全くあわなくなったり行っていた場所に全くいかなくなったりしますよね。
時は二度と戻らない。今を大切に悔いなく生きたいなと改めて思いました。
そのマンションは隣が竹林で竹のサラサラいう音に癒されたり、少し歩くと大きな池がありたくさんの鳥のさえずりが聞こえていました。
いまはすっかり竹林もなくなり池も埋め立てられ閑静な住宅地になっていました。
大量の池の水はいったいどこへ行ってしまうのでしょう?ちょっと心配。
こんなに景色が変わってもお寺や神社は昔のままでほっとします。
マンションの隣のお寺は百人一首に載っている伊勢姫ゆかりのお寺で平安の時代からの地。
難波潟 短き蘆(あし)の ふしの間も 逢はでこのよを 過ぐしてよとや
恋多き伊勢姫が年下の人を思って作った歌だそうです。
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