この子の名前である。妹が命名した。意味はない。2010年10月頃の生まれのメス。201011月に来る。今秋2歳。
余計なことばかりしてくれるが憎めない、とても無邪気な子。
集中するとなぜか首を傾ける
経緯:
近くの県道を歩いていたら、道の向こうの方で微かに子猫の鳴き声が。遠かったし飼っている猫かもしれないと思い、
もしも明日鳴いていたら行ってみようと決めてその日は見に行かず。
次の日行ってみたらやっぱり鳴いている。私をみつけてとんできた。1ヵ月にも満たない幼猫。何かにこすったのか鼻の下が出血していた。
ピーは民家の庭にいて、たまたま女性がいたので聞いてみる。
ナオ:「お宅の猫ですか?」
女性:「違う。隣りの空き家で生まれた子。ここ2日位母親が来ない。母親は近所の人の飼い猫ではないか。
餌をあげるだけで避妊去勢もしない迷惑な人。私、猫嫌いだから。」
ナオ:「そのお宅に案内してもらえますか?」
女性:「この道を行って曲がって…」(と迷惑がって案内してくれず。すごく近かったのに。それより私が不審がられてしまった。)
名前を聞いたので行ってみる。チャイムをならすが、電気がついていても出てこない。数回訪ねたが無駄たっだ。
はいはい。引き取りますよ。
で、引き取った。
ピーはご飯ももらえなかっただろう。夜も寒かったろうに外にいたんだ。なんでごはんくらいあげてくれなかったんだろう。
その日のうちに行けばよかった。
拾った日&ピーナッツそのもの
私の父が亡くなったばかりだったので、母と暮らせればと思っていたが、子猫は弱い。すぐに調子を崩してしまった。
吐くわ下痢するわでグッタリ。
こうなると一大事。夜中に病院へ。次の日もよくならず血糖値が下がったのか目もうつろで動かなくなったので、病院へ車を走らせる。
向かう最中、膝の上に小さなピーを置き「ちょっと!ちょっと!しっかりしてよ!」とペンペンたたきながら車を暴走し(もうしません)病院へ。
緊張で口の中が渇いて行く。この子とはもうお別れかもしれないと思いながら運転した。一日入院して点滴をすることになった。
病院にある一番小さい子猫用のエリザベスカラーはピーにはブカブカで、看護師さんがピー用にハサミで切っていた。
そのくらいちっちゃかった。
おかげさまで、次の日には元気になり食べられるようになった。それからは吐かないし下痢もしない。
点滴ってあまりいいイメージがないのだが、食事を受けつけない子猫の点滴はよく効いてくれた(うちでは2例あり)。
そんなこんなの2日間、診療費5万円。キツイなー。まー生きていてくれたからいいんだけどね(涙)。
それからはいいのか悪いのか、どんどん体重も増加した。300gの子が今では5kg以上。マルと一位を争うほどになってしまった。
現在、夫はブーと呼んでいる。
可愛くて妹がはなそうとしない&おきまりの障子破り
母に代って妹が引き取る予定ではいるが、仕事が忙しいのでいつになるかな。今日は妹の誕生日。偶然だね。おめでとう。