SAKURA Artsalon Tokyo

株式会社サクラクレパス主催の絵画教室です。

ふと思うことがある。

2012年08月30日 | 現地からライブレポ!

経験者ほど教室通いの意義がある。

学校と言う専門機関を卒業した後、技術、知識を得る為には、

個々に各々が相応の行為を持って行うものだが、

やはりそれだけでは難しく感じる瞬間が有る。

特に、壁といわれるセクションの切り替えは、

どのあたりに壁や溝が配置されているのかまったく不明で、

且つ、ぶつかったり嵌った時の衝撃たるや、計り知れない。

衝撃だけならまだしも、すぐさま深い沼に足を取られて、先に進めないと感じる事もままあり、

大抵は一度手を離し時間を置く、や、違うものに摩り替えるなど、直接関係のない打開策打つ程度。

そんなときに、少し何かのヒントがあれば…など思うことがある。

多少、そういったことに慣れていれば、その蜘蛛の糸がどの辺にぶら下がってるか

憶測する事も出来るだろう。

しかし、そうだとしても何か小石程度のヒントが有ればと思うことは多々ある。

一つ、大きな打開策、いや提案として『教室』に通えばいい。

教室とは初心者の為といった世間での一般的な見方もあるが

実は経験者ほどその恩恵に授かれる可能性がある。

初心者が感じる初めの一歩の緊張感や不安と、経験者の対面する、うっかり嵌ってしまった泥濘の焦燥感や不安では後者のほうが深刻だ。

どうやってもなかなか進まない、もう諦めるか、などと投げやりになっている方は是非一度

アートサロンへ。

講師も環境もどのカルチャーセンターよりもとても心地良い。

絵画を描く環境としてはこれ以上の環境はない、充分すぎる。

名前だけでなく本当の意味での活躍する一流の講師陣。

画材のほとんどが直ぐに手に入る環境。

出品、出展などの補助やアクセス良好さ。

一度見学に来ていただければ、それ以上言う事はない。

と、いつも働きながら思っている。   (一葉)


AMSTERDAM アクリリックカラーエキスパートを使ってみた。

2012年08月30日 | スタッフのつぶやき

アクリル絵具と言えば、代替品のイメージで、簡易的な素材という偏見があった。

しかし、アムステルダムアクリリックカラーエキスパート、

まず始めに思うことは、色が濃いという印象。

そして粘り気のある絵具だと思った。

今まで使っていた、アクリル絵具は少し水っぽいような印象が有ったがこの絵具にはそれが無い。

思った以上にパンチが効いている。特に赤や黄、青などの原色系がとても発色が強い。

塗り伸ばした感覚はとても伸びやか、そして色の減退が少ないように思う。

少し厚めに塗ってみると、肉痩せが少なく、モデリングペーストで軽く盛り上げたか?と思うくらいの自然な盛り上がりが出来た。

これは凄いな。

なにも、メディウムを混ぜずに盛り上げ表現が出来るなんて、今までの印象とだいぶ違うなと。

主要絵具としてアクリルを使わない私ではあるが、これなら、少し色々な画材と併用して使ってみようと思うくらいだった。

少し値段は張るのだが、その値段に見合った、いや、それ以上に満足のいく、クオリティーの高い絵具なのではないだろうか。

もう少し、いろんな使い方をして味わってみようと思う。

(一葉)