「絵を描くのも楽しいけど、話を聞く事が大切!」
と、参加者との会話が印象的でした。
前回に引き続き、山本先生のポイントトークをメモして、復習や自身の制作に役立ているそうです。
そこまでして頂けるなんて、開催する私達も嬉しくて本当に有難く存じます。
今日は、
◆日曜特訓 山本流!空間と表現Ⅱ 講師:山本治先生◆ 開催日です。
皆様の作品全てにレクチャーの様子。
今日も完成まで、頑張りました。
今回は、静物モチーフ「果物」です。
花から引き続きテーマを踏襲しつつも、更に「重量感」「塊感」を表現の要素に加えてレベルアップしたパートⅡ講座です。
使用画材は、使いやすく色の良いお馴染みアクリリックガッシュ。全80色を使える人気の教材です。
描きだし前のレクチャーが始まりました。
「描き方の答えや正解はあるようで、ないもの。モチーフの状況が正解と言う人もいるけど、その再現じゃ素敵な絵は描けません。
何でも見た瞬間に『◯◯が綺麗!』って、なった『◯◯』を綺麗に見せる絵を描きましょう!
だから絵の中は、嘘があっても違っていても『◯◯』を綺麗に見せれたら良いんです」
と、山本流の真髄から入り制作意欲が上がります。
うーん・・・この話、痺れますね!!
果物2セットを組んで、制作スタートです。
まずは、画用紙に皆様の使い慣れたご持参の画材を使い山本流!捉え方の練習です。
「大まかに描くのではなく、大きく感じて!」
早速、何を綺麗に見せるか?それの決め方や、決めたらどうするかの指導です。鉛筆で描きながら、色のバランスにも気を配り大きさを変えたり配置を変えたり、構成の必要性もレクチャーしてます。
本格的!です。
最初は、戸惑いながらも皆様流石!徐々に慣れて、山本流も染み込み始めると、グイグイと絵が出来ていきます。
10:00~12:30の午前の部は凄まじい勢いで過ぎてしまいましたが、これがあると、午後の本番がより充実するんです。
そして、
アムステルダム アクリリックガッシュ(ターレンス社)を使い、アクリル画の制作スタートです。
なんせ、80色ありますから選ぶのも大変。好きな色ばかり選ぶと、いつもと同じ色の作品になるので、ここではあえて普段使わない色を3色混ぜて取りましょう。と、アドバイスも。
そう考えて選ぶだけでも楽しくなる瞬間ですよね。
支持体も、画用紙からF8号のキャンバスに変えて描きます。
午前中に磨いた、山本流!の感性で順調な描きだしです!
途中、色を追加して
色の、深みを加えていきます。ガッシュ絵具は基本的に不透明ですが、水の量をコントロールして透明色として使ったり、そんな工夫も楽しい要素ですね。
山本流の「美」と自分自身の「美」が、戦ったり、融合したりして絵が出来ていきます。
先生も、それに合わせてしっかり指導して
完成度を上げていきます。
いつものことですが、午後はホントにアッという間に時間がきてしまいます。
皆様の絵を全部回り、1点ずつ丁寧にレクチャーし、終了です。
「次回を楽しみにしてますからね!」
と、お帰りに行って頂けるのも嬉しいです!!
次も楽しく!役に立って!もっと絵が描きたくなる山本流!!やりますよ!!!
(大統領)