投資家の目線

投資家の目線123(携帯電話の販売制度)

 いわゆる「1円携帯」が見直されるようだ。この方式だと頻繁に買い替えたほうがトータルで安上がりとなるため、端末の買い替えが起こりやすい。新料金プランの影響で携帯端末の買い替えサイクルが長くなれば売れ行きが鈍り、資源の無駄使いは防止できると思われる。しかし、国内市場に頼る国内携帯端末メーカーは苦しくなるだろうと予想されている。
 国内携帯端末メーカーは、日立は前期最終赤字だったし、現在HDD部門の苦戦が伝えられている。NECは会計問題でADRがNASDAQで上場廃止となるし、経営再建途上の三洋電機は携帯事業を京セラに売却すること報じられた。一部報道で言われているように、他の企業も携帯事業を再編し、過当競争から脱却する必要性が感じられる。
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・TBSの番組「アッコにおまかせ」内で放映された「初音ミク」特集が騒ぎになっていた。
TBS「アッコにおまかせ」の初音ミク特集に批判相次ぐ-ITmedia

http://news.livedoor.com/article/detail/3344459/


「アッコにおまかせ」の初音ミク特集があまりにもひどくて大騒ぎに GiGAZINE

http://news.livedoor.com/article/detail/3344510/


同番組は報道番組ではないが、記事中のように当初の予定とは異なる映像の使われ方がされたとすればいかがなものか。TBSは楽天から株主提案でコンプライアンスの問題を指摘され、不二家報道で放送倫理検証委員会から批判を受けたばかりなのに。まあTBSの不祥事といえば、個人的にはバブル崩壊後の1991年に表面化した大手証券会社から損失補てんを受けた事件が思い出されるが。
・証券取引等監視委員会がみずほ証券に処分を発動するよう金融庁に勧告した。同社が親会社のみずほコーポレート銀行の顧客情報を不正利用し、業務隔壁規則が守られていなかったとのことである(NIKKEI NET 2007年10月20日)。村上ファンド判決ではファンドマネジャーとモノを言う株主の活動を一人で行うことが組織上の構造的欠陥(本当にそうなのか?)とされていた。業務隔壁規則は銀行・証券両方の業務を行うときの構造的欠陥を防ぐために設けられたものではないのかな?
・10月5日、南行徳店の「寿司盛り合わせ」に使用した原材料に消費期限を超えたものを使用したダイエーに、またこんな記事が出た。
『ダイエーオリジナルパンでカビ、腹痛被害 全店撤去も「社告出すつもりない」』My News Japan

http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=765
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