
[この記事は Doblog に 2005-09-11 17:20:15 付で載せていたものです]
3ヶ月ほど前に芋焼酎を浴びた Fujitsu 製キーボード.
モデル名は FKB4725-601 というようです.
この子は2年ほど前からのお気に入りで,
会社でも自宅でも同じものを使っています.
キーのタッチが私好みです.
ストーロークが深く,クリック感がしっかりしていて,
打鍵した感触が好きなのです.
(カチャカチャという音が少しうるさいという人がいるかも)
唯一にして最大の欠点は,[Enter] キーが逆「L」の字形ではなく,
面積が比較的狭いために,慣れないうちは上のキーを打ってしまうこと.
上の写真で赤く囲っているところが [Enter]キーです.
さぁ,いよいよ Fujitsu 製キーボードの腑分けにかかります.
このキーボードはどこを見てもビスが見えません.
(下の写真は底部を写したもの)

# ちなみに Focus Electronic 製の EZ-Pro では
底部(の周囲)に8個のビスが見えます.
Fujitsu 製 FKB4725-601 は底部の(下側)5ヶ所(赤丸部分)を
マイナスドライバでこじれば,上部と下部が分離するようになっています.
下は腑分けした写真.

問題はキーボード本体というか,
キートップがたくさんついている真ん中の部品群です.
Fujitsu 製 FKB4725-601 は手がかかっていることを思わせるキーボードです.
キートップのひとつ一つに金属スプリングが付いています.
# よくあるのは,ラバー・シートにキーの数だけ突起部分があり
その突起部分がスプリング機能を果たしています.
キーが押下されれば突起部分が押し下げられ,
ラバー突起部分の復元力でキーを押し上げる仕組みです.
一つひとつのキー(の下)に金属スプリングを仕込むなんて,
たぶん女工さんたちの努力の賜物だと思います.
更に手の込んでいることに,
キーを押し上げる力はスプリングだけで十分と思うのですが,
ラバーシートもはさみこまれています.
これは,押下されたキーが着地するときの音を和らげるため,
いわゆる底つきの音をソフトにするためだと思います.
道路のような線が縦横に走っているのは,EZ-Pro と同じ,
薄膜接点方式のシートとそれを支えるスチール板.
スチール板も厚み(=重量)があり,やわな感じが全くありません.

# 残念ながら,キートップの刻印(Aとか Ctrl とかいう文字)は,
流し込みではなく印刷のようです.
長期間使っていると,刻印が薄くなり,
やがては見えなくなるかも知れません.
おおっと,話題がそれちゃいました.
オイモさんを飲まされたキーボードがテーマでした.
飲酒後,3ヶ月ほど放置されたキーボードには錆が出ていました.
赤丸は [Casp Lock]キーの部分です.
# EZ-Pro もそうですが,この Fujitsu 製 FKB4725-601 も
[Caps Lock][Num Lock][Scroll Rock]の状態を示すランブ(LED)は
キーボードの右上あたりに並んでいるのではありません.
それぞれのキートップ自体に LED が埋め込まれていて,
オン/オフの状態を光で示してくれるのです.
薄膜接点のシート面(の導線)には黒ずみが発生していました.
EZ-Pro よりも広範囲で,しかも黒々と・・・・
3層の薄膜接点シートを掃除しました.
見た目は多少の改善が見られました.
3ヶ月ほど前に芋焼酎を浴びた Fujitsu 製キーボード.
モデル名は FKB4725-601 というようです.
この子は2年ほど前からのお気に入りで,
会社でも自宅でも同じものを使っています.
キーのタッチが私好みです.
ストーロークが深く,クリック感がしっかりしていて,
打鍵した感触が好きなのです.
(カチャカチャという音が少しうるさいという人がいるかも)
唯一にして最大の欠点は,[Enter] キーが逆「L」の字形ではなく,
面積が比較的狭いために,慣れないうちは上のキーを打ってしまうこと.
上の写真で赤く囲っているところが [Enter]キーです.
さぁ,いよいよ Fujitsu 製キーボードの腑分けにかかります.
このキーボードはどこを見てもビスが見えません.
(下の写真は底部を写したもの)

# ちなみに Focus Electronic 製の EZ-Pro では
底部(の周囲)に8個のビスが見えます.
Fujitsu 製 FKB4725-601 は底部の(下側)5ヶ所(赤丸部分)を
マイナスドライバでこじれば,上部と下部が分離するようになっています.
下は腑分けした写真.

問題はキーボード本体というか,
キートップがたくさんついている真ん中の部品群です.
Fujitsu 製 FKB4725-601 は手がかかっていることを思わせるキーボードです.
キートップのひとつ一つに金属スプリングが付いています.
# よくあるのは,ラバー・シートにキーの数だけ突起部分があり
その突起部分がスプリング機能を果たしています.
キーが押下されれば突起部分が押し下げられ,
ラバー突起部分の復元力でキーを押し上げる仕組みです.
一つひとつのキー(の下)に金属スプリングを仕込むなんて,
たぶん女工さんたちの努力の賜物だと思います.
更に手の込んでいることに,
キーを押し上げる力はスプリングだけで十分と思うのですが,
ラバーシートもはさみこまれています.
これは,押下されたキーが着地するときの音を和らげるため,
いわゆる底つきの音をソフトにするためだと思います.
道路のような線が縦横に走っているのは,EZ-Pro と同じ,
薄膜接点方式のシートとそれを支えるスチール板.
スチール板も厚み(=重量)があり,やわな感じが全くありません.

# 残念ながら,キートップの刻印(Aとか Ctrl とかいう文字)は,
流し込みではなく印刷のようです.
長期間使っていると,刻印が薄くなり,
やがては見えなくなるかも知れません.
おおっと,話題がそれちゃいました.
オイモさんを飲まされたキーボードがテーマでした.
飲酒後,3ヶ月ほど放置されたキーボードには錆が出ていました.
赤丸は [Casp Lock]キーの部分です.
# EZ-Pro もそうですが,この Fujitsu 製 FKB4725-601 も
[Caps Lock][Num Lock][Scroll Rock]の状態を示すランブ(LED)は
キーボードの右上あたりに並んでいるのではありません.
それぞれのキートップ自体に LED が埋め込まれていて,
オン/オフの状態を光で示してくれるのです.
薄膜接点のシート面(の導線)には黒ずみが発生していました.
EZ-Pro よりも広範囲で,しかも黒々と・・・・
3層の薄膜接点シートを掃除しました.
見た目は多少の改善が見られました.