NAS 容量拡張：RAID 5 再構築 -まとめ-

足かけ 5日間かかった NAS の容量拡張（1TB x 4 => 2TB x 4）のまとめをしておきます。
備忘録として操作画面を残しておきたいと思います。

【環境：作業対象】
　（QNAP）TS-410、Firmware：4.0.2
　　　RAID 5 ：現行 1TB x 4 を新規 2TB x4 にする
　　　現行 HDD：（HGS）HDS721010CLA332
　　　新規 HDD：（WesternDigital）WD20ERFX

【作業概要】
　０．NAS にログイン
　１．ドライブの交換とリビルド（台数分だけ繰り返す）
　２．（リビルド後に）RAID 全体の容量拡張

【作業手順】
　０．NAS にログイン
　　　ブラウザーで NAS の IP アドレスを指定してログインする。
　　　（画面は省略）

　１．ドライブの交換と再構築（リビルド）・・・台数分だけ繰り返す
　　　1.1 メニューを選択する
　　　　　［システム設定］--［ストレージマネージャー］--［RAID管理］
　　　　　

　　　1.2 ［容量の拡張］を選択する
　　　　　

　　　1.3 サービス低下メッセージで［OK］
　　　　　

　　　1.4 再構築（リビルド）するドライブを指定
　　　　　

　　　1.5 現行ドライブを取り外す
　　　　　

　　　1.6 新ドライブを挿入する
　　　　　

　　　1.7 再構築中の表示
　　　　　
　　　
　　　・・・ドライブの数だけリビルド（再構築）を繰り返す・・・　　　
　　　
　２．（リビルド後に）RAID 全体の容量拡張
　　　2.1 ［容量の拡張］を実行する
　　　　　

　　　2.2 「拡張を実行しますか」で［OK］
　　　　　

　　　2.3 拡張中の表示
　　　　　

　　　2.4 拡張完了
　　　　　

【メモ】
　　Ａ．ドライブの「取り外し後」と「挿入後」にビープ音が鳴るはずだが、
　　　　１台目と２台目の作業ではビープ音が鳴らなかったので
　　　　ドライブを挿入してから NAS をソフトウェア・リセット（再起動）した。
　　　　３台目・４台目ではビープ音（長く２回）が鳴った。

　　Ｂ．NAS の可用性（作業中に使えるか）
　　　　各ドライブの再構築（リビルド）中は問題なく、NAS が使える（ファイル I/O できる）。
　　　　全体に対する「容量の拡張」時には、進捗が 75% の時だけは NAS が使えなかった。
　　　　（それ以外の % の場合は NAS が使える）

　　Ｃ．所要時間
　　　

【過去記事】
　　NAS 容量拡張：RAID 5 再構築 -1-

　　NAS 容量拡張：RAID 5 再構築 -2-

	(QNAP) TS-412 Turbo NAS
	CPU : Marvell 6281 1.2GHz
	RAM : 256MB DDR2

	(QNAP) TS-421 TurboNAS
	CPU : Marvell 2.0GHz
	RAM : 1GB DDR3

	(QNAP) TurboNAS TS-469 Pro
	Intel? Atom?2.13GHz デュアルコアプロセッサー
	1GB RAM (拡張可能 RAM、最大 3GB)

	WD20EFRX WD Red 3.5inch IntelliPower 2.0TB 64MB cache SATA3.0
	WesternDigital

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