OffCAT をご存じですか？ Office の不具合などをチェックしてくれるツールです。

OffCAT というツールがあります。

MS Office の開発チームが作成・公開している無料ツールです。

　　＃　OffCAT は "Office Configuration Analyzer Tool" の略。

名前のとおり、Offce 製品（Word や Excel など）の構成をスキャン・分析するツール。

例えば Excel で不具合が生じているときなどに使います。

　　

今日、スキャンしてくれとのメッセージが出たので実行してみました。

幸いにして不具合は見つからなかったのですが、
最新バージョンではないことを教えてくれました。

　　

なので、Excel を起動して手動でアップデートしました。

　　

　　上図のように 16.0.7167.2060 から 1609（ビルド 7369.2024）になりました。

　　　　＃　この記事はずっと前に下書きしておいたものです。
　　　　　　なのでバージョン、ビルド番号がかなり古いです。

　　　　　　現在（2017年10月9日）では
　　　　　　1708（ビルド　8431.2094）になっています。
　　　　　　

ちょっと話は逸れますが・・・

「更新プログラムは自動的にダウンロードされイントールされます」と書かれていますが、
実際には自動的には更新されませんでした。
手動で更新する必要があります。

　　

これはいったい如何なることか、看板に偽りありではないのか！
・・・と、最初の頃は思っていました。

が、原因は Office のインストール方法にありました。

ややこしいのですが、Office のインストール方法には２種類あるのです。

　　１．MSI インストール
　　２．C2R (クイック実行) インストール

オヤヂの場合は、２の「C2R (クイック実行) インストール」だったのです。

　　

　　なんだかムズカシイことが書いてありますが、要するに
　　全体がインストールできていなくても、インストールできた部分から実行できる・・・
　　例えばストリーミング配信されている動画を見る場合、
　　動画全部がダウンロードできていなくても、ダウンロードできている部分から再生できるのと同じ・・・
　　ってことらしいです。

閑話休題・・・

OffCAT のドキュメントにはあれこれ書かれています。

全部は読む元気がないので、イントロ部分だけ目を通してみました。

　　

OffCAT で出来ること・機能が書かれています。

先頭の４つだけ見ると・・・
　　・　スキャンして Office 製品（Word、Excel など）の既知の問題を解消する
　　・　Office が最新かどうか判定する
　　　　・・・今日はこの機能により、最新版でないことが分かったのでアップデートできた・・・
　　・　カレンダーフォルダーの既知の問題をスキャンする
　　　　・・・カレンダーフォルダーってどこ？
　　　　・・・そもそもカレンダーって、Office の一部ではなく、Windows に同梱されているのでは？
　　・　Office インストールについての詳細情報を生成する

あらら、イントロで新たな疑問が出てしまいました。
調べたりすれば時間を食うばかり・・・
なので、深入りはしません（できません）。

で、本記事の結論・・・

Word や Excel などの Office 製品を使っていて、
自分のミスではなく、Office 自体に何か問題がありそうだと思った場合
（特に、起動しない、クラッシュするなどの場合）
通常は Office の修復をしたり、再インストールしたりします。

それでも解決できない場合には、OffCAT が役に立つかも知れません。

　　＃　オヤヂは３か月ほど前、Excel の不可解な現象に悩まされました。
　　　　その時 OffCAT の存在を知りました。
　　　　ま、その時は OffCAT のお世話にならず、Office 修復で解消しましたが・・・
　　　　

OffCAT のダウンロードはOffice 構成アナライザー ツール (OffCAT) に関する情報から・・・・

　　OffCAT の概要、必要要件、インストール方法なども書かれています。

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