[本記事は Doblog に載せていたものです. 2008-09-27 12:30:00 ]
不調の連続,オヤヂのPC.
今もログオン時の画面には,同じユーザアカウントが 2つ並んで表示されます.
・・・このお話は別途・・・
さて,新シリーズにできることを夢みて,
「オヤヂのパーツ情報」その1は,eSATAカードです.
(GreenHouse)GH-PEX-ESA2
まずは型式から,カードの素性を推測してみましょう.
GH・・・・・GreenHouse(メーカ名)製で
PEX・・・・インターフェイスは PCI Expressの
ESA2・・・External SATA(eSATA)ディスク用のカード,
ってところでしょう.
末尾の 2は,接続できる台数が 2基までなので 2なのかな?
機能面からみると,
1.eSATA アダプタとして,外付の SerialATA ディスクに使えます.
余っている SATA HDD があれば,裸の状態でも接続可能.
ただし,別途 eSATA 用ケーブルが必要です.
2.また,内蔵 Serial ATA ディスクも接続できます.
オヤヂの目的はこれです.
マザーボードには SATA コネクタが 4つしかなく,
不足してきたのです.
3.RAID 機能もあります.
RAID-0,RAID-2,JBOD(複数のディスクを1つとして扱う)のいずれかが使えます.
いわゆるソフトウェア RAID であり,
RAID チップを載せている訳ではないため,
性能的には高いとはいえず,
CPU の力に頼らざるを得ない(パフォーマンスは CPU 次第)です.
気になるお値段・・・ものすご~く廉価です.
2,552円(税抜き)だったので,2枚買っちゃいました.
--------------------------------
なお,同時に接続できる HDD は最大 2基まで.
外付け eSATA を 2つ,内蔵 SATAを 2つ,
あるいは外付け 1つ+内蔵 1つ.
このいずれかとなります.
(もちろん,HDD ひとつだけ,もありです・・・念のため)
オヤヂの目的は,SATA コネクタ不足の解消でした.
SATA の HDD が3つ,SATA の DVD/CD ドライブが 1つで
空きのコネクタがなくなりました.
かたや PCI スロットが 2つ,PCI Express(x1)スロットが 2つ空いているので,
これを利用して SATAの HDD を増設したいと思いました.
あれこれお安いものを物色した挙句,レガシーフリーということもあり
PCI Express 用の GH-PEX-SA2 になった次第.
# 昔,GreenHouse 製メモリでお世話になったというか,
確か黄色いパッケージに「永久保証」と印刷されていた記憶があり,
なんとなく信頼のブランドといったイメージがあります.
時代が変わり,EDO RAM なんて使わなくなったので.
永久保証してもらう意味もなくなっちゃいましたが・・・
--------------------------------
さて.ここからは製品の評価です.
お値段がお手頃であることは既に書きました.
コストパフォーマンスの点では,最初のハードルをクリア.
パフォーマンスは後日調べてみたいと思います.
# 同じ HDD を使って,
A.マザーボード上の SATA コネクタに直付けした場合.
B.PCI Express スロットに挿したこのカードに接続した場合.
でディスクの転送速度がどう変わるか.
# B.は次の 2パターンが考えられます.
B1.内蔵 SATA ポート接続.
B2.外付け eSATA ポート接続.
合計 3パターンをやるのはそのうち・・・
付属品を見てみましょう.
製品本体以外には次のものが同梱されています.
1.SATA ケーブル(2本)
2.SATA 用電源変換ケーブル(1本)
3.LowProfile ブラケット(1個)
4.ドライバ CD-ROM(1枚)
5.取扱説明書(1冊)
6.保証書[6ヶ月間](1枚)
1.SATA ケーブルが付いてくるのはウレシイ.
ケーブル長は約 40cm.内蔵用なので妥当とも思いますが,
オヤヂのPCケースは大きく,カードから HDD まで結構距離があります.
50cm あれば完璧なのですが・・・
2.SATA 用電源変換ケーブルも有難いです.
ささやかなパーツですが,無いとどうしようもないので有難い.
でも,信号ケーブルは 2本付いてくるのに,
なぜ電源用は 1本なんだろ?
2本ほしいですよね.
3.LowProfile ブラケット,これも人によってはウレシイ.
小型のケースだと通常サイズのブラケットが収まらないことがあるようです.
4.ドライバ CD-ROM・・・これは必須です.
この製品には(SiliconImage)SiI3132 というコントローラチップが載っています.
これのドライバは必須ですよね.
# 同社のサイトによると,ポートマルチプライヤを使えば,
より多くの HDD を接続できるようです.
この CD-ROM に入っているインストーラは中途半端な出来です.
ウィザード形式で[次へ]とか[はい]で進むのですが,
1ヶ所だけ[いいえ]を選択するところがあります.
思わず[はい]を選択すると,デスクトップに実行不可能なアイコンが作られます.
別の製品用に作られたインストーラを流用しているように思われます.
コストダウンは必要ですが,手抜きはいけませんね.
--------------------------
5.取扱説明書・・・これの評価は低いです.
製品本体も箱も小さいので,取説が小さいのは当然でしょう.
でも,大事なところが読みづらいのには難儀しました.
前述のとおり,外付け eSATA/内蔵 SATA の組み合わせがあり,
組み合わせに応じてジャンパピンの抜き差しが必要です.
そこの説明(図)がとても読みづらいのです.
ジャンパピンのショート部分を薄い・読めないほどの破線で囲ってあるので,
オヤヂはルーペで確認しました.
# 破線を赤いペンで上書きしました.
そうでもしないと,いつも手元にルーペが必要になるから・・・
ショート部分を黒丸●に,それ以外を白丸○にすれば,一目瞭然なのに・・・
マニュアル作成者の質を疑ってしまいました.
老眼オヤヂですが,文字が小さいのは許容範囲.
もちろんより大きな字であるに越したことはありませんが,
箱に収めるサイズ,ロールから切り出す用紙のサイズを考えると
許容範囲だと思います.
・・・という訳で,
マニュアル(取説)で評価を下げたものの,
価格を考えると,総合評価は 5点満点中の 4点.
1枚 5,000円のカードだったら 2点止まりでしょう.
---------------------------
あっ,書き忘れるところでした.
動作に問題はありませんでした.
今は,1つだけ SATA のディスクを付けています.
余っていた(Seagate)ST3250823AS(250GB)です.
旧世代(Barracuda 7200.8)なのでベンチマークしても
あまり好成績は残せそうにありません.
が,MyDocuments(VistaならDocuments/ドキュメント)のバックアップ用にするので,
問題なしだろうと思います.
2,500円程度のカードで,余剰ドライブが活かせるのですから
やはり総合評価は 4点としましょう.
不調の連続,オヤヂのPC.
今もログオン時の画面には,同じユーザアカウントが 2つ並んで表示されます.
・・・このお話は別途・・・
さて,新シリーズにできることを夢みて,
「オヤヂのパーツ情報」その1は,eSATAカードです.
(GreenHouse)GH-PEX-ESA2
まずは型式から,カードの素性を推測してみましょう.
GH・・・・・GreenHouse(メーカ名)製で
PEX・・・・インターフェイスは PCI Expressの
ESA2・・・External SATA(eSATA)ディスク用のカード,
ってところでしょう.
末尾の 2は,接続できる台数が 2基までなので 2なのかな?
機能面からみると,
1.eSATA アダプタとして,外付の SerialATA ディスクに使えます.
余っている SATA HDD があれば,裸の状態でも接続可能.
ただし,別途 eSATA 用ケーブルが必要です.
2.また,内蔵 Serial ATA ディスクも接続できます.
オヤヂの目的はこれです.
マザーボードには SATA コネクタが 4つしかなく,
不足してきたのです.
3.RAID 機能もあります.
RAID-0,RAID-2,JBOD(複数のディスクを1つとして扱う)のいずれかが使えます.
いわゆるソフトウェア RAID であり,
RAID チップを載せている訳ではないため,
性能的には高いとはいえず,
CPU の力に頼らざるを得ない(パフォーマンスは CPU 次第)です.
気になるお値段・・・ものすご~く廉価です.
2,552円(税抜き)だったので,2枚買っちゃいました.
--------------------------------
なお,同時に接続できる HDD は最大 2基まで.
外付け eSATA を 2つ,内蔵 SATAを 2つ,
あるいは外付け 1つ+内蔵 1つ.
このいずれかとなります.
(もちろん,HDD ひとつだけ,もありです・・・念のため)
オヤヂの目的は,SATA コネクタ不足の解消でした.
SATA の HDD が3つ,SATA の DVD/CD ドライブが 1つで
空きのコネクタがなくなりました.
かたや PCI スロットが 2つ,PCI Express(x1)スロットが 2つ空いているので,
これを利用して SATAの HDD を増設したいと思いました.
あれこれお安いものを物色した挙句,レガシーフリーということもあり
PCI Express 用の GH-PEX-SA2 になった次第.
# 昔,GreenHouse 製メモリでお世話になったというか,
確か黄色いパッケージに「永久保証」と印刷されていた記憶があり,
なんとなく信頼のブランドといったイメージがあります.
時代が変わり,EDO RAM なんて使わなくなったので.
永久保証してもらう意味もなくなっちゃいましたが・・・
--------------------------------
さて.ここからは製品の評価です.
お値段がお手頃であることは既に書きました.
コストパフォーマンスの点では,最初のハードルをクリア.
パフォーマンスは後日調べてみたいと思います.
# 同じ HDD を使って,
A.マザーボード上の SATA コネクタに直付けした場合.
B.PCI Express スロットに挿したこのカードに接続した場合.
でディスクの転送速度がどう変わるか.
# B.は次の 2パターンが考えられます.
B1.内蔵 SATA ポート接続.
B2.外付け eSATA ポート接続.
合計 3パターンをやるのはそのうち・・・
付属品を見てみましょう.
製品本体以外には次のものが同梱されています.
1.SATA ケーブル(2本)
2.SATA 用電源変換ケーブル(1本)
3.LowProfile ブラケット(1個)
4.ドライバ CD-ROM(1枚)
5.取扱説明書(1冊)
6.保証書[6ヶ月間](1枚)
1.SATA ケーブルが付いてくるのはウレシイ.
ケーブル長は約 40cm.内蔵用なので妥当とも思いますが,
オヤヂのPCケースは大きく,カードから HDD まで結構距離があります.
50cm あれば完璧なのですが・・・
2.SATA 用電源変換ケーブルも有難いです.
ささやかなパーツですが,無いとどうしようもないので有難い.
でも,信号ケーブルは 2本付いてくるのに,
なぜ電源用は 1本なんだろ?
2本ほしいですよね.
3.LowProfile ブラケット,これも人によってはウレシイ.
小型のケースだと通常サイズのブラケットが収まらないことがあるようです.
4.ドライバ CD-ROM・・・これは必須です.
この製品には(SiliconImage)SiI3132 というコントローラチップが載っています.
これのドライバは必須ですよね.
# 同社のサイトによると,ポートマルチプライヤを使えば,
より多くの HDD を接続できるようです.
この CD-ROM に入っているインストーラは中途半端な出来です.
ウィザード形式で[次へ]とか[はい]で進むのですが,
1ヶ所だけ[いいえ]を選択するところがあります.
思わず[はい]を選択すると,デスクトップに実行不可能なアイコンが作られます.
別の製品用に作られたインストーラを流用しているように思われます.
コストダウンは必要ですが,手抜きはいけませんね.
--------------------------
5.取扱説明書・・・これの評価は低いです.
製品本体も箱も小さいので,取説が小さいのは当然でしょう.
でも,大事なところが読みづらいのには難儀しました.
前述のとおり,外付け eSATA/内蔵 SATA の組み合わせがあり,
組み合わせに応じてジャンパピンの抜き差しが必要です.
そこの説明(図)がとても読みづらいのです.
ジャンパピンのショート部分を薄い・読めないほどの破線で囲ってあるので,
オヤヂはルーペで確認しました.
# 破線を赤いペンで上書きしました.
そうでもしないと,いつも手元にルーペが必要になるから・・・
ショート部分を黒丸●に,それ以外を白丸○にすれば,一目瞭然なのに・・・
マニュアル作成者の質を疑ってしまいました.
老眼オヤヂですが,文字が小さいのは許容範囲.
もちろんより大きな字であるに越したことはありませんが,
箱に収めるサイズ,ロールから切り出す用紙のサイズを考えると
許容範囲だと思います.
・・・という訳で,
マニュアル(取説)で評価を下げたものの,
価格を考えると,総合評価は 5点満点中の 4点.
1枚 5,000円のカードだったら 2点止まりでしょう.
---------------------------
あっ,書き忘れるところでした.
動作に問題はありませんでした.
今は,1つだけ SATA のディスクを付けています.
余っていた(Seagate)ST3250823AS(250GB)です.
旧世代(Barracuda 7200.8)なのでベンチマークしても
あまり好成績は残せそうにありません.
が,MyDocuments(VistaならDocuments/ドキュメント)のバックアップ用にするので,
問題なしだろうと思います.
2,500円程度のカードで,余剰ドライブが活かせるのですから
やはり総合評価は 4点としましょう.