先日の大型アップデート(October 2018 Update)から三日経ちました。
アップデートに成功すると、Windows 10 はバージョン 1809 になります。
(昔の言い方なら、アップデートというより、バージョンアップです)
海外の記事では、今回の Windows 10 大型アップデートによる不具合が報告されてます。
私は経験していないので伝聞ですが、紹介しておきます。
★ 最初に書いておきたいのは(何度も書いていますが)
アップデートを行う前にバックアップを取っておくこと、です。
毎月の Patch Tuesday(月例 Windows Update)でも不具合が発生することあります。
ましてや今回のような大型アップデート(バージョンアップ)では何が起こるか分かりません。
何かあっても元に戻せるように、バックアップを取得(最も安心・確実なのはイメージを作成)しておきましょう。
さて、報告されている不具合ですが・・・
①(一部のユーザーでは)写真や音楽などの大事なファイルが無くなってしまう
# 下は ZDNet の記事(筆者は Liam Tung ・・・ 最近はこの人の記事が目立ちます)
Windows 10 October update problems: Wiped docs, plus Intel driver warning
この記事では Robert Ziko さんの悲鳴が紹介されています。
220 GB にもおよぶ(23 年間もためた)マイドキュメントが失われたとか。
マイドキュメントは C:/Users/rober/Documents/ フォルダーのこと。
フォルダーは残っているが、その中のファイルが消えてしまった・・・
# windows 10 (October 2018 update) (version 1809) deleted all my files
② Intel のドライバーが古いと、アップデート自体が進まない。
ドライバーとは "Intel Display Audio device drivers" とのこと。
CPU の使い過ぎ、バッテリー寿命を減じる・・・と書いてあるようですが、
オヤヂには理解できていません。
------------------------------------------------------------------------------
Separately, Microsoft has blocked the Windows 10 1809 update for some systems
due to a compatibility problem with Intel Display Audio device drivers.
The issue causes "excessive processor demand and reduced battery life" if the affected system is updated.
The compatibility problem affects systems with Intel Audio Display device driver,
intcdaud.sys, versions 10.25.0.3 to 10.25.0.8.
------------------------------------------------------------------------------
③ タスクマネージャーでCPU使用率が正しくない
この現象は、プレビュー・ビルド 17763(これが正式/公開版になる)でも報告されていたとのことですが
正式版になっても修正されていないようです。
何が正しいCPUの使用率なのかはオヤヂには分かりません。
Open Hardware Monitor を入れていたので、同時に表示してみました。
Open Hardware Monitor ではCPU使用率がグレーアウトしていますが、値は刻々と変化しています。
なので、動作していることは確かです。
ちなみに拙作ソフト(練習用なので未公開)でも比較してみました。
少しクドイですが、拙作ソフトと Open Hardware Monitor との比較・・・
どうやらオヤヂのノートPCでは問題なし(CPU 使用率は正しい)と思われます。
最後に(オヤヂも経験した)④ ディスク容量不足。
・・・これは Windows 側の不具合ではありません。
アップデートするには 10 GB 程度の空き容量が必要です。
オヤヂの実体験・・・
SSD に作っている仮想マシンで空き容量不足が発生しました。
VirtualBox での仮想マシンでした。
この仮想マシンを終了し、容量を拡張してから、再度アップデートを行えばいいのですが、
面倒なので [設定] - [システム] - [ストレージ] で「空き容量」を増やしました。
上の画面によると 4 GB ほど増やせば大丈夫らしい。
空き容量を増やすと、6 GB ほど確保できました。
# この手順の説明は割愛させてください(文章と画像を提示するのはとても手間なので・・・)。
なので、大型アップデート(今回は Octobar 2018 Update)を行う前には
a. バックアップ(or Cドライブのイメージ作成)を実施しましょう
b. 空き容量を確認し、必要なら空き容量を確保しましょう
c. Intel ドライバーについては・・・理解できていません
これに遭遇したらメッセージをよく読んで対処してください。
なお、1809 にアップした結果、万一ドキュメントフォルダーのファイルが消えてしまった場合には・・・
Here’s How to Recover Files Deleted by the Windows 10 October 2018 Update
これによると Recuva を使うとのこと。
オヤヂはファイル消失現象に遭遇していませんし、Recuva も使ったことはありません。
なので、冷たい言い方になって申し訳ありませんが、効果のほどは分かりかねます。
以上です。
【2018-10-07 追記】
大型アップデートを行ったらユーザーのドキュメントフォルダー内のファイルが無くなってしまう・・・
この尋常ではない不具合に対し、MSは出荷停止措置をとりました。
Windows 10 [152] : 異常事態、バージョン 1809 (October 2018 Update) 出荷停止
【2018-10-14 追記】
不具合報告は日を追うごとに増えていくのでしょうか・・・
音が出なくなる・・・
If Windows Update sent you Intel Audio Controller version 9.21.0.3755 by mistake, uninstall it
Intel のオーディオ・コントローラー バージョン 9.21.0.3755 をアンインストールすると解決するようです。
アンインストールはデバイス・マネージャーを使って行います。(上の記事に画像が出ています)
October 2018 Update は配信停止になっています。
Insider Program では不具合解決版がでているようです。
いつになったら正式版で不具合解決できるのでしょうね・・・
---------------------------------------------------------
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
# ご質問にはできる限りお答えしています。
ただし、お名前(本名の姓 and/or 名)を書いていただいた場合に限らせていただきます。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
アップデートに成功すると、Windows 10 はバージョン 1809 になります。
(昔の言い方なら、アップデートというより、バージョンアップです)
海外の記事では、今回の Windows 10 大型アップデートによる不具合が報告されてます。
私は経験していないので伝聞ですが、紹介しておきます。
★ 最初に書いておきたいのは(何度も書いていますが)
アップデートを行う前にバックアップを取っておくこと、です。
毎月の Patch Tuesday(月例 Windows Update)でも不具合が発生することあります。
ましてや今回のような大型アップデート(バージョンアップ)では何が起こるか分かりません。
何かあっても元に戻せるように、バックアップを取得(最も安心・確実なのはイメージを作成)しておきましょう。
さて、報告されている不具合ですが・・・
①(一部のユーザーでは)写真や音楽などの大事なファイルが無くなってしまう
# 下は ZDNet の記事(筆者は Liam Tung ・・・ 最近はこの人の記事が目立ちます)
Windows 10 October update problems: Wiped docs, plus Intel driver warning
この記事では Robert Ziko さんの悲鳴が紹介されています。
220 GB にもおよぶ(23 年間もためた)マイドキュメントが失われたとか。
マイドキュメントは C:/Users/rober/Documents/ フォルダーのこと。
フォルダーは残っているが、その中のファイルが消えてしまった・・・
# windows 10 (October 2018 update) (version 1809) deleted all my files
② Intel のドライバーが古いと、アップデート自体が進まない。
ドライバーとは "Intel Display Audio device drivers" とのこと。
CPU の使い過ぎ、バッテリー寿命を減じる・・・と書いてあるようですが、
オヤヂには理解できていません。
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Separately, Microsoft has blocked the Windows 10 1809 update for some systems
due to a compatibility problem with Intel Display Audio device drivers.
The issue causes "excessive processor demand and reduced battery life" if the affected system is updated.
The compatibility problem affects systems with Intel Audio Display device driver,
intcdaud.sys, versions 10.25.0.3 to 10.25.0.8.
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③ タスクマネージャーでCPU使用率が正しくない
この現象は、プレビュー・ビルド 17763(これが正式/公開版になる)でも報告されていたとのことですが
正式版になっても修正されていないようです。
何が正しいCPUの使用率なのかはオヤヂには分かりません。
Open Hardware Monitor を入れていたので、同時に表示してみました。
Open Hardware Monitor ではCPU使用率がグレーアウトしていますが、値は刻々と変化しています。
なので、動作していることは確かです。
ちなみに拙作ソフト(練習用なので未公開)でも比較してみました。
少しクドイですが、拙作ソフトと Open Hardware Monitor との比較・・・
どうやらオヤヂのノートPCでは問題なし(CPU 使用率は正しい)と思われます。
最後に(オヤヂも経験した)④ ディスク容量不足。
・・・これは Windows 側の不具合ではありません。
アップデートするには 10 GB 程度の空き容量が必要です。
オヤヂの実体験・・・
SSD に作っている仮想マシンで空き容量不足が発生しました。
VirtualBox での仮想マシンでした。
この仮想マシンを終了し、容量を拡張してから、再度アップデートを行えばいいのですが、
面倒なので [設定] - [システム] - [ストレージ] で「空き容量」を増やしました。
上の画面によると 4 GB ほど増やせば大丈夫らしい。
空き容量を増やすと、6 GB ほど確保できました。
# この手順の説明は割愛させてください(文章と画像を提示するのはとても手間なので・・・)。
なので、大型アップデート(今回は Octobar 2018 Update)を行う前には
a. バックアップ(or Cドライブのイメージ作成)を実施しましょう
b. 空き容量を確認し、必要なら空き容量を確保しましょう
c. Intel ドライバーについては・・・理解できていません
これに遭遇したらメッセージをよく読んで対処してください。
なお、1809 にアップした結果、万一ドキュメントフォルダーのファイルが消えてしまった場合には・・・
Here’s How to Recover Files Deleted by the Windows 10 October 2018 Update
これによると Recuva を使うとのこと。
オヤヂはファイル消失現象に遭遇していませんし、Recuva も使ったことはありません。
なので、冷たい言い方になって申し訳ありませんが、効果のほどは分かりかねます。
以上です。
【2018-10-07 追記】
大型アップデートを行ったらユーザーのドキュメントフォルダー内のファイルが無くなってしまう・・・
この尋常ではない不具合に対し、MSは出荷停止措置をとりました。
Windows 10 [152] : 異常事態、バージョン 1809 (October 2018 Update) 出荷停止
【2018-10-14 追記】
不具合報告は日を追うごとに増えていくのでしょうか・・・
音が出なくなる・・・
If Windows Update sent you Intel Audio Controller version 9.21.0.3755 by mistake, uninstall it
Intel のオーディオ・コントローラー バージョン 9.21.0.3755 をアンインストールすると解決するようです。
アンインストールはデバイス・マネージャーを使って行います。(上の記事に画像が出ています)
October 2018 Update は配信停止になっています。
Insider Program では不具合解決版がでているようです。
いつになったら正式版で不具合解決できるのでしょうね・・・
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# ご質問にはできる限りお答えしています。
ただし、お名前(本名の姓 and/or 名)を書いていただいた場合に限らせていただきます。
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そしてバグだらけで配信停止。
最初から、いきなりRTMするな。
そう思いました。
コメントをいただき、ありがとうございました。
Windows 10 には Release Candidate はありません。Insider Preview がその代わりのようなもので、従来の RC レベルに達すると prerelease が release 表記になります。MS ウォッチャーはこの変化を見て、RTM 公開が近いことを知ります。
ま、いずれにせよ秋の大型アップデートは buggy ですね(2017年もそうでした)。