北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

HDD のキャッシュ効果

2009-03-28 10:00:00 | PC
[本記事は Doblog に載せていたものです. 2008-09-23 17:00:00 ]

CPU には L1,L2 などといわれるキャッシュが内蔵されている.
HDDにもキャッシュが付いている.
たいていが 16MB とか 32MB のようだ.

(Seagate) ST3500320NS には 32MB のキャッシュ.
キャッシュの効果は,ありやなしや・・・

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仮説を立ててみた.
キャッシュのサイズは 32MB にすぎないので,
大きなファイルの場合は,キャッシュが小さいので効果は少なく,
小さなファイルの場合は,キャッシュ効果が大きい.

いずれの場合も,キャッシュが有効ならば効果はあるが,
比率の問題で,小さなファイルのほうが効果が大きく見えるはず.

仮説検証のため,CrystalDiskMark を使った.
ベンチマークに使うファイルサイズを,
50MB,100MB,500MB,1000MB から任意選択できるから.

今回はすべてのサイズを試してみた.



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仮説は見事に外れてしまった.(^_^;

先頭の画像(グラフ)は,
Sequential Write.50MB,100MB,500MB,1000MB のスピード.
予想に反して,転送するファイルサイズが大きくなるほどスピードアップしている.

これが真のキャッシュ効果というものだろうか・・・
ついでに Sequential Read を試してみた.
上下動を繰り返す・・・測定誤差の範囲だろう.



HDDの基盤に搭載されたキャッシュは,当たり前のことだと思うけど,
書き込み時に効いてくるということがよく分かった.

・・・お次の記事では,メモリの速度を調べてみたい・・・

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