家具工場に就職して約2年、桜が満開の時期に師匠が長女Sちゃんを連れて、ここ静岡県に遊びに来ました。
地元の桜の名所「木屋川」に行くと、その日は風が強かったため、散りはじめた花びらが川面に広がっていて、師匠はその光景にいたく感動していました。
花筏っていうんですよね。
私は散った花びらはあまり好きではないです^^。
師匠は感性が豊かで、アーティストなんですよね〜。
それまでの2年間に作ったいろいろな物を師匠に見てもらい、「ガンバリマシタネ。」という言葉をいただきました。
ということは、出来は悪くないんだな^^。
自信はつきましたが、それでも数年後に板接ぎがどうなるか、ほぞがゆるまないか、自分のなかで多少の疑問があったので、10年経っても壊れなければ独立しよう、と決めました。
資金を貯めるにもそれくらいの時間がかかりそうだし^^。
花沢の里