2019年秋。
電気工事が終わり、ようやく機械が使えるようになった矢先・・・
大型の台風がやってきました。
たしか、前日にはもう飲料水が売り切れ、ブルーシートや懐中電灯、カップ麺、ラジオなどが品薄になっていました。
週末だったこともあり、ほとんどの方が自宅に籠っていたと思います。
工房は河川のすぐ脇にあり、この地域一帯には避難勧告が発令されました。
私の自宅は工房の隣の市にあり、その日は自宅待機していました。
川はどれくらい増水しているんだろう?
万が一浸水して機械が使い物にならなくなったら・・・
まだ保険にも入っていなかったので、焦りました。
もう気が気じゃなくて、工房に確認に行きたくなりましたが、姉や妹から、絶対に見に行くなとLINEが来ました。勘が鋭い^^。
家から出るのも危険な状態でしたし、見に行ったところでどうすることもできないので、諦めました。
まぁ、命さえあれば、また働いて買えるはず。
台風が過ぎ去るのをひたすら待ちました。
自宅の近隣では浸水の被害が大きく、近年にないダメージを受けていましたが、
幸い、工房周辺での河川の氾濫はなく、工房は壁からのひどい雨漏りだけで済みました。
賃貸契約するときに、河川の氾濫のリスクがあることはわかっていましたが、こんなにも早く肝を冷やす日が来るとは思いませんでした。
ちなみに台風ではなくても、雨が降ると必ずどこかしらの壁から多少の雨漏りがします。
雨漏りの場所は、風向きによって変わります。
染み込み具合もまちまちです。
ひどい場所には、近くに木材を立て掛けておけないので、目印を書きました。
気分はバンクシーです。
