Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

赤絵作品づくり

2020年11月16日 | 陶芸作品
上絵付の試み

久しぶりの上絵付作品作りをしました。
前回の作品づくりは、大失敗をし意気消沈してしまいました。
ブクが出たり、発色が悪かったり、つや消し状態であったりと悲惨なものでした。

何が原因なのか!
もう一度、一からやり直してみました。

 絵の具の種類や特徴を正しく知ることから、もう一度学び直しです。



 赤絵については、特にきれいに発色させるためにはガラス板でよく摺って、粒子を非常に細かくすることがポイントになります。

    

 素焼き作品に呉須で絵柄を施した本焼き素地を準備し、上絵付を施します。
今回は、白い素地のみでなく鉄分の多いベースにも赤絵を試みました。



窯づめ後、800℃で焼成しました。

                 
まだまだ、発色に難があります。
本焼き素地の釉薬の工夫も素地土の選択共に工夫がいります。
こんな時、小回りのきく小型の窯が欲しいところです。



久々の呉須絵作品づくり

2018年08月07日 | 陶芸作品
  欲張り陶芸のすすめ!
  
 陶芸の楽しみは、様々な技法の違いを楽しめることが一つにあります。
 
 備前焼や信楽焼の薪窯締め陶の魅力は、炎の力に依拠した出来上がり作品との対面のワクワク感にあります。
 
 また一方、下絵や上絵、釉薬ものなどもそれぞれに魅力があります。

 ついつい無い物ねだりのように、手を出したくなります。

 造形と装飾の一体的な作品作りが求められるのですが、なかなか難しい作業です。

 いつまでも定まらない作品作り、欲張り陶芸で游んでいます。






京展2016 応募作品入選 

2017年03月07日 | 陶芸作品
    京展2016 公募展  本日7日~23日まで開催!

  1年近く延期されていた京展2016が京都市美術館で開催となりました。
 今回で5回目の応募で初回以外4回目の入選となりました。
  作品づくりの機会として大事にしてきた公募展です。

  今年の作品は、銅鐸を題材に成型、装飾した高さ80cmの作品です。
 大きくて電気窯での焼成ができず、仕方なく夢宇窯での焼成で本焼きを3回もした苦労作です。

  雪の残る庭先において撮ってみました。中に光源を入れて明り取りにもできます。
 

  

Muugama 夢宇窯 <初窯作品編>

2015年11月18日 | 陶芸作品
      
  「夢宇窯」初作品の誕生!
  参加者のそれぞれの作品です。    
      
  二度焼の作品は、更に深みが増しました。
灰被りや焦げの作品も誕生しました。
  でも、新作の焼き締めは、焼の弱さが見られます。
        
     
  左は、灰被り 右は、緋色風になりました。
 でも、 やはり12時間での薪焼成の限界のようです。     
  

  備前土の作品です。藁掛けで焼成しました。

  被せ焼きをしてみました。





多くの作品が、焼き不足を感じます。
次回は、焼成時間を伸ばし焼成を試みようと思います。



 

備前焼作品完成!

2015年08月05日 | 陶芸作品
 3月に開催された備前焼作陶の会での作品が、出来上がって送られてきました。
世話人さんお世話になりました。
 今回の作品制作は、備前の「しょうざん」ギャラリーでお世話になりました。
これまでは緋襷作品ばかりでしたので、今回の薪窯焼成の焼き上がりを楽しみにしていました。

 今回制作の全作品です。