夢宇の郷の展示室
母が他界して3年を迎えます。故郷は夢宇の郷と名付けました。
母の部屋は、「小さな展示室」に代わりました。増え続けるばかりの作品の置き場になりました。
開設から2年ぶりの展示紹介をします。
久米南町の名も知れぬ「小さな陶芸展示室」です。
夢宇の郷の桜 4月14日撮影
夢宇の郷の展示室
母が他界して3年を迎えます。故郷は夢宇の郷と名付けました。
母の部屋は、「小さな展示室」に代わりました。増え続けるばかりの作品の置き場になりました。
開設から2年ぶりの展示紹介をします。
久米南町の名も知れぬ「小さな陶芸展示室」です。
夢宇の郷の桜 4月14日撮影
猪侵入防止対策‼ 22.11月作業日記
夢宇窯の里は普段留守にすることもあって、イノシシの侵入は段々と常態化してきました。以前は敷地には警戒してあまり入ってこなかったものですが、今は遠慮なしの侵入で容赦なしにミミズなどを求めて荒らしまわっています。山極の1メートル以上の高さのメッシュの防ぎょ柵も乗り越えたり、押し倒したり、穴をあけたり、すさまじい力で搔い潜ってしまいます。
家周辺は、正面入口以外は柵で囲んでいるためこれまでは侵入も少なかったのですが、最近は、堂々と正面から侵入し裏庭の果樹地を荒らして行きます。
そこで急遽柵を制作することにしました。予定外の作業に三日間を費やしてしまいました。
田舎仕事は、それだけではありません。今回は最終の草刈が待ってます。そして、玉ねぎの植え付け作業もしました。今年は、なぜか卵大の大きさの玉ねぎばかりで不作でした。
200本の苗を玉ねぎ用の黒マルチの穴に植え付けて終了です。
近く母の一周忌を迎えます。
月一で帰る夢宇窯の里は、普段、静かに眠っています。
母の生活部屋も主を失って静まり返っています。
先だって帰省した折、妻の提案もあり母の部屋を模様替えして、作品を並べ展示室に設えてみました。
普段は、電気もめったにつかない空間でありながら、作品を並べると一気に息づいてきました。
母の息吹も感じる程の暖かい空間に変身した感じです。
雑草・植栽管理や窯焼成での目的でしか里に帰る機会がないため、公開とはなりません。
それでも今後は不定期でも観てもらえる機会をつくりたいものです。
こんな田舎で人通りのない場所ですが、知って頂ければ立ち寄って頂けるかも・・・ですね。
今は、桜やつつじの花が満開できれいです。
柿も色づき、干し柿づくりの時期となりました。
夢宇窯の里の生り物も、栗に始まりすだち、柿、ゆず、そしてキューイの収穫と続きます。
落栗拾いは、今年もイノシシ集団に先を越され、二番手となりました。
諦めていたものの、木に残っていたその後の落ち栗で、十分食べるだけの量が採れました。
今日は、夢宇窯の里から持ち帰った渋柿の皮むきです。
皮むきの後は、10個ずつ紐で縛り、熱湯に30秒ほどつけ消毒します。
吊るし柿の完成です。
後は、天気にお任せ、美味しい干し柿の完成を待ちます。
勿論、美味しくするひと手間は欠かせません。
55年前への記憶の旅
それは突然やって来た
同級生のA.Yさんからの一本のメール
県展工芸部門入選名簿に、私の名を見つけ懐かしさでメールした、
一度話ができれば嬉しいとのことであった
高校卒業から、同級生に一度もあっていない私に記憶を辿る術がない
ここから、私は記憶喪失のブラックボックスの世界へと迷い込んでいく
半世紀の長きに渡り、同窓会やアルバム等からの情報を失った為に記憶のみしか残されていない
何人かの男の友達であった同級生との記憶は残っているものの、女性とは皆無に近い
全く思い出せなく話をするのも不安である
瞑想の時間が続く
高校時代?同級生?Aさん?… 同級に居たかなあ?
記憶は一向に甦らない。
其れでも名前は確かでないが、旧姓Aに関しては中学時代の同級生に確かな記憶がある。
もしかすると、K地区のAさんでは……? との思いに駆られてくる
一日余りかかった記憶迷走の時間は、55年の時空の旅であった
確かな記憶として、私にはAさんの姿が残っていた
1時間ほど話した電話もあっという間に過ぎさった
中学時代のそれは、青春の淡い記憶である
およそ55年の過去に記憶の旅が出来た
その時間を提供してくれたYさんに感謝‼
これからも何度も記憶の旅に出かけたいものだ
2021,9,17
岡山県美術展工芸部門 入選作
昨日、作品鑑賞して来ましたとメールを頂きました。
Yさん有難う!