Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

四国88か所霊場巡りーお礼参り

2023年03月27日 | 旅だより

四国88カ所巡りの旅終える!

 10年余りかかった四国巡りがやっと終わりました。

88カ所の寺院を巡り終えた後、今年1月、妻の帰郷の際に第一番札所の霊山寺へ報告のお礼参りに寄りました。御朱印を頂き巡礼旅を完遂しました。

 四国巡りを終えた後、高野山へお参りすることで発願が完結するとのことで、先週高野山参りをしました。

高野山は、就職直後の研修で訪れた後、一度も行ったことがありません。

50年ぶりの訪問となります。観光気分での訪問で、詳しく調べないままの高野山参りでした。

まず、高野山金剛峯寺の主殿へお参り、蝋燭、線香を供え、お賽銭し、般若心経を唱えお礼をします。

その後、御朱印を頂き、堂内見学をしました。

  

大広間、持仏間にある襖絵を始め、梅の間、柳の間と見ごたえのある作品が鑑賞できました。

 特に驚きは、囲炉裏の間と茶の間の障屏画です。

何とそれは、2020年に奉納された元学園長千住博先生の瀧図作品でした。

一般公開されていました

■茶の間 囲炉裏の間

 

■ばん龍庭

 

 その後、奥の院へ向かい御朱印を頂きました。

 

 

今回の高野山参りは、下調べも十分しないままで結果不十分な旅となりました。

次回は、ゆっくりとしたお参りがしたいと思います。

近く、第2回目の四国88カ所巡礼の旅を始めたいと思います。

 

 


Pottery Group「游の会」ー 備前作陶会開催 ❕

2023年03月09日 | 「游の会」活動

 活動再始動!とその思い

          <過去の作陶会風景>

 備前作陶会を4年ぶりに再会します。

 コロナ過で休眠中の「游の会」活動は、昨年10月備前まつり陶器販売から動き始めました。

しかし、コロナ過でもあり現地参加は難しい状況でした。

それでも、会員の半数8名程が現地再開でき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 今年度の活動は、念願の作陶会から始まります。

    開催日:5月12日~14日

    開催場所:備前焼しょうざんギャラリー

 

 ー陶芸集団(Pottery  Group)「游の会」の今後ー

 一昨年末、コロナで活動休止に追い込まれた陶芸グループを今後どうするかが問われました。

活動維持か会解散か? 難しい判断を狭まれました。

会員にそれぞれの思いを問うと、何とほぼ全員が継続希望でした。

活動継続には本音のところ、多くの課題や活動内容の改善の課題があり難しさを感じています。

新しい活動内容を作り出す困難さへの不安もあります。

 振り返ると、本会活動は、信楽の陶芸家大谷司朗さんの工房及び穴窯をお借りして行った「作陶と焼成会」が始まです。

2013年の会発足で4年間を大谷工房でお世話になりました。

  <2016年作陶会風景 窯入れ 窯出し>

その後備前に活動の場を移して3年間を「備前焼しょうざんギャラリー」での作陶会と「備前焼まつり」での作品販売会を活動のメインにしてきました。

備前での活動を最後にすべく、京都の<ギャラリー北野>で「備前焼作品展」を開催する矢先にコロナが広がり中止に追い込まれました。

今年で、11年目となります。

心機一転、会員の再開の期待を背負って再度古巣の備前から本格的な再開をします。

 まだ現役世代会員もいるものの、10年も過ぎた現在は年齢も高齢者から後期高齢者へ突入します。

それでも尚、陶芸好きな会員の熱意は衰えることはありません。

『ならば続く限りの活動を、思いつくままにやって行こう』と心を引き締めました。

たまたまの造形芸大での出会いから始まった陶芸仲間です。

 「陶芸」という創作活動を通したグループ活動がこれほど、継続するとは考えていませんでした。

また、その意義を考えることもありませんでした。

しかし、10年を過ぎこれからの先を見通すとなればこれまでとは異なる意義付けがありそうです。

それがどの様なものか、言葉で表すことは今はできません。

 きっと今後の活動がその意義を証明するような気がします。

外に向かうものではなく会員個々の内への意義が大きなものとなるような気がします。

 何よりも、私自身の楽しみが10年先まで保障された感じでもありその意義は大きなものです。

 

 

 

 

 

 

 

 


トレインキルン 窯づくりの道④ 

2023年03月01日 | 夢宇窯と焼成

 ブロック積み上げ作業開始

2月前期作業でコンクリート基礎が完成しました。

後期18日から26日の間は、レンガの積み上げをしました。

コンクリートの基礎の上には、まず、12センチ厚のブロックレンガを55個並べます。

 

其の上に、いよいよ耐火煉瓦を並べていきます。

旧窯の基礎レンガ部分には、8丁レンガを敷き詰めていました。

そのレンガや他に6丁レンガ、不足部分には普通レンガを代用して窯底に並べました。

  

 

窯底部分のレンガ敷きが終わると次は本格的な窯レンガ積み作業の開始です。

 

1段目2段目と仮積みをしては様子をみて、目地止めをしていきます。

水平を取りながらの作業でゆっくりですが少しずつ作業は進みます。

今回は、2段目の途中で作業中断となりました。次回の作業の仮積みをして終了です。

<トレインキルンの全体設計図>

 信楽「陶芸の森」でのトレインキルン築窯講座で篠原希さんから提供された基本設計図を基に、焼成室の長さを2/3縮小を含め多少の変更を加えています。

 窯レンガ積みの作業で使用する主な道具です。