■「有機栽培を選ぶ理由」という、参考になる記事がありましたので、健康関連のメルマガから引用転載します
従来の食品とオーガニック(有機栽培)食品の健康への効果を比較したところ、
オーガニック(有機栽培)が従来の食品よりビタミンA、C、Eを多く含むという
しっかりとした科学的な証拠は無いと、スタンフォードの研究者は結論づけています。
しかし、従来の食品と比較して、有機食品(オーガニックフード)は、
より多くのフェノール植物栄養分を含み、有機ミルクはより健康に良い
オメガ-3脂肪酸を含んでいる事を発見しました。
そして、有機食品を食べる事は農薬や
抗生物質への抵抗性バクテリアへ接触する可能性が低くなります。
▲ 有機食品の調査
1966年以降既存の研究のメタアナリシスを基に、
有機食品と従来の食品の栄養レベルを含む17の人間での研究、
223の栄養レベルを比較した研究を確認して、概説するために、
スタンフォード・グループは、いくつかの研究データベースをふるいに掛けました。
人間での研究の3つだけが、臨床結果を確認でき、
食物タイプに基づくグループの間で結果は一つだけでした。
最も広く報告されている調査結果:
有機製品はより多くのビタミンA、C、Eも含んでいないし、
従来の肉よりも病原性大腸菌を保菌していないという事もありませんでした。
他のタイプの細菌の汚染レベルは、豚肉や鶏肉に関しても有機と一般食品は同様でした。
しかし、下記のような、関心事となる結果がありました。
○ 両方とも残留基準(EPA limits)未満でしたが、
農薬は有機製品で7%、従来の生産物では38%見つかりました。
○ 従来の食品を取っている子供たちと比較して、
有機食品を取っている子供たちには、尿中の農薬レベルがかなり少ないものでした。
○ 有機的に育った肉と比較して、従来の肉は、
3つ以上の抗生物質抵抗性バクテリアで汚染されている確率が33%高くなっていました。
○ フェーノールという、植物の中に見つかるビタミンでもなくミネラルでもない、
植物栄養分の濃度は、有機の方が従来の生産物よりかなり高い値でした。
○ 有機ミルクは、有益なオメガ-3脂肪が通常のものよりかなり高い濃度で含まれていました。
▲ あなたの優先順位を選んでください!
それでは、健康を意識した消費者は、どうすればいいのでしょう?
自分自身に下記の質問をして見て下さい。
○ なぜ、人はオーガニック(有機)食品を好むのでしょうか?
オーガニック(有機)食品はビタミンA、C、Eをより高いレベル含まないかもしれません。
しかし、多くの人々は他の理由、例えば動物の治療、環境要因、
農薬を避けるという目的のために有機食品(オーガニックフード)を選択をします。
そして、有機食品(オーガニックフード)は
フェノール類とオメガ-3脂肪を含む他の健康によい栄養分をより高い濃度で含むという事を、
研究者は発見しています。
○ 他の研究では、何と言っているのでしょうか?
健康の専門家が既存の研究を見ると、それは決して完璧でありません。
今回の研究の著者が指摘しているように、
高価で、大規模で、長期で、制御された実験は
有機肥料に全く健康効果が存在しないと定めるか、
多くの健康効果があるという事を決定的に証明する必要があるからです。
しかし、農薬への接触が人間や環境にとって、
いくつかの理由で有害であるという事を示している研究は存在します。
○ どれくらいの農薬だと不安がないと感じますか?
研究で示されていたように、有機食品(オーガニックフード)でさえ、
農場を一般食品のものからオーガニックに変えても何十年も環境に農薬が存在していれば、
有機食品(オーガニックフード)でさえ農薬が存在する事があるのです。
定義上、有機肥料は農薬が存在しないのですから、問題は別に対処される必要があります。
ただ一方で、有機食品ははるかに農薬を含んでいる可能性が低いので、
農薬との接触を最小限にとどめたいのであれば、有機食品(オーガニックフード)が
最善策となるでしょう。
○ 農薬は、特定の病気になる危険が増しますか?
いくつかの研究では神経系へ影響を与えるという報告があり、
パーキンソン病、注意欠陥障害、子供たちの行動問題などのリスクが上がる、
またかなりの農薬レベルの母親から生まれた子供たちは、
IQが低下していたという報告があります。
○ 家畜のための従来育て方、方法に対して不安がありますか?
大規模な(従前通りの)大規模農場は、食用動物の虐待や苦しみと関係してきました。
これがあなたの懸念事項であるならば、
より人道的に育った肉(多くは有機です)はあなたの良心を軽くするかもしれません。
☆一口メモ
私の場合、生きる上での全ての選択の基準は自然であるかどうかです。食材選びも同様です。
幸いにして田舎で育ったので、自然の豊かさを心底味わいながら成長しました。
その一方で、幼い頃に地震災害や気象災害も経験し、成人してからは気象学も勉強しましたので、自然の本当の姿である自然の恐ろしさも十分理解しています。
自然とは生易しいものではなく、厳しいものであるのが本質です。
それを踏まえた上で申しますと、人も植物も動物も、それぞれの命にとっての一番良い生き方というものがあります。
一言でいうのは難しいですが、例えていうなら、人間なら過保護から遠ざかり人間の無限の可能性を試すべく様々な事に挑戦していく事だったり、植物なら太陽の陽射しや良質な水と微生物や虫の多い土の恩恵を受けながら雨風に晒される天然の資源の下で育つ事だったり、動物なら厳しい気象現象の中で本能を抑圧されない状態で育つ事でしょう。
その様に、自然な状態で本来の姿で生きてる命には宇宙の気が満ち溢れています。
そもそも、食事とは、栄養を摂取するだけではなく、食物から気を取り入れる事でもあります。
なぜなら、私達の体の中には気が廻りそれが私達の命を生かしているからです。
ですから、私自身は自分の体が自然治癒力というシステムを存分に発揮できるように成ればなるほどに、次第に自然な食物を求める様になっていきました。
ですから、飼育過程で人に虐待された食用動物を食す事への罪悪感も自然と芽生えてきました。
また、農作物への農薬散布はある意味で植物に対する虐待である様にも思います。
植物は虫に食べられない為に虫にとって毒となる成分を作り出していますし、紫外線から身を守るために抗酸化物質のポリフェノールを沢山作り出しています。それが自然な事ですし、それこそが人間にとっての栄養となっているのです。
私がなるべく自然な状態で育ったものを食べたいと思う事や、出来る限りそうしようとする事は、それは私にとっての自然な生き方であるからです。
以上が、私が有機や自然栽培の食材を選ぶ理由です。
なお、食事は質も大切ですが、量はもっと重要です。
今年から、一日一食を実践しています。
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お知らせ
自然体の幸せ地球人『フェリスライフコーチ』&
『ホリスティックヘルスプロデューサー』井元希です
地球と地球人の健康と自然体な生き方をサポートしています
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