今日新聞でのニュースによると、明日よりトゥルク市の全公共トイレが、
二週間ほど閉鎖されるとの事。修理?いや、物貰い対策への苦肉の策!
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実は、南フィンランドの街中にある年から突然現れた物貰い。
春から冬にかけて路上に座り込み歩行者に金をせびる彼らは、東ヨーロッパから
車で移動し車で生活してる者、また、ある者は空き家に住み着いてる者もいるが
生活するには水とトイレが必要になる。
その水とトイレは、公共トイレが使われており不衛生、そして周りの住民からの
苦情が多くなり、やむ得ず公共のトイレを二週間ほど閉鎖する事になったそうです。
最初物貰いが街に出現した時、フィンランド人の驚きと戸惑いは今でも覚えてます。
実際私自身驚きました。それでも優しいフィンランド人はお金を与えてましたが、
毎年その数が増えてきていろいろな問題がおこり、お金を与える人も少なくなり
今では彼らを見るフィンランド人の目も変わってきてます。
フィンランドでは、公共での飲酒、路上での物貰いなどは禁じられてます。
法律上警察は彼らを立ち退かす事は出来るんですが、それをやると、人権・人権と
叫ぶ人達から抗議の声が上がり何も出来ない状況が何年も続いた訳ですが、今回
何とか街から彼らを立ち退かす苦肉の策として出したのが、公共トイレ閉鎖!
果たして彼らは、水とトイレでフィンランドに見切りをつけ他国へ移動するのか?
二週間後にまたお知らせします。