またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

高さ200メートルハードル

2009-10-01 07:55:21 | 偏食日記
「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、
 野辺の石ころ同様骨となって一生を終えるのだから。」
                        by坂本 竜馬




二日連続で食べ物の話ですが、けっこう前に会社の上司にフグをご馳走になりました。
あっしはフグを食べたことがなく、テレビでしか見たときがありません。
豪遊=フグという数式が成り立っていたので、かなりの期待をしていました。

まず、はじめは…
画像はないのですが、フグの皮の皮刺という料理から


ん、ん?

これって?

「何が入っているんですか?」
と店員に尋ねると…
「ポン酢です」との答えが…


ううう、あっしは酢が苦手なので、食べられない。
次にやって参りましたのは

これぞ!正しくテレビで見る光景のフグの刺身です。
てっさというらしいです。

これですよ、これ!!!
待ってました!!

あっし流の食べ方ですが、マグロとかカツオの刺身の一口目は
醤油も何もかけずに食べます。
なので、てっさも何もかけずに食べてみると…


なんだこりゃ?

味がないぞ???

そういう食べ物なのかと自分で納得し、
醤油にてっさを入れようとしたときに、
あれ?小皿に入っているのは醤油の色ではない…。
店員に聞いてみると…
「これはポン酢です」

またしてもポン酢…

もしかして、フグってポン酢で食べるものなのか?
恐る恐るポン酢に浸して、口の中へ…

う~ん、ハードルを上げすぎましたね。

何だか、よくわからない味です。

食感?がいいのでしょうか?
フグって食感勝負の料理なの?



そうこうしているうちに唐揚げが登場!
これはポン酢で食べないので、意気揚々と食べましたが、
まぁ~、味がうすいというか、衣にしか味がついてなく、
パンチ力が足りないような感覚でした。
しかも、大きい骨がめちゃめちゃ入っているので、いちいち取り出すのが面倒でした。

最後はてっちりが登場!!

鍋を撮ろうと思っていたら、料理の説明が始まる。

「お湯が沸騰しましたら…(中略)そして、出汁でポン酢を薄めて食べてください」



ポン酢ポン酢ポン酢!!!!!!!!
ポン酢ポン酢ポン酢!!!!!!!!
ポン酢ポン酢ポン酢!!!!!!!!
ポン酢ポン酢ポン酢!!!!!!!!
ポン酢ポン酢ポン酢!!!!!!!!


なんぼポン酢で食べるんじゃい!!



携帯を静かに置き、だまってビールを胃の中へ流し込みました。

ひれ酒もあったのですが、撮る気力がありませんでした。。。



あっしにはまだ早いって言うか、ちょっと酢を克服しない限りおいしく味わうことは出来ないですね。



豚に真珠
猫に小判
あっしにフグ

お粗末様でした。