2メートルは大きい、ハンニャのさくら子が、
「やっておしまい ふみつぶしておしまい」
にらみあった、
「ゴキッ」
パパアのアタマが相手のムネに当たった、
「ガッデム」
パパアが吹っ飛んだ、さくら子が、
「それ見ろ なにがカイジュウだ ハンを押せ ハンを押せ」
パパアが低い姿勢、肩の筋肉が盛り上がり、上半身が赤く染まった、
「美しい」
ママも、これを見たんだろう。
「ファッーキューウー」
「ド・ド・ドリャアー」
オオオトコの腰の前、あ・そ・こ、そこをチョクゲキ(直撃)、
「グシャ」
なにかが飛んだ、
「タマだ タマだー タマだぞー」
「おにいちゃん パパア」
さくら子が、
「ウワー ウワー」
勝気のさくら子が泣いていた、
「どうする パパア」
「ほっときなさい ちょっとはクスリになったでしょう」
ところがエリーの様子(ヨウス)がおかしい、うすいピンク色のオーラに包まれている、どうしたんだろう。