シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

英王室メンバーが食べるクリスマスメニューは意外と質素!

2020年12月27日 | 国際社会

英王室メンバーが食べるクリスマスメニューは意外と質素!

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ハーパーズ バザー・オンライン

Translation: Mitsuko Kanno

 

【関連記事】

 

 

 

 

 

 

今夜0時配信。英エリザベス女王、史上初「アレクサ経由のクリスマスメッセージ」苦難に満ちた1年の最後に

kawamura_ellizabeth_2012

2012年12月、バッキンガム宮殿内で3D映像によるクリスマスメッセージを収録したエリザベス女王。最新テクノロジーの導入に積極的な英王室は2020年、スマートアシスタントの活用に踏み切る。

John Stillwell - WPA Pool/Getty Images

  • イギリスのエリザベス女王は1952年以来、ほぼ毎年、クリスマスメッセージの発信を続けてきた。
  • 開始当初はラジオでの放送だったが、テレビなどが加わり、なんと2020年は史上初めて、アマゾンの音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」でも聴けるようになる。
  • クリスマス当日の15時(グリニッジ標準時)、「アレクサ、女王陛下のクリスマスメッセージを聴かせて」と呼びかけると、スピーチが流れる。
  • アマゾンエコーの言語設定を英語にしておけば、世界中のどこでもスピーチを聴ける。

エリザベス女王は1952年以降、ほぼ毎年(「ほぼ」の理由は後述)、クリスマスの日をおごそかに過ごす国民たちにメッセージを届けてきた。

94歳の女王は今年、英国放送協会(BBC)、YouTube、英王室の公式SNSアカウントに加え、史上初めてアマゾンの音声アシスタント「アレクサ」でもメッセージを流す。

英ガーディアンによると、アマゾンエコーの言語をあらかじめ英語(アメリカ、イギリス、カナダ、インド)に設定し、12月25日15時(グリニッジ標準時、日本時間の12月26日0時)に「アレクサ、女王陛下のクリスマスメッセージを聴かせて(Alexa, play the Queen's Christmas Day message.)」と呼びかけると、スピーチを聴ける。

アマゾン・アレクサ・ヨーロッパ、ディレクターのエリック・キングは以下のような声明を発表している。

「2020年は困難に満ちた1年でした。世界中で多くの人たちが女王のクリスマスメッセージを心待ちにしていると思います。2012年に女王が初めてキンドル(Kindle)を通じて配信したときのように、この世界初の発明であるアレクサを通じて、さらに多くの人が女王の励ましの言葉に元気づけられると期待しています」

2020年はすでに2回テレビ出演「異例中の異例」

kawamura_ellizabeth_screen

2020年4月、イギリスの繁華街ピガデリーサーカスの巨大スクリーンに映し出されたエリザベス女王と国民への激励メッセージ。クリスマス以外の電波登場は異例中の異例だ。

Peter Summers/Getty Images

いまや毎年恒例の行事となった王室からのクリスマスメッセージだが、最初にラジオを通じて放送を始めたのはエリザベス女王の祖父・ジョージ5世。1932年なので、いまから90年近く前のことだ。

祖父の没後は(女王の父親である)ジョージ6世が役目を引き継ぎ、1952年からはエリザベス女王があとを受け、それからほぼ毎年放送を続けてきた。「ほぼ」としたのは例外が1度あるからで、1969年だけは女王のメッセージに代えてテレビ特番「ロイヤル・ファミリー」が放送された。

テレビを通じたメッセージ放映が始まったのは1957年。収録は王室所有の別邸「サンドリンガム・ハウス」で行われた。

下北沢商店街、「HOTEL SHE,」と振り返る2020年。スモールビジネスの未来をどう描く。
下北沢商店街、「HOTEL SHE,」と振り返る2020年。スモールビジネスの未来をどう描く。
Sponsored by American Express

若き日のエリザベス女王。1957年にテレビでのメッセージ放送が始まった。

The Royal Family YouTube Official Channel

実は、このクリスマスメッセージ以外に、女王が公式放送を通じて国民に語りかけるケースはほとんどない。ところが、今年だけは異例中の異例で2度も出演している。

4月、エリザベス女王は国内のテレビ放送網と公式SNSアカウントを通じて、医療関係者や公共サービスなどのエッセンシャルワーカー、さらにはパンデミックで外出自粛中の国民に向け、感謝の言葉を述べている。

2020年4月、テレビや公式SNSアカウントを通じて、「いましばらく耐えましょう、必ずまた幸福な生活を取り戻す日が、友人や家族とともに暮らせる日がやってきます」と国民を激励したエリザベス女王。

The Royal Family YouTube official Channel

さらに復活祭の日曜日(4月12日)、女王はまたしても(事前収録の形で)国民にメッセージを発した。BBCやスカイニュースなど複数のメディアが、復活祭当日のスピーチはエリザベス女王の在位68年間で初めてのことと報じている。

なお、エリザベス女王は2020年、元ファーストレディーのミシェル・オバマ、女優で活動家のアンジェリーナ・ジョリーに続き、「世界で最も尊敬されている女性」(世論調査会社YouGov調べ)の3位に選出されている。

12月25日(日本時間の26日0時)は、アマゾンエコーの言語設定を英語にして、世界が敬愛するエリザベス女王の肉声に耳を傾けてみてはいかがだろうか。

[原文:The Queen's Christmas Day broadcast has gone from radio to TV — and now to Amazon's Alexa

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿