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自滅しつつある民主党

イラン

2019年3月30日 (土)

自滅しつつある民主党

2019年3月28日
Paul Craig Roberts

 民主党員は物笑いの種になるのをやめられないのだ。トム・ハートマンが一例だ。彼は「コモン・ドリーム」に記事を書き、ラジオのトーク番組を持っている。ジョージ・W・ブッシュ政権時代には私は彼の番組の常連ゲストだった。ブッシュ政権の欺瞞や違法な侵略戦争について真実を話しても問題はなかった。だがオバマ政権の欺瞞や違法な侵略戦争について真実を話す私は、彼の番組には不適任だった。

 ハートマンは、彼らの他の連中同様、決して民主党の党派行動から逃れられまい。彼は「隠蔽長官」と彼が呼ぶウィリアム・バー司法長官が、マラーのロシアゲート報告を隠蔽したと断言している。ハートマンは、マラーがトランプに対するあらゆる種類の、のっぴきならぬ証拠を発見したと思っているが、バーが「我々に、犯罪がないと決定したマラー報告から完全な文を一つも見せないので、我々は決してわかるまい」。彼は「マラーの報告を隠蔽し、トランプの行動を正当化するため、判決の断片の良いとこ取りをした」とバーを非難している。彼は「法律上の危機で、共和党大統領を助けるこの種類のことをするバーの実績が、トランプがなぜ司法省を率いるよう、彼を連れ戻したかの説明になる」と読者に言っている。https://www.commondreams.org/views/2019/03/26/has-cover-general-william-barr-struck-again

 ハートマンは無知で、マラーの報告を公表しないとバーを非難している。それとは逆に、バー報告要約は明らかに、連邦法が、公表される情報を特定し、その公開を規定すると述べている。アメリカ司法省が「法律上、公表不可能な資料」を特定すれば、すぐに報告は公表されるだろう。

 マラーが、トランプの首を銀の皿に載せて、彼らに差し出さなかったので、民主党員が失望しているのを私は知っている。だが確かに民主党員さえ、ロシアゲート陰謀物語を信じるほど愚かではない。トランプがロシアとの関係を正常化し、年間1兆ドルの予算を正当化する敵を消滅させるのを阻止するため、全て軍安保複合体がでっち上げたのだ。

 ハートマンは、ばかげたことを書く前に、バー報告要約を読むべきだった。バーは報告書からマラーの言葉を直接引用している。「調査は、ロシアの選挙干渉活動で、トランプ選挙運動メンバーが、ロシア政府と、共謀あるいは調整したことを立証しなかった。」http://www.informationclearinghouse.info/51323.htm

 マラー報告書から再び引用しよう。「大統領が、ロシアによる選挙介入と関係する根本的犯罪に関係していた確証はない。」

 失望に対処できない他の民主党員は、選挙共謀の嫌疑は晴れたが、トランプの司法妨害の嫌疑は晴れていないと主張している。これは民主党としてさえ途方もないことだ。トランプが犯罪をしていないのに、どんな証拠を隠しただろう? 彼の無罪の証拠? 殺人には死体が必要なのと全く同様、司法妨害には罪が必要なのだ。

 だが、事実は民主党員にとって退屈だ。彼らと売女マスコミがついた全ての嘘がマラー報告に書かれるのは確実だった。マラーのスタッフは根っから民主党で、マラーはトランプに関する何かを手に入れようという取り組みで、ありとあらゆる卑劣な企みを駆使した。それは決して実現可能でなかった。

 彼らがイラン・コントラを決して克服していないのと全く同様、民主党員は決してそれを克服できまい。ハートマンは、ロナルド・レーガンと「イラン・コントラもみ消し」を持ち出さずには「ロシアゲートもみ消し」について書けなかったのだ。

 彼は一体何のもみ消しの話をしているのだろう? レーガン政権が開始した捜査は、ジョージ・H・W・ブッシュ政権でも続いた。それは、アブグレイブ拷問事件のように、下級兵士ではなく、1ダースの高官の起訴と有罪判決をもたらした。有罪宜告された連中の中には、エリオット・エイブラムス国務次官補、ロバート・C・マクファーレン国家安全保障補佐官、ジョン・ポインデクスター国家安全保障補佐官、クレア・ジョージCIA機密活動部長、アラン・D・フィアーズCIA中米特別委員会委員長、リチャード・セコード空軍少将、オリバー・ノース中佐らがいた。

 キャスパー・ワインバーガー国防長官は起訴されたが、裁判前にブッシュ大統領に赦免された。ポインデクスターの有罪判決はくつがえされた。証言することに対し、ノースは免責特権を与えられた。セコード大将を例外として、有罪宜告された他の連中は、後にブッシュ大統領に赦免された。

 ジョージ・W・ブッシュとオバマ政権に確立された前例の下では、イラン・コントラ捜査は、今や可能ではあるまい。21世紀、アメリカ大統領が、議会を超越する最高司令官としての権限を成功裏に確立したのだ。コントラへの援助を禁止したいわゆるボーランド修正条項は事実上、死文化している。

 イラン・コントラは、ニカラグアにおける共産主義による権力奪取と思われたことを防ぎ、ヒズボラに拘束されたアメリカ人質を釈放させるため、イスラエルを巻き込む案だった。クリントン政権によるセルビア爆撃や、ジョージ・W・ブッシュ政権によるアフガニスタンとイラク侵略や、オバマ政権による、カダフィ打倒や、アサド打倒未遂や、ホンジュラスや、ウクライナで民主的に選出された大統領の打倒や、トランプ政権によるイランに対する恫喝や、ベネズエラで民主政治を転覆させようとしているのと比較すれば、スキャンダルとしては、違法性は遥かに見劣りする。

 イラン・コントラは30年前の出来事だ。50歳以下の人は誰も、それについて何も知らないだろう。それでも我々は、それについて、現代の甚だしい職権乱用や戦争犯罪に関するより、ずっと多くを、リベラル派/革新主義者/左翼から聞かされるのだ。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/03/28/the-democrats-are-self-destructing/

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ハマース

ハマース

 

正式名称はイスラーム抵抗運動アラビア語حركة المقاومة الاسلامية‎ Ḥarakat al-Muqāwamat al-Islāmīyah)で、各単語のアラビア文字の頭文字 (ح (Ḥ), م (M), ا (Ā), س (S)) からハマース (حماس) と通称される。この単語はアラビア語で「激情」も意味する。

一般的に日本のメディアでは「ハマス」と呼ばれ、団体名と合わせて「イスラム原理主義組織ハマス」と表記されることが多い。

イスラエルに対してテロリズムを含めた武装闘争路線を維持するハマースに対する評価は、国や団体により様々である。イスラエル、欧州連合(EU)、アメリカ合衆国はハマースをテロ組織に指定している。ヨルダンは1990年から国内における活動を禁止している。ノルウェーロシアトルコカタールエジプトなどの政府は、ハマースの指導者と対話を行っている。

 

アラブの春[編集]

2011年に始まったアラブの春では当初、ハマースはリビアの反カダフィ蜂起を支持する一方、シリアでの反体制デモには沈黙を保っていた[15]

しかしシリア内戦が長期化、拡大するにつれて、ハマース内部でもシーア派であるシリアのアサド政権イランを忌避する傾向を強めた。2012年1月にはシリアの首都ダマスカスに滞在してアサド政権に近いマシャアルが退任を表明、ヨルダンに退去した[16]。翌2月にはガザ地区行政府を握るハニーヤがシリア反体制派の支持を明言し、ダマスカスとの決別が明らかとなった[17]

シリアの同盟国であり、ハマースの一方の支援者であるイランはこのハマスの背信に批判的な態度を示したが[18]、ハマースは却ってイスラエルの対イラン攻撃に反対しない旨を発表し、両者の関係もまた断絶した事を明らかにした[19]

エジプトでは2011年の革命ムバーラク政権が崩壊し、2012年にはムスリム同胞団出身のムハンマド・ムルシーが民主的選挙に勝利して大統領に就任した。ガザ政府首相イスマーイール・ハニーヤはエジプトを訪問し、ムルシーやヒシャーム・カンディール首相と会談するなど関係強化に努めた。2012年11月のイスラエル国防軍によるガザ攻撃の際は、カンディール首相がガザ地区を訪問し、ムルシー大統領が停戦交渉の仲介をおこなった。

 

 

 

 

 

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米下院の委員会がサウジへの機微の核技術を提供した疑いで新たなトランプ攻撃

2019.03.28
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下院監視・政府改革委員会

 

 ドナルド・トランプ米大統領を「ロシアゲート」で排除するという目論見の破綻は2月27日にアメリカ下院の監視・政府改革委員会におけるマイケル・コーエンの証言で決定的になった。本ブログでも書いたように、彼はトランプとロシアとのスキャンダルと言えるようなものは含まれていなかったのである。

 

 このロシアゲートとは2016年のアメリカ大統領選挙にロシア政府が介入したとする話で、ロバート・マラーが特別検察官に任命されて捜査が進んでいた。

 

 この「疑惑」に対する疑問は当初から指摘され、もしこれが事実ならすべての通信を傍受、記録しているNSAからその傍受記録を取り寄せるだけで決着が付く。つまり特別検察官を任命する必要はない。特別検察官が必要だったということは、でっち上げだろうと考える人は少なくなかった。

 

 アメリカでは別件で起訴し、司法取引で偽証させるという手法が使われている。ロシアゲートでもそうするしかなかったはず。そのターゲットのひとりがコーエンだったのだが、そのコーエンが司法省/FBIの望む偽証をせず、ウィリアム・バー司法長官へ提出されたマラーの報告書は疑惑を裏づける証拠を見つけられなかったと書かざるをえなかったのだろう。

 

サウジの核兵器開発話

 

 コーエンが証言した監視・政府改革委員会はやはり2月に機微な核技術をサウジアラビアへ渡す動きがあるとする報告書を公表した。内部告発者の話だとされている。

 

 それから間もない3月8日、イラクにおけるアメリカ軍の実態を明らかにした内部告発者のブラドレー・マニング(現在はチェルシー・マニングと名乗っている)特技兵が再び収監された。アメリカの司法システムはウィキリークスに対する弾圧を正当化する証言をマニングにさせようとしたのだが、それを拒否したからだ。

 

 アメリカでは同じ戦闘集団でも状況に応じ、「自由の戦士」や「テロリスト」というようにタグを付け替える。「内部告発者」というタグの使い方も似たようなものだ。

 

 ところで「機微な核技術」の問題だが、これはありえる。3年前の大統領選挙でトランプへ多額の寄付をしたカジノ経営者のシェルドン・アデルソンは2013年にイランを核兵器で攻撃すべきだと主張しているのだ。

 

 アデルソンはアメリカのラスベガス(ネバダ州)、ベスレヘム(ペンシルベニア州)、マカオ(中国)、マリナ湾(シンガポール)でカジノを経営、日本でもカジノを経営しようと計画している。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と近い関係にある。アデルソンが来日した3カ月ごにネタニヤフも日本を訪れているが、その際、日本政府高官に対し、アデルソンへカジノのライセンスを速やかに出すよう求めたという。これはイスラエルのハーレツ紙が2015年2月5日付け紙面で伝えたのだが、この記事はすぐに削除された。

 

日本の核兵器開発

 

 トランプの周辺にはイランを核攻撃するべきだと考えている人物がいるということだが、アメリカ支配層というように考えても核兵器の拡散には積極的な勢力が存在することがわかる。

 

 例えば、NHKが2010年10月に放送した「“核”を求めた日本」によると、1965年に訪米した佐藤栄作首相はリンドン・ジョンソン米大統領に対し、「個人的には中国が核兵器を持つならば、日本も核兵器を持つべきだと考える」と伝え、その後も核兵器の開発を進めた可能性が高い。

 

 リチャード・ニクソン政権の時代、大統領補佐官だったヘンリー・キッシンジャーは彼のスタッフに対し、日本もイスラエルと同じように核武装するべきだと語っていたとも言われている。(Seymour M. Hersh, “The Samson Option,” Random House, 1991)

 

 また、ジャーナリストのジョセフ・トレントによると、東京電力の福島第1原発が過酷事故を起こした2011年当時、日本には約70トンの兵器級プルトニウムがあったという。核兵器開発がそこまで達していたというのだが、その背景にはアメリカ側の事情があったとトレントは説明している。

 

 ロナルド・レーガン時代のアメリカでは増殖炉計画がスタート、1980年から87年にかけての期間にエネルギー省は160億ドルを投入したというが、87年に議会はこの計画への予算を打ち切られてしまう。

 

 そこで目をつけられたのが日本の電力業界で、共同研究という形で研究資金の大部分を負担させ、その代償として核関連の技術を格安の値段で売り渡しすことにしたという。そして高性能プルトニウム分離装置がサバンナ・リバー・サイトからRETFへ移転されたのである。

 

イスラエルの核兵器開発

 

 アメリカの支配層から核兵器の開発を支援された国で忘れてならないのはイスラエル。1986年10月にサンデー・タイムズ紙が掲載したモルデカイ・バヌヌの内部告発によると、イスラエルが保有している核弾頭の数は150から200発。水素爆弾をすでに保有、中性子爆弾の製造も始めていたという。中性子爆弾は実戦で使う準備ができていたとしていた。

 

 そのほかイツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めたアリ・ベンメナシェによると、1981年に時点でイスラエルがサイロの中に保有していた原爆の数は300発以上で、水爆の実験にも成功していた。(Seymour M. Hersh, "The Samson Option", Faber and Faber, 1991)またジミー・カーター元米大統領はイスラエルが保有する核兵器の数を150発だとしている。(BBC, May 26, 2008)

 

 イスラエルの核兵器開発は欧米の富豪、例えばアメリカのエイブ・フェインバーグやフランスのエドムンド・ド・ロスチャイルドたちの支援を受けていた。フェインバーグはダビッド・ベングリオンから信頼されていた人物で、ハリー・トルーマンやリンドン・ジョンソンのスポンサーとしても知られている。フランス政府も1949年から協力、1950年代の半ばに開発は本格化し、24メガワットの原子炉をフランスから手に入れた。

 

 こうしたイスラエルの核兵器開発にジョン・F・ケネディ大統領が厳しい姿勢で臨んだことは有名だが、ほかにも批判的な人は少なくなかった。そこで核兵器の開発に必要な核物質を密輸している。そうした工作で重要な役割を果たした会社のひとつが1957年に設立されたNUMEC。

 

 1960年頃になると、ウェスチングハウスやアメリカ海軍から同社へ持ち込まれた濃縮ウランのうち90キログラム以上が行方不明になっていることが発覚、「紛失核物質」の総量は178キログラムから270キログラムに達するとも言われている。

 

 フェインバーグをスポンサーとするジョンソンはイスラエルの核兵器開発に甘く、NUMECの事件も闇に葬り去られたかに思えたが、1977年にカール・ダケット元CIA副長官が暴露してしまう。

 

 イスラエルは重要な核物質の供給源を失ったのだが、西ドイツの化学会社をダミーに使うなどして1968年にはソシエテ・ジェネラル・ド・ベルジックから200トンの酸化ウラニウムを購入している。

 

 こうした工作以上に重要なルートが南アフリカ。イスラエルはウラニウムを入手するかわりに核技術や兵器を提供していた。1976年にはイスラエルのテルアビブに南アフリカ大使館が開設され、南アフリカのジョン・フォルスター首相がイスラエルを訪問している。

 

 しかし、両国の関係は1980年代後半から冷却、そこでイスラエルはペルーに目をつける。目的の物質はセンデロ・ルミノソ(輝く道)の支配地域にあったが、指導者のアビマエル・グスマン・レイノソはドイツ系ユダヤ人の父親とインディオのメイドとの間に生まれた人物で、交渉は順調に進み、取り引きは成立した。なお、グスマンは1992年に逮捕されている。

 

 イスラエルにおける核兵器開発の中心、ネゲブ砂漠にある原子力研究センターで1990年代の初めに大規模な事故があったと噂されている。内部の様子は不明だが、外部からは炎が見えたというのだ。

 

 この施設は1990年から94年頃まで閉鎖されたが、公的な説明はアメリカ政府からの圧力だったとされている。バヌヌの内部告発が影響したとも考えられるが、もし事故の影響だったなら、核兵器の生産が困難になっている可能性がある。そうなると、どこかで核弾頭に使うプルトニウムやウラニウムを製造しなけらばならないだろう。

 

イランへの核攻撃

 

 イスラエルがイランを核攻撃した場合、イスラム世界だけでなく世界中の批判がイスラエルへ向く。アメリカが実行する場合はロシアとの核戦争を覚悟する必要がある。サウジアラビアならイランと戦争になって両国が破壊されてもアメリカやイスラエルはダメージが少ない。破壊された後にエネルギー資源を支配することも可能だ。ということで、サウジアラビアを核武装させる可能性は小さくない。

 

最終更新日  2019.03.28 18:38:31
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脅せば脅すほど自らが「張り子の虎」だということを知られてしまう米国

2019.03.30
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 ドナルド・トランプ米大統領は3月27日、ロシアがベネズエラから引き揚げなければ、あらゆる手段を使って追い出すとクレムリンを脅した。同じ日にマイク・ペンス副大統領は選挙で選ばれたニコラス・マドゥロ大統領を独裁者と呼び、出て行けと恫喝した。ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官もロシアに対し、出て行けと叫んでいる。

 

 脅して邪魔者を排除するという手法はリビア、シリア、ウクライナでも使っていた。いずれも仕掛けたのはバラク・オバマ政権で、2011年春に始めたリビアとシリア、そして14年2月にはウクライナで実行している。

 

 このうちリビアではムアンマル・アル・カダフィ政権を倒し、カダフィ本人を惨殺。ウクライナではビクトル・ヤヌコビッチ大統領を追い出し、ネオ・ナチが支配する体制を作り上げている。

 

 しかし、シリアでは失敗した。政府軍が強かったこと、バシャール・アル・アサド大統領夫妻がアメリカなどの脅しに屈せずに逃げ出さなかったこと、前のケースの反省からロシアがNATO/アメリカの直接的な軍事介入を阻止、2015年9月からはシリア政府の要請で軍事介入したことなどの結果である。

 

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、アメリカのリチャード・ニクソンはアメリカが何をしでかすかわからない国だと思わせることで世界を自分たちが望む方向へ導けると考え、イスラエルのモシェ・ダヤンはイスラエルを狂犬のように振る舞う国にすべきだと語った。「触らぬ神に祟りなし」と思わせるべきだということだが、これはネオコンの手口でもある。彼らは脅せば屈すると信じている。

 

 確かにこれまでは恫喝に大半の国、あるいは人びとは屈したのだが、シリアは屈しなかった。イランも屈しない。勿論、ロシアや中国にも通じない。イラク国防省はアメリカ大統領の居座り発言に反発、同省の広報担当官を務めているタシーン・アル-カファジ少将は、他国を侵略するためにイラクの領土を使わせないと発言している。アメリカ軍の動きに対する不快感を表明したと言えるだろう。

 

 ジョージア軍との戦闘、クリミアでの手際、そしてシリアでの戦闘でロシア軍はその強さを世界に示した。同程度の規模の部隊が通常兵器で衝突した場合、アメリカ軍はロシア軍に勝てないことが明確になってしまった。おそらく、朝鮮がロシア、中国、韓国で進めているプランに乗った理由もそこにある。

 

 ロシアは3月23日、99名の兵員を乗せ、35トンの物資を積んだAn-124とIl-62の2機がカラカス空港へ到着した。トランプ、ペンス、ボルトンらの発言はこれを意識したものだが、ロシア政府は必要なだけ留まるとしている。

 

 かつてコンドリーサ・ライス元国務長官はFOXニュースのインタビューの中で、控えめで穏やかに話すアメリカの言うことを聞く人はいないと語ったが、それは事実。アメリカを信頼ししたり、まして尊敬して従っている人は少ないだろう。大半の人は怖いから従っているだけだが、その怖さが消えかかっている。「張り子の虎」だと考える人が増えている。アメリカを中心とする支配システムが崩れるのは時間の問題のように見える。

 

最終更新日  2019.03.30 12:44:01 
 
 
2019.03.29
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 マーチン・ルーサー・キング牧師は1967年4月4日、ニューヨークにあるリバーサイド教会で「なぜ私はベトナムにおける戦争に反対するのか」と題する説教を行った。「ベトナムを憂慮する牧師と信徒」が主催する集まりでのものだ。

 

 その中で牧師は主催者の執行委員会が発表した声明の冒頭部分を紹介している。「沈黙が背信である時が来ている」と書かれているのだが、この言葉は今の時代でも有効だ。有力メディアが大音量で宣伝している虚偽情報を指摘せず、沈黙することは人類、いや生態系に対する裏切り以外の何ものでもない。

 

 3月26日、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」に所属するウーマンラッシュアワーの村本大輔がAbemaTVの番組、『AbemaPrime』のMCを降りたという。

 

 彼によると、「ちょっとでも僕が沖縄のことを書くと、いままでだったらスルーされていたことが『すごく許せない』ということで会社とかに電話があ」り、「社員さんなんかが『沖縄の発言、あれはやめたほうがいんじゃない』とか。毎回ですよね」という状態だったという。

 

 所属事務所の社長である藤原寛社長から楽屋で「こないだのツイッターの件やけども、これはどうにかならんか、百田さんや高須さんのこと」と言われたともいう。

 

 百田とは放送作家の百田尚樹で、朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」でチーフライターを務めていた人物。安倍晋三を支えてきた日本会議の仲間でもある。沖縄に関しては村本と逆の立場から発言してきた。

 

 ちなみに、このところ再び闇の部分が注目されているAKBグループを率い、安倍晋三と交流がある秋元康も放送作家からスタートしている。この秋元のプロデュースで昨年8月、村本も所属する吉本興業グループは「吉本坂46」を結成した。吉本興業が拠点にしている大阪はカジノ都市を目指している。カジノと秋元は最悪の組み合わせに思える。どうしてもひとつのことが頭に浮かぶ。

 

 高須とは美容整形で成功した医者の高須克弥で、ナチスを肯定したりホロコーストを否認する発言を繰り返し、世界的な規模で報道されている人物。一種の「炎上商法」なのかもしれない。

 

 百田や高須がどのような政治信条の持ち主かは知らないが、そうした発言が社会的な地位や収入にプラスだということは間違いない。そうした「成功」を望むなら、村本のような言動は慎む必要がある。村本以外にも政治を語る吉本興業系のタレントは少なくないが、百田や高須と同じスタンスからの発言なら問題はないようだ。

 

 ところで、キング牧師は「公民権運動」という枠を乗り越えてベトナム戦争に反対すると表明した。ロン・ポール元下院議員によると、キング牧師の顧問たちは牧師に対してベトナム戦争に焦点を当てないよう懇願していたというが、そうした声を押し切っての発言だった。

 

 

 そして1968年4月4日、リバーサイド教会での説教から1年後にテネシー州メンフィスのロレイン・モーテルでキング牧師は暗殺された。



最終更新日  2019.03.29 00:30:07
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ゴランの人々はトランプ宣言を非難し、その無効性を確認します

2019年3月31日日曜日 - 05:07 GMT
 
ゴランの人々はトランプ宣言を非難し、その無効性を確認します

シリア - アル=カウサー:占領されたシリアン・ゴランの人々はゴルンに関するドナルド・トランプ大統領の宣言を非難し、ゴランはシリア・アラブでシリアの不可欠な部分であると言っています。

占領されたシリアゴランの居住者は、占領されたバカタ村での抗議中、トランプ宣言は占領されたゴランに関する国際法と条約と国連決議、特にゴランを占領下のシリアの領土とみなすすべての占領措置の違反であると強調した

占領されたゴランのMajdal Shams、Baqata、MasadaおよびEin Quniyaの村からの参加者は、彼らのシリアアラブ人としてのアイデンティティ、彼らのシリアの故郷への帰属、そしてイスラエル占領当局が没収し、強制的に追放しようとしている

Sheikh Jad al-Karim Nasserは、トランプ宣言は無効で違法であり、地面に法的効力を持たないと強調した。なぜなら、ゴラン人々はより堅実であり占領当局とアメリカ政権が子供たちを強制しようとしないことをゴラン高原

Sheikh Atef Darwishはゴランの人々は占領されたゴランから土の粒をあきらめていないし、あきらめないであろうと指摘しました、なぜならそれは父と祖父母の土地であり、世界にはこの歴史的権利を奪うことができる力がないからです。

その順番で、シェイク・サルマン・アユーブはトランプ宣言を愚かで無責任で国際法と決議に反していると述べ、イスラエルの占領組織のすべての手続きと慣行がシリアのアラブ・ゴランのアイデンティティーを変え、シリアの国家主権に戻ることはないと述べた。

シェイク・アリ・アブ・ジャバルはトランプ・アル・アランの宣言を非難しました。これは領土に対する国家の主権への攻撃であり、占領下の政治を受け入れるために必死の試みで占領されたゴランの人々を制限することを目的とした占有者です。

 

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Aoun Guterich大統領:海上国境を画定するための国連の支援を求める

Aoun Guterich大統領:海上国境を画定するための国連の支援を求める

 
Aoun-Guterich大統領

総督ミシェル・アウン大統領は、チュニジアに到着した直後に、第30回総会でアラブ首脳会議へのレバノン代表団を統括する会議を開始し、シェラトンホテルに滞在して、国連事務総長アントニオ・グーテリッチを事務総長を含む代表と共に受け取りました。リビアでは、元Ghassan Salama大臣、Rosemary de Carlo政治事務次長、Tangi Stellin事務総長補佐、Ehab Amish事務総長事務局長。

レバノン側には、ラヤ・アル=ハッサン大臣、モハメド・ダウド大臣、サレ・アル=ガリブ大臣、メリー・オーン・ハシェム大統領の主席顧問、そして多数の顧問が出席しました。

グテレス

Guterresは、「国境の安全と安定を維持するために、新政府、国連組織、およびUNIFILと協力して、レバノンの安定のために働き続けるという国連の意志」を表明した。 「彼は言った。彼は、「レバノン主権の保存の枠組みの中で決議1701を実行するために、レバノン軍とUNIFILの間の協力を強化することの重要性」を強調した。

オウン

同氏は、「安全保障、社会、人道的分野におけるレバノン支援のための国連の努力に感謝の意を表する」と述べ、「レバノンの今日の優先課題は、シリア難民の自国への帰還である」と述べた。みんな」彼は、「レバノンはシリアの安全な地域にシリアの帰還者の輸送船団を組織し続け、そしてこれらの数は17万1000人以上が避難した」と強調した。

彼は、「ポンピオ国務長官の会談中に現れたデータは、この点に関して前向きな進展を示した。これは、米国の立場での進展である衆議院前の証言に反映されている。

「レバノンは決議1701を尊重し、その実施を続けているが、イスラエルは陸上、海上、空中での侵害を続け、レバノンの空域を侵害してシリアに対して空爆を開始している」と述べた。「レバノンは、国境を画定するのを手助けすることと、この欲求に対応するようイスラエルを説得することを国連に要請している」と彼は言った。アウン大統領は、この点に関するレバノンのイニシアチブの回答を受けて、「対話と出会いのためのヒューマンアカデミーの立ち上げの段階について」とブータレスに説明し、「レバノン提案に対する国際機関の支援」を確認した。特にその独立性と安定性を強化するという観点から、それが求めるニーズ。」

出典:国家情報局

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Ashraf Ghani:アフガニスタンでの40年にわたる危機を終わらせる機会

Ashraf Ghani:アフガニスタンでの40年にわたる危機を終わらせる機会

 
モハメドアシュラフガニ

アフガニスタン大統領のAshraf Ghaniは、「アフガニスタンで今40年に及ぶ危機と戦争を終わらせる機会がある」と述べ、「アフガニスタン国民の幅広い参加が安定の解決を保証する」と述べた。

同氏は、「40年にわたる危機を終わらせる機会がある」と語った。「平和と戦争の機会には国が含まれなければならないため、至高のロヤ・ジルガが治癒することを求めた」と語った。

「私たちが40年間に亘って望んできた安定性は法の支配に基づいていなければならない。アフガニスタンの人々、特に女性の広範な参加は安定性を保証する」とガニは言った。

ソース:スプートニク

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大統領選挙はウクライナで始まります

 

大統領選挙はウクライナで始まります

発行年月:2019年3月31日 | 05:05 GMT |

最終更新日:31.03.2019 | 05:10 GMT |世界のニュース

大統領選挙はウクライナで始まります
大統領選挙の投票プロセスのためのウクライナの投票所でのもう一つの準備
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1991年のソビエト連邦からの独立以来、7回目の大統領選挙のために、ウクライナの有権者は今日の午前8時に有権者への扉を開いた。

最新の世論調査によれば、約30%の支持を得ているコメディアンのウラジミール・ゼリンスキー氏に続いて現職の大統領大統領ペトロ・ポロシェンコ氏が17人、そして愛国党のバトケフチナ氏がこれに続く。 )、15.5%で三位にユリアティモシェンコ。

1,500人の外国人を含む2,300人以上のオブザーバーが世論調査に参加している一方で、ウクライナ当局はロシアのオブザーバーが外国の任務にさえ参加することを妨げ、ヨーロッパの安全保障と協力機構(OSCE)から批判を集めました。

ロシアに住んでいる約250万人のウクライナ国民も、ロシアの選挙で投票する可能性を否定されました。これは、ウクライナの中央選挙管理委員会がロシア領土の投票所を閉鎖する決定をしたためです。

ウクライナの選挙管理委員会によると、登録有権者の数は約3000万人です。

予想によると、これらの選挙の運命は最初のラウンドで解決されないかもしれません、そして、どの候補者も投票の50%以上を受け取らなければ、ウクライナは3週間後に選挙の2番目のラウンドを見るでしょう。

出典:代理店

 
 
 
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トルコの地方選挙が始まる

発行年月:2019年3月31日 | 05:06 GMT |

最終更新日:31.03.2019 | 05:11 GMT |世界のニュース

トルコの地方選挙が始まる
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5,700万人以上のトルコの有権者が今日大統領選挙で大統領選挙が採択された後の最初のそのような選挙で投票を始めた。

ステートメントは、有権者は5年間の任期で、地方行政国、地域および国の村々に基づいて選択することが、81、トルコの状態全体に分散し、194000と390選挙資金に彼らの票を投じることになります。

投票はトルコ東部州では現地時間の午前7時から午後4時まで、そして他の州では午前8時から午後5時まで続けられます。

主要都市が率いる30の自治体に勝つために独立した候補を含む12の政党、から1389人の候補者、および51都市自治体、および主要都市、403の自治体や手の自治体の386地区内の市町村の519地区がこのレースでロックされました。

今日、トルコ人は何十万もの地区と村、そして227,624人の地方議会と地方裁判所の議員を選出しています。

第7、第四時間の間投票、そして午後には8位と5の間投票の分野で17:00の地域で16時から始まる票のカウントを開始する予定です。

今日のレースは1930年8月12日に国の最初の地方選挙で、トルコの歴史の中でその種の19日です。

同国の指導者でありAKP指導者であるレセップ・タイップ・エルドアン首相は、彼の選挙運動を開始してから48日以内に57の州と14の地区で演説を行った、トルコの州で最も声高な政治家でした。

前回の地方選挙では、AKPは49州のトルコ人の支持とイスタンブール、アンカラ、ガジアンテップのような重要な自治体の統制権を獲得しました。

出典:トルコの機関

 
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レバノン当局者は、米国がシバア農場に対するイスラエルの主張も認めることができると恐れている



レバノン当局者は、米国がシバア農場に対するイスラエルの主張も認めることができると恐れている
 

シリアの占領されたゴラン高原に対するイスラエルの「主権」を認めるという米国の物議をかもす決定は、テルアビブ政権によって占領下に残っているShebaa農場の運命についてレバノン当局者の間で懸念を引き起こしました。

1967年の戦争の間、イスラエルはレバノンとシリアの国境とゴラン高原との交差点にある小さな土地のシバア農場を占領しました。

イスラエルは2000年に南レバノンから撤退したが、この地域の所有権はレバノンとシリアの間で決定されていないという口実の下でシバア農場の支配を保った。

テルアビブは、シェバア農場が占領されたゴランの一部であると考えている一方で、ダマスカスとベイルートは、この地域はレバノンであると言っています。

今週初め、ドナルド・トランプ米大統領は、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相との会談で、占領されたゴランに対するイスラエルの「主権」を認める判決に署名した。

この動きは、レバノンを含む、国際的な非難を引き起こしました。

レバノンのミシェル・オウン大統領は、ゴランに対する米国の新たな立場は「世界にとってのブラックデー」であり、国際法に反する「恣意的な行動」であると述べた。

レバノン当局者は、米国がShebaa農場に対するイスラエルの主張を認めることもできると恐れている。

匿名性を条件に話していたレバノン当局者は、ロンドンを拠点とするサウジアラビアのAsharq al-Awsat新聞に、Shebaa FarmsはGolan Heightsの一部ではないと語った。

「イスラエルへの併合を宣言するよう私たちの土地について言及した者は誰もいなかった。そのため、レバノンの公式見解はシリアとその土地に影響を与えるため、その動きを批判することに限定された。

しかし、ドバイに本拠を置くINEGMA防衛コンサルタントの責任者であるRiad Kahwajiは、イスラエルがShebaa FarmsをGolanの一部と見なす限り、米国の最近の決定はレバノン地域も対象とすると主張した。

「Shebaa農場、Kfar Shuba Hills、Ghajarの村がイスラエルにとってゴランに属する領土である限り、そのほとんどが1967年に占領されました。ゴランに対する主権をアメリカが認めることは、占領された領土を含む主権を自動的に意味する「レバノンの領土は、「問題を悪化させるのは、ゴランが始まる場所と終わる場所を決める明確な文書と地図がないことです」と彼は付け加えた。

 

 
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米国がレバノンで「内戦」を引き起こすことを試みている



「内戦」を引き起こすことを試みている米国  レバノンでは、パレスチナ西岸の認識は、米国の次の議題です:Nasrullah
 

ヒズボラは、アラブ世界が行動を起こさない限り、米国は次にテルアビブ居住の西岸地区に対するイスラエルの「主権」を認めることを選択できると警告している。

レバノンの抵抗運動の事務総長Sayyed Hassan Nasrallahは火曜日の演説の間に警告を発した。

「全世界が[エルサレム]アルクッドをイスラエルの永遠の首都として宣言することをドナルド米大統領に許すとき、そして特にアラブ世界が沈黙しているとき、これはすべての米国の違反のための道を開く」と彼は言った。

「制度や国際法がアメリカのアジェンダとその利益に資することに失敗したとき、彼らは単にそれを無視して無視するだけであり、「国際社会」と呼ばれるものは土地所有権を含む人々のいかなる権利も保護できない。主権、ゴランで起こったこと、あるいはそれ以前にエルサレムで起こったことのように、征服された土地を取り戻す」とナスララは言った。

トランプは、イスラエルの政権が1967年の戦争の間に西岸のパレスチナ領土の一部として占領した神聖な都市を、2017年末のイスラエルの「首都」として認めた。月曜日に、米国大統領は彼の2番目に物議を醸す親イスラエル人シリアのゴラン高原に対する政権の「主権」を認識することによって、彼の任期中の行動。テルアビブは同じ戦争の間に後者の領土を占領しました。

「トランプが西岸諸国に対するイスラエルの主権を認めることを期待しなければならない」とNasrallahは付け加えた。

彼は、パレスチナ人の歴史的要求に対する法外な違反を含む、イスラエルとパレスチナの紛争に対するワシントンの提案を覆して、そのような潜在的な動きは「今世紀の取り決めの一部である」と述べた。

「彼らはパレスチナの人々がガザに行き、住むことができると言うことができます」とアメリカの計画の一部として西岸からのパレスチナ人の追放を想定して、ヒズボラのチーフは言った。

彼はアラブ世界にこれらの見通しを妨げることによってそれが残したものである「良心」に頼るよう促した。

Nasrallahが提案したアラブ連盟は、2002年にサウジアラビアが提案したいわゆるアラブ平和イニシアチブを撤回し、代わりにさらなる交渉を要請するために、チュニジアでの次回のサミットを利用すべきだと提案した。

このイニシアチブは、テルアビブの西岸からの撤退と引き換えに、イスラエルと22のアラブ諸国の間の関係の正常化を提供しています。

レバノンでの「内戦」後のアメリカ

それとは別に、Nasrallahは、最近のレバノン訪問中に、マイク・ポンピオ国務長官による発言を指摘した。レバノンの外務省に出席して、トップの外交官はレバノンがヒズボラに「直面」し、レバノンの人々の夢の実現への障害としてそのグループにブランドを付けることを強く求めました。

Nasrallahは、イスラエルによる数回のイラク侵攻の際のように、彼の運動はレバノンの保護のために行われていると述べた。ヒズボラはむしろ、テルアビブが占めていた土地の一部を回収するというレバノンの人々の夢と汚職の根絶を支持しました。

「ヒズボラはこれらの夢に直面して立っていますか?それともヒズボラはその装置の一部であり、人々はそれを望んでいる」と彼は尋ねた。

ヒズボラ首相はまた、不安定な播種、破壊、そして軍事侵略による全世界への流血の米国の歴史について言及した。米国の問題の根源としてレジスタンスグループを選び出すことによって、米国はむしろレバノン人を互いに対抗させ、「内戦」を引き起こすことを試みている、とNasrallahは指摘した。

「彼(ポンペオ)は私たちを扇動しようとしていて、レバノンの人々にお互いの血を流してほしいと願っています。ポンピオは、レバノンの安定性と平和的な共存に失望しています」と彼は言いました。

 
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