[2023年2月21日8時51分]
ヘンリー王子とメーガン妃(2019年6月撮影)
英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)夫妻が、5月6日に行われる父チャールズ国王の戴冠式への出席を決めかねていると英デイリー・メール紙が報じた。
米カリフォルニア州に移住した夫妻は、戴冠式に出席するため自宅を出る前に国王と兄ウィリアム皇太子と直接対面して話し合いを行うことを要求しており、夫妻に近い情報筋はその実現の目途が立っていないことから出席するかどうかまだ決めていないと同紙に語っている。
ヘンリー王子は先月出版した回顧録「スペア」で国王や皇太子を攻撃する暴露をして物議を醸しているが、国王は王子夫妻を招待する意向で、近く招待状が送付されると見られている。
夫妻は王室を離脱しているため、出席を決めた場合は一般の招待客と同様に扱われると同紙は伝えており、皇太子夫妻の隣の席が用意されたり、バルコニーに王室メンバーと共に登場することもないと見られている。
王子は先月出演した英ITVのインタビューで「話し合わなければならないことがたくさんあり、彼ら(父と兄)が喜んで座って話し合いに応じることを望んでいる」と語り、英テレグラフ紙のインタビューでも家族や王室に対し「説明責任と妻への謝罪」を求めていることを明かしている。
英ミラー紙は、情報筋の話として王子の要求は非常に明確で揺らいでおらず、昨夏に行われたエリザベス女王の在位70年を祝うプラチナジュビリーや女王の葬儀の時のように雰囲気が有害になると感じれば出席しないだろうと伝えている。
一方で、王子がメーガン妃と子どもたちを自宅に残して単身で渡英し、2日間だけ滞在して戴冠式に出席後すぐに米国に戻る弾丸出席プランも取りざたされている。
(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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2022.10.25 Tue posted at 15:52 JST
王室メンバーの蝋人形にチョコレートケーキを投げ付けた抗議団体のメンバー/Just Stop Oil
Toyin Owoseje, CNN, Christian Edwards, CNN
ロンドンの観光名所として知られるろう人形館「マダム・タッソー館」で24日、国王チャールズ3世の人形を汚損した器物損壊罪で4人が逮捕された。
環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」の支持者2人によってチョコレートケーキがチャールズ国王の人形に塗り付けられる様子がカメラに映っていた。
その映像は団体のツイッターページで共有された。2人は王室メンバーの等身大の人形が設置された台の上に上がると、黒い衣服を脱ぎ、団体名の記された白いTシャツを見せた。ケーキを投げ付けた後で、来館者らに向かって「行動を起こすときだ」と呼びかけた。
警察は同日のツイッターで「マダム・タッソー館で事件があり、駆け付けた。2人の人物が食べ物を像1体に投げつけた。10時50分近くのことだ」と説明。「事件に関連して、4人を器物損壊罪で逮捕した」と付け加えた。
ジャスト・ストップ・オイルは上記の2人について、「政府に対し全ての石油・ガス開発の新規許可、承認を停止するよう求めている」と述べた。
24日の事件は、活動家グループによる一連の行動の最新事例。こうした行動は欧州全域で起きており、化石燃料が気候変動に果たす役割への注意喚起を目的としている。
23日には気候危機に抗議する2人組が、独ポツダムのバルベリーニ美術館に展示されているクロード・モネの「積みわら」にマッシュポテトを投げつけた。
モネの「積みわら」にマッシュポテトを投げつけた活動団体「ラスト・ジェネレーション」のメンバー/Last Generation/AP
絵はガラス板で保護されており、損傷はなかった。
化石燃料に反対する活動団体「ラスト・ジェネレーション」は報道向けの発表で、「より価値があるのは芸術か、それとも命か?」と問いかけた。
今月はさらに、ジャスト・ストップ・オイルの活動家がロンドンのナショナル・ギャラリーでフィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」にトマトスープをぶちまけた。
このような抗議行動に対する見方は分かれている。
英野党・労働党のスターマー党首は、ジャスト・ストップ・オイルの活動家による「傲慢(ごうまん)な」行いを非難。信念はあっても、やり方で台無しになっていると指摘した。
「私の考えでは彼らは間違っている。行動が間違っていると思う」。24日午前放送のLBCラジオの番組で、同氏はそう述べた。
その上で「とりわけ、以前見た画像についてそう思う。そこでは救急車が道路を走ってくるのだが、先へ進めない。人々が自分たちを道路に接着しているからだ」と述べた。
ゴッホの名画を汚した後、壁に自分たちの体を接着させた環境活動団体所属の女性2人/from Just Stop Oil
「このように自分たちを道路に接着する人たちは傲慢だと思う。彼らは自分たちだけが問題に対する答えを出せると考えているが、彼らに答えなどない」(スターマー氏)
ゴッホの「ひまわり」への襲撃が起きた後、芸術・文化部門の従事者の多くを代表する英公務員組合は声明を発表。気候変動への抗議という目的は支持するものの、「我々の共有する国家の遺産を襲うことは、そうした目的を達成する上で建設的な手法ではない」との見解を示した。
続けて「このような過激かつ危険な方策は支持できない。彼らの活動時には我々のメンバーも危険にさらされる」と訴えた。
一方スポーツ番組の司会者で、サッカーの元イングランド代表のスター選手だったギャリー・リネカー氏はより多くの共感を示した。
ジャーナリストのオーウェン・ジョーンズ氏がナショナル・ギャラリーの抗議参加者らに行ったインタビューをツイッターで共有したリネカー氏は、自身の860万人のフォロワーに対し「聞いてみる価値はある。なぜなら好むにせよ好まないにせよ、破壊的な抗議をしなければ誰も耳を傾けることはないのだから」と述べた。
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2023.02.21
英国アカデミー賞に出席したウィリアム皇太子とキャサリン妃 photo : David Fisher/Shutterstock
現在、弟ヘンリー王子との確執が注目されているウィリアム皇太子と、妻のキャサリン妃が英国アカデミー賞(BAFTAs)に出席。2人の振る舞いを、ボディーランゲージの専門家が分析した。
ウィリアム皇太子とキャサリン妃は日本時間2月20日に開催された英国アカデミー賞に出席。ウィリアム皇太子の父であるチャールズ国王が王座に即位し、自身がウェールズ公になって以来、初めての同授賞式出席となった。
レッドカーペットに登場したウィリアム皇太子とキャサリン妃を、大勢のカメラマンが取り囲んだ。そこでVougue誌がとらえた動画の中で、キャサリン妃がウィリアム皇太子のおしりを叩いて彼の注意を引いているように見えるものが。この動画はネットで話題となり、すぐさま大量に拡散された。
ボディーランゲージの専門家ジュディ・ジェームズ氏はこの行動についてThe Sun紙に「ウィリアム皇太子とキャサリン妃は、王室内での順位が上がりました。それにより、公の場でイチャイチャすることへの制限がかなり弱まったように見えるます」と分析。
さらに「2人はいつもより多くアイコンタクトをし、お互いに触れあうことで愛情表現をこれまでより増やしていた。そしてキャサリン妃が皇太子のおしりを叩いたのは、2人の力関係を示しているかもしれません」と、夫婦関係においてキャサリン妃が強い位置にいると推測した。
現在ウィリアム皇太子は、弟のヘンリー王子が出版した自伝本「スペア(Spare)」の影響もあり弟との不仲説がささやかれている。
ヘンリー王子は「ロイヤルファミリーに嫁いできた妻たちは、“型にはまる”ことを求められる」といった趣旨の発言をしているが、専門家は「このキャサリン妃の(おしりを叩く)行動は、そういったヘンリー王子による批判への反論なのかもしれない」とも読み取っている。
また、ウィリアム皇太子の歯が見えるほどの大きな笑顔が目立ったと指摘する専門家。「美しい妻とこの豪華な授賞式に参加できることを、彼がいかに喜んでいるかを示している」と、皇太子はキャサリン妃にメロメロであると分析した。
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