登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

最近読んだ本 30年3月分

2018年04月08日 | 読書


キラキラ共和国は小川糸らしい優しい話です。
ツバキ文具店の続編です。
主人公の鳩子とその周りの人達の時間がゆっくりと流れます。鳩子は再婚しQPちゃんと親子になってました。
依頼人の気持ちを考えて書く代筆の手紙も楽しく読めて、鎌倉を舞台に優しい時間が流れてます。
小川糸の話は心が綺麗な気持ちになります。
事件の起きない単調な日常って作者の力量がないと書けないと思うので、凄いなーと思って読んでます。
人殺したり(殺人事件)とか惚れた腫れたのないストーリーなのに引き込まれる話が多いです。


夜のまた夜の深い夜
度々整形して顔を変える母と国籍も何も無い主人公マイコ。
マイコが七海に手紙を出すという体裁で語られていくんだけど、イタリアの片隅で漫画喫茶で初めて漫画を読んで母から聞いた世界と現実の乖離に気づく。やがてマイコは家を出て、難民のエリスとアナとの生活。
そして母がなぜ日本に帰れないのかが明かされていく。赤軍とかオウムを思い浮かべながら読みました。
桐野夏生にしてはグロさは薄めだったかも。

ポーラースター、ゲバラ漂流

海堂尊の医者じゃない本は初めてかも。
この人の背中がむず痒くなる話は苦手ですが(笑)
そんな感じはなかった。
ゲバラは医学生だからそれ繋がりかな?
ポーラースターは北極星のこと。ゲバラの青春時代が描かれてます。
因みに四部作らしい。南米の地理感も全くないので今ひとつ入り込めなくて必死で読んだだけ。
後半読むか微妙。


幹事のアッコちゃん
幹事は苦手ですが、よく飲み会の店とか手配すること多いので共感したりしなかったり。
別に無理して読むほどの本ではないなと分類したにもかかわらずこれは三作目らしい。
前作は多分読まないと思うけど。


AX
グラスホッパー、マリアビートルと繋がってるけど読んでなくても楽しめる話。
殺し屋の兜が主人公。兜は恐妻家。
殺し屋なのに妻が怖くて、妻を怒らせないように、妻が白と言えば黒も白、黒と言えば白も黒。
殺し屋なのに子供の三者面談に行くとか普通の日常で、そして兜の最期もあれ…って感じでした。
でもラストまで楽しめていい作品でした。

あんまり伊坂幸太郎読まないんだけど…
本屋大賞ノミネート作品で読んでみました。

あと盤上の向日葵と
たゆたえども沈まず
騙し絵の牙予約してるけどなかなかきませんね。

今月はカズオイシグロ読んでます。

ノーベル賞作品は殆ど読んだことがないので興味本位ですが、綾瀬はるかがドラマしてたんですねー。みておけばよかったと後悔…

さて読書読書📖