雨の中の薬師岳と薬師岳山荘

これは9月6.7の記録です。

薬師岳山荘までの道のりはこちら

そうこんな雨の中、薬師岳に登ろうという酔狂な3人はまさかの富山県民ばかりでした。

「富山県民ならいつでもこれるでしょー」
といろんな人に言われましたが

山小屋になかなか泊まる機会はなく、
休みを合わせて取ってる…

おまけに一緒に登った女性は連休が年間に2回しか取れないそうです。

私達好きで雨の中登ってるんじゃない

滅多にない小屋泊まりのチャンスを北風の野郎に邪魔されても負けない猛者なのです。

と言ったところで
「頭悪いよねーこんな悪天候なのに」
「何が悲しくてこの土砂降り…」

ずぶ濡れカッパなのと、
ナチュラル・ハイなのとで、私達大声で喋りながら山頂目指します。

登り200ｍ程ですがのんびりとした道で…
こんなにダラダラ登ってほんとに50分で着くのか不安になるほど…





右往左往って感じですが、こんな感じでちょこまか登ります


この何も見えない道しるべで左折

そしてここに私の写真。




景色の全くない登山道を歩き
そして

15時42分


これだー
山頂だーーー
「バンザーーイ」


写真撮ります。
ずぶ濡れで冷たい…


どれが薬師如来？

山小屋で金色のと言われたけど金色もいくつもある。
雄山のノリで石に字を書いておいてきました

しかも石持ってくるの忘れて登山道に落ちてる比較的丸い石を確保。

濡れてるから字が描きにくくて

その後の土砂降りでもう消えてるかもしれないけど

3人で登頂を祝って下山…

帰ってきたら夕飯だと言われてますからね


私達は知ってる…
天気の悪い日の山小屋が楽しいことを

3人で下山し着替えたら
16時半まさかの夕食呼ばれる。

「早いけど温かいうちに」との声掛けでみんなで集まります


全員で7人

北岳はそれでも何だかんだ50人ほどいたよね…

今日は1桁


さすの昆布締めついてます。

さすは富山の方言でカジキマグロです。
お隣の栃木の方に聞かれて咄嗟に答えれなかった…

もう忘れないよ
サス＝カジキマグロ

大切なことなので２回言いました。

おでんと金平
かぼちゃの天ぷらとトンカツと揚げ餃子は熱々でした
豆腐の餡掛けもついてて味が濃くてビールに合う

ビール飲みましたよ当然ながら

うーんいつ飲んでも美味しい

私とMさん、そして一緒に薬師岳まで行ったSさんと話ししつつ、途中から隣の宇都宮ハイキングクラブの方と山の話。

今日は雲ノ平から下山、
明日は薬師岳登ってから宇都宮まで帰るそうで…

なんとも羨ましい話です。

そしてまた三人になった時私は見つけました

こっこれは

私が大好きなTJAR写真集じゃないですか

勝手に応援しまくってるみ〇ごさんのブログにこの写真集の話や報告書配ってること書いてあり…いつかどこかで見たいと思ってたら…

まさかのこんな所で


嬉しすぎて早速見せていただきました。

年中雨降り山行に明け暮れてる私からすると
垂涎物の晴天ばかり

TJARってちょっと普通じゃない人しか参加出来ないほんとエキスパートの人たちばかりですが、その人たちが本当に頑張ってる姿、限界に挑戦する姿に思わず目頭が熱くなりました

素敵

そして憧れのみ〇ごさんが報告書を届けに来たのが2.3日前との事…


ニアミスーー

1度白山でお会いしたことがありますが、早かったー
一緒に写真撮ってくださる優しい方でした。

雨の中の薬師岳登山でしたが、山荘で素敵な時間を過ごすことが出来、まさかの2本目飲みながらいい気分で部屋に戻りました。

時刻は19時20分…

早起きした訳でもなく、
足に疲労感もなく全く寝れない
と言ってるのに19時半フライング消灯

長ーい夜がやって来ました

29.9.6.7