登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

劔岳 別山尾根編

2017年09月26日 | 登山
劔岳山頂はあまりにも素敵な景色で動きたくない…


人がいない隙に自撮りしてみたり

危険というので

どれどれー?と覗き込んでみます(笑)

山頂には北方稜線だの、源次郎尾根だのバリエーションルートのため危険看板がありました

名残惜しいけど・・・この先まだまだルートが残っています。
さぁ歩きましょう。

8時20分別山に向けて歩き出します。

昨年の9月、iさんと一緒に一服剣まで歩いたことがあります。
あの時は目の前にそびえる前剣の大きさに圧倒されたわけですが・・・・

↑昨年一服剣からみた前剣

恐ろしいことになってますよね・・・?

早月尾根を何度も登っているiさんのお兄さんも別山尾根は始めてということで・・・
三人で別山尾根を歩きます。

「カニのたてばいだかよこばいだかあるよね・・・」
「くだりだけだからどっちかだけだよね?」とビビルこと数分・・・・

それはやってきました・・・・

でた!!


これがうわさの・・・お兄さんが先頭で行きます。

鎖につかまりながら足をそっと下ろします。

足を下ろすと、足を置いて歩ける隙間があり鎖につかまりながら歩きます。



ここが本日の核心部1

ここが1番怖かったな。

足を下ろすときに、足を置く場所が見えないので同行者が
「あと10センチほど下」と伝え合うことで歩くことができました。

これ前後に歩いている人がいないとどうやって行っていいかわからず怖いかも・・・。


その後も梯子でました。

でも梯子は新しくゆれることもなく非常に頑丈で安心して降りれます。

平蔵のコルとか、平蔵の頭とかあります。

平蔵って誰でしょ?

本峰をおりたあと長い長いながーーーーい前剣のくだりが待っているのでした。


危険!!というところはとくにありませんが、両手両足を使うようなくだりです。
鎖もありますが、私は鎖よりも岩に手をついて歩きました。

上を見たり



下を見たり



登ったり




降りたり

ひたすら登り続けた早月尾根と違ってアップダウンがあって

岩稜歩きの好きな私には楽しい登山道でした。


さんさんと注ぐ太陽のおかげで気持ちよく歩けたしたし
ついに剣山荘も見えてきました。

あそこで一服しましょう。

降ります。


剱沢は秋真っ盛りです。

ナナカマドのように燃える赤はありませんが、
草紅葉で黄色い景色になんと言葉もありません。

実は頑張って雄山経由で下山しようと思ってました。コースタイムは1時間しかかわらないのです。

しかし足が痛い。
足の裏が痛い…

「雄山いけないかも…」とiさんに報告…。

行くと帰りの時間も忙しくなりますがやっぱり行きたかった。
でも今行くと、帰り遅くなるかもしれない…

悩んだ末でした。

ごめんね
来年はもっと歩けるようにして是非雄山経由で下山しよう。

↑また行くのかは不明ですが(笑)



9時50分 剣山荘到着。
1時間半のくだりでしたが長く感じられました。

ここでトイレをして、冷たいコーラ飲みます

この先別山乗越まで、上りです。

10分ほどして出発


10時15分 剱澤小屋通り過ぎます。
小屋から剱が、はみ出てる(笑)


紅葉が美しい

ほんまにほんまにこんな最高な天気あるんやなぁー
なんか余りにも綺麗で通り過ぎるのが勿体無い…勿体無いけど、歩きます


稜線の凹んだ所にあるのが剱御前小舎。

遠いねー

でも黙々歩いてついに到着。



歩いてきた道を振り返ります



記念写真。

うーん最高

さぁーこちらからは立山方面も見えます

地獄谷と大日連山、少しだけ雲から顔出してるのは鍬崎山。


左が龍王岳、浄土山、遠くのが薬師岳多分。

ここでiさんのお兄さんと別れます。
一緒に雄山行けなくて残念でしたが、真夜中歩くのにとても心強かったです。

私とiさんは雷鳥坂を下ります。

長くなったので続きはまた明日。

さて今日はMさんが

こんなものをくれました

嬉しい

Mさんは登頂したことを我が事のように喜んでくれてこっちまで嬉しくなりました。
その上プレゼントまで貰っちゃいました


ありがとう




29.9.25