ＧＷの最終日、実家の母に会ってきました。
実家は東京駅から特急に乗れば１時間半であちらの駅に着いてしまう。日帰りコース。
しかし、向こうに着いてからが大変なのです。
土、日、祝日はバスが運休。ホントに田舎なんですよね。
前回は好天だったので、どうせウォーキングを習慣としているのだから、駅から実家まで１時間かけて歩きました。
でも今回は雨天なので、徒歩は辛い。
妹に連絡して迎えに来て貰いました。
ちょうど妹は仕事を辞めていたので、快く来てくれました。
貧しい時代を生き抜いてきた、母の歳は７７才。
「日本が戦争をしていたから、学校にもろくに行ってない」と何度も聞かされたっけ。
足やら腰やら、痛いところはいろいろあるようですが口だけは達者です。
チョコレートやお煎餅を食べ、お茶をすすりながらたくさん話をしました。
話し始めると止まらない。同じ話が何度も出てくる。
少し耳が遠いので聞き返すこともしばしば。
そんな会話の中から、普段の母のようすが見えてきます。
猫に話しかけ、野鳥に餌をあげているようです。
父はもういないから、せめて母だけでも元気でいてほしい。
朝からどうもお腹の調子が良くない。
でも、空いている日が今日しかないし、明日は天気も下り坂のようだし。
最初、私は一人で行くつもりでした。でも２～３日前から息子が（ママチャリで）一緒に行くと言い出した。
不思議に思い理由を聞いても、息子ははっきり言わない。「榎本牧場」のアイスに釣られたのか？
まあ、どうでもいいけど・・・。
「もう９時半だよ。行くのならそろそろ起きてくれよ。」
そういう私も、日焼け止めをしっかり塗らなくっちゃ。
２月に自転車を買って以来一度も空気を入れてないから、今日は空気も入れてみよう。
しかし、あれ？空気の入れ方忘れちゃったよ！ビデオ見なくっちゃ！
なんだかんだと出発したのは、１０時半過ぎ。
サイクリングロードに出ると、かっこいいサイクリスト達にどんどん追い越されたが気にしない。乗るのは３度目なんだから、マイペース、マイペース。
行きにはギアチェンジの練習はしない。（なにか嫌な事が起こると困るから・・）
秋ヶ瀬橋、羽根倉橋、治水橋、ここまでは前回行ってるから、特に問題なし。
「あっ！僕、ここ来た事あるよ。ラジコンのコースがあるんだよ。車で来ても遠いと思ったのに、今日は自転車で来ちゃった」
などと話しながら順調です。
上江橋、開平橋・・・しかし、だんだん方向が分からなくなってきた。
「ここ本当にサイクリングロードなの？田んぼの中だよ。耕うん機のための道じゃないの？」
私が文句を言うと、息子は地図が見つからないからといって、代わりに持って来たカーナビで調べ始めた。
「大丈夫、合ってる。あと２～３ｋｍくらい」
「そう！？じゃ行きましょう」
「ここ？ここが榎本牧場なの？」
「そうみたいだよ。ナビが終了した」
榎本牧場は、家族連れやサイクリストたちで予想以上に賑わっていた。
それは私には不思議に思える光景だった。
お約束のアイス、私は大好きな“ラムレーズン”
息子は、牧場お勧めの“ミルクアイス”だったかな？
一息ついて、次は昼食。
道の途中にあった看板をたよりに店を探した。
お店のおばちゃんお勧めの祭日海鮮丼は￥１０５０
息子には夕方から仕事が入っていたので、遅くならないうちに帰ることとなり。
来た道を順調に帰っていった。
途中、広い道で前の方のギアチェンジを練習した。
何度かやっているうちに、だんだんわかってきました。
変速レバーを押す左手親指が辛い。グイッと思いきり押すが、まだ押しが足りない。
手が小さいのか、指が短いのか、押しが足りないのでチェンジできないんだ。きっとそうだ。
でもレバーの位置、向きを変えればもっとやり易くなるかも・・・帰りに自転車屋さんで見てもらおう。
楽しい一日だった。二人で話しながら行ったせいか往復５０ｋｍも遠くなかった。
