（２０日、海の日、祝日）
そんなはずじゃなかったんだけど、森林公園まで行ってしまいました。
久々の３連休の最終日、天気もまぁまぁ、どこかに行きたい。
榎本牧場に行って以来、荒川の東側しか走ったことが無くて・・・
じゃ、今回は西側を走って、ホンダエアーポートに行ってみようかな！？もしかしたら、もっと近くまで行けるかも知れないから・・・（これが本日のメインテーマでした）
初めて、上江橋から荒川サイクリングロードに降りて入って行った。
この日は、やや涼しく、見晴らしはバツグン、真っ直ぐなサイクリングロード、気持ちいい～～～。最高！！！
荒川の東側は迷路だけど、こっちは高速道路じゃん。
スイスイ走ったら、あっけなくホンダAPに到着した。案の定、中の方まで入れました。
降ってくるパラシュートなど、しばらく眺めていたが、まだ１０時１０分、もう少し先まで、行ってみようかな！？
知り合いが「もう少し先に行くと桜のトンネルや、休憩できる場所があるよ」と言っていたのを思い出した。
しばらく走ると、６０歳くらいの男性３人組に追い越された。でも３人組の速度はそれほど速くない。私とあまり変わらない。どこまで行くんだろう？ついて行ってみよう。
３人組も後ろから付いてくる私が気になるらしい。
どこまで行くのか聞いてみようかな？どこで話しかけようかな？
引き離されないようにして付いて行くと、桜のトンネルの水飲み場の所で３人が停まって休憩になった。
チャンス！ここで話が聞ける。
３人組はホンダAPに行って来て、もうすでに帰り道とのこと。
ここから先は違う道を進むことなどを話してくれた。
それと、この先に吉見の運動場の施設があり、そこで簡単な食事も出来ると、親切に教えてくれた。
３人組とさよならをして、吉見の運動場の施設を探した。
教えてもらったとおり、二つめの橋のたもとに、簡単に見つかった。
かっこいい自転車が１０台くらい停めてあった。ウエアがバッチリ決まったサイクリストが複数、思い思いにくつろいでいた。
初めてこんな場所に来た私は、少しドキドキしたが、トイレを借りて、飲み物を買って、これからどうしようかな？と、持ってきた地図を広げた。
後ろにアイスを食べてるおじさんがいた。（おじさんといっても私より若いらしい）
「すみません、今どこにいるんでしょうか？」と地図を見せた。
おじさんは、私が初心者だとわかると、アイスがどんどん溶けちゃうのに、話が止まらない。
「あ、ありがとうございます。アイスが溶けちゃいますね」
その時、１１時くらいで、既に私は４０ｋｍ走っていた。帰ろうかな～？
まだ森林公園までは１０ｋｍ以上あるだろうし・・・一度は行ってみたいが今日でなくてもいいかな。
「やっぱり帰ることにしました。」と私が言うと、そのおじさんは「じゃ、途中まで一緒に行こう」「でも私、走るのが遅いから・・・」「別にかまわないよ」ということになってしまった。
それから、自転車の乗り方、クロスよりロードの方がなぜ楽なのか！シューズのこと、ケイデンスのこと、ヘルメット、手袋、レーバン、修理、パンク・・・・などなど
まるで先生と生徒みたいになっちゃって、いろいろな話を次から次へと。
私の後ろから乗り方、漕ぎ方、ギアの変え方まで支持して・・・・・
森林公園に向かって道案内までしてくれて・・・ああ、なんか私の気持ちとは違う方向に流れていく～。（こういう時には、優柔不断な態度をとってはいけませんね）
それなのに、実際に森林公園が見えてきた時、なぜか私は嬉しかった。
そしたら急にお腹がすいた。食事をしながら休みたいと言うと、「この辺には、いいところがないので」といって、しばらく走って、山の上のパスタの店まで連れてきてくれた。
もう１２時半くらいになっていたが、おじさんは食事もせずに帰っていった。
鶏クリーム煮のパスタを注文したが、お腹は空いているはずなのに（暑かったからだろうか？）食事が喉を通らない。
水を飲み、サラダを食べ（気分が悪くならないか確かめるように）ゆっくりゆっくり少しずつパスタを食べた。
さあ、元気を出して帰ろう！
山から下ると、私は来た道を記憶をたどって戻って行った。しかしおかしいなぁ。なんか違うよ。道に迷ったんだ。
誰かに聞こうと思っても、人がいない。打ちのめされたような気持ちのまま、人を探しながら来た道を引き返した。
空模様があやしい。雨になったらどうしよう。心細い。
庭で子供を遊ばせている主婦、地元の中学生、玄関先にいたおばあちゃん、草刈をしているおじいちゃんに道を聞いたが、話がうまく噛み合わない。よくわからない。困った。
しばらくうろうろしていると、庭の手入れをしている、若い旦那さんをみつけた。
この人は、話がよくわかって、道もちゃんと教えてくれた。
ありがとう。この若い旦那さんのおかげで帰れた。
遠かった、遠かった。お尻は痛いし、腕も痛かった。もうヘロヘロだった。
最後の頃は、１５ｋｍ／ｈくらいでしか、走れなかった。
ふくらはぎが真っ赤に日焼けして、大変な一日でした。
追記
反省するところはあるけど、また行きたい
