きっかけを大事にしてみる？

お互いに近所に住む者同士、できれば、ながく 同じ地域で暮らせるように 助け合えたらいいよね。

でも、近所だからこそ、いつも 助けて頂くばかりでは、気も遣うから、ちょっとでも お礼がしたいのよね。

ほんとに、ちょっとのことで、気張らずにできるお手伝いなんだから、その度に、お礼で 気を遣わせるのも、負担になるよね。

……というようなことで、交通費と １時間あたりいくら、という金額を決めて 助け合う 有償ボランティアの会員に 一応 登録はしたものの。
当時は、パートやらコーラスを週に３回、とか、母の通院介助等々、まだ子育ての比重も大きかったし。

そもそも不器用、ズボラで、家事は苦手。
草取りは大好きだったけど 怪我をしてからは、自宅のだけでいいかな、状態。
子育て支援についても、育児経験があるとはいっても、４人とも個性様々。いつも初心者。おまけに一人は障害児、一人はその境界線児だから、やはり 自信があるわけではないし。


実際にお役に立てそうなことはないから、まぁ、いいかな、と 昨年、活動会員から、賛助会員へ。

で、今年、ある方に、傾聴ボランティア講座をかつて受講したことを言われて… そういえば、これも、学ぶほどに難しさを感じ、近所でも活動の場はあるのに活かしてはいないよねぇ、と。
受講料、本当は高いのに… ２５時間分、まるまる支援していただいて、受けたんですよね…。

これも なにかの タイミング？

ご縁であれば、繋がるだろうし、そうでなければ、利用を希望される方とは、出会わないと考えて、傾聴と見守り、しかも、曜日を限定して、活動会員に再登録しました。
今日は、その新入会員研修へ。
会員カードを見たら、初めて登録したのは２００６年１０月。
活動についてのお話を聞いたら、提出する書類の書式が違うのはもちろんですが、当時、教えてくださった、Ｈコーディネーターさんが亡くなってしまったことをあらためて 感じて、時の流れを感じました…。

ＡＤＬ体操を教えていただいたり、盛岡での交流会で他県の方々にお伝えするために 活動について 個別にお話をうかがったことも。

……これに限らず、教えていただいたのに 活かさず、動こうとしない自分。
もちろん 動かない理由がキッチリとある事柄もあるけれど、頼まれなくても ヒョイヒョイ動いてしまうコーラスのように、好きなことだけでなく、なにか 私にもさせてもらえることがあるなら、と 思いました。
できるときに、できることを、って、思いますが、実際には、そう多くはないので、あくまで、ささやかなことです。

思えば…週に５日は会っていた友人と、活動の大先輩を５日違い、同じ月に亡くして落ち込み、更に翌年、震災があり、もう 誰とも親しくなりたくない、喪いたくない、と 新たな出会いを拒否してしまう気持ちが強かった あの時。
仕事で出会った素敵な方々とも 最大でも６年間だけで、また別れがくるのだから、と 最初から距離をおきたがる私に、当時の上司は、心を開かないあなたでは、周りも 心を閉じてしまうよ、と。何度もご指導が…。


自分との格闘でした。


そして、退任の時には もう仕事ではないのだから、と、スパーン！と距離をおこうとしたら、手伝うのが本来の在り方では、と、代わられた上司に言われて。それが自分のわがままで辞めた者の務めなら、やむを得ないと思い直して。

ようやく約一年 経って…。

火曜日のサークルに新しい方々が入ってきてくださり、楽しさの輪が広がったり、好きな歌手の方と同じステージに立てるから、と、参加したコーラスがきっかけになり、やっと 新しい人間関係をもちたい、という気持ちになれてきました。


ただ…。
その辺で止めたら、と言ってくれる位の親しい友人とは、逆に なかなか会えなくなっているので、自分でブレーキをかけないと。
したいことがたくさん見つかって 時間が足りない感じです。

本来の好奇心旺盛、夢中になりたがる自分が戻りつつあるのを感じています。