ビックカメラアウトレット池袋駅は宝の山、特に9月と3月の決済期くらいは投げ売り値段もよく見る
こんな中で、ONKYO D-112EXTを5000円(ペア)で入手した
入手した当初はHi-MDコンポのFR-N7Xしかなく、内蔵WRATだけ使って外部DACと接続して聞いてました
メインシステムのONKYO D-212EX + ONKYO A-7VL + SL-D501とはかなりの差があったが
この時聞いた感想では、解像度と音の明瞭さは明らかにD-212EXに負けて
低域の量こそがあったが、もっさりしてエージもはっきりしない代物でした
この組み合わせは完全体ではないと承知するので、気にせずにサブシステムとして聞いてました
そして数年後、遂にオフィシャルコンボのCR-N765を入手しました
CR-N765は数え切れない程の高機能で、AK4490というハイグレードのDACを搭載して
NASプレイヤーもUSB再生もスマホでリモート操作もDAC出入力も出来た、やや器用貧乏だけど(笑)
機能紹介はこの記事のメインではないので割愛させていただく
CR-N765はアンプ、ヘッドホンアンプ、DAC機能とD-112EXTとの組み合わせについて書く
<h>これで、ようやくONKYO社がVGP2016で金賞を取った環境を揃えた</h>
ヘッドホンが好きの僕にはAK4490という旭化成の旗艦DACに憧れを抱いている
かつでTEACのUD-503がデュアルAK4490を採用し、バランス出力でSONY MDR-Z7を完璧に駆動する性能は素晴らしかった
おじさんは当時貧乏研究員であり、UD-503が10万円もするので中々変えなかった
手持ちのFOSTEX HP-A8とTEAC UD-301を売れば何とかなると思ったが、結局未だに手に入らなかった
当時、同じAK4490を採用するCR-N765は、フルーディスクリートヘッドホンアンプという売りもあってかなり機にしていた
普通のコンボとプリメインアンプのヘッドホン出力回路は、スピーカーアンプの出力をインピーダンス調整して使う物が多い
音は出て駆動力も強いが、お世辞にも「良い音」と言い難い
もっと言えば荒くて繊細さのない傾向はあった
一方、CR-N765は市販のオペアンプではなく
ONKYOによる全アナログパーツ構成の独立ヘッドホンアンプはきっと「ONKYOらしい音」が出るに違いない
CR-N765の入出力インタフェースは豊富だ
スピーカー端子の他アナログ・デジタル入出力、USBメモリをサポートするスロットも二つある、LANポートもあってNASとして利用できる
しかもA-7VL/A-5VLにない「サブウーファー出力」もある、流石にONKYOさんもこういう需要を気づいてくれた
A-7VLにサブウーファーを無理やりに付ける苦労を思うと凄く感心した
音量ツマミは機器のグレードに合わせて目立たないが
エンコーダーによるデジタル音量という点は評価しない
安いヘッドホンアンプ等は普通の並列可変抵抗のツマミを使うせいで
微小音量では左右の音の大きさが違う現象も結構あった
さらに抵抗との接触端子が錆びると回す度にノイズが出るのも弱点
デジタル式なら、この手の問題はまずない
僕の場合
CR-N765は、光デジタル入力を使って一般的なDACとして使うではなく
NASランダラー機能が付いている分、スマホで曲を選んで再生する方が楽である
自前のDHCPプレイヤーアプリを入れても良いが
音量コントロールもその他の機能を制御できるONKYO REMOTEを入れている
Google Playでの評判はあまり良くないが、僕に必要な機能が入って不満はない
CR-N765の後継機種であるCR-N775/R-N855はONKYO REMOTEではなくOnkyo Controllerを使う
正直ややこしいのでプロトコルが違うであればFW更新で統一してほしい
ちなみにCR-N765の場合、内蔵の音楽を再生するだけではなくスマホに入ってる曲と他のNASにある曲も再生できる
これは割と便利で、我が家では音楽保存用のNASがあって、全てのパソコンはそのNASにアクセスして曲を再生することになっている
CR-N765に無線LANアダプターを付けることもできるらしいが僕は安心高速の有線LANを使う
リモコンもかなり多機能である、質感はA-7VL/A-5VLの物に及ばない
D-112EXTはCR-N765に繋いている、次回はD-112EXTとCR-N765の組み合わせについて書く
我が家の和室は完全に俺の趣味の部屋に化けつつある
コロナのご時世で友達が泊まりにくるチャンスもない
いざとなればシステムを解体して押し入れに突っ込むつもり
長年愛用したオーディオテクニカの木ヘッドホンの名機W1000とCR-N765との相性は結構気になる
CR-N765のイヤホンジャックに直挿しの場合、結論は悪くない
悪くはないが平凡である、W1000は結構アンプを選ぶヘッドホンでインピーダンス特性なりゲインなりが似合わないと高域は刺さる
CR-N765のヘッドホンアンプでは刺さらない、が、マイルドな音でしたが低域と高域の広がりはいまいちな感じ
よく言えば平凡な音、一定の解像度と音響性能はあるがW1000特有の空気感と鋭さは伝わらない
正直AK4490はこんな音のはずじゃないと思って、やはりCR-N765のヘッドホンアンプのグレードは足りない
とは言え、普通のプリメインアンプよりは確かに良い、Creative謹製の各USBサウンドデバイスよりも良いと思う
スピーカーでは素人であってもヘッドホンは沢山いい音を聞いてきたので、耳が肥えているだね
ヘッドホンアンプはダメだったらラインアウトはチャンスあるかも
本当はヘッドホンアンプとラインアウトは回路構成的には結構似てる
両方とも普通のオペアンプとバファアンプを使って、インピーダンスと調整とゲインの有り無しくらいしか変わらない
実際、ラインアウトそのままヘッドホンを「音よく」駆動できるDACも多数存在する、例えばTEAC UD-301
とりあえず、CR-N765のラインアウトをオーディオテクニカのハイエンドA級ヘッドホンアンプAT-HA5000に繋ぐと
ガラリと、世界が変わった
極めて繊細、透明な音が耳に染み込んで、美しいボーカルを聞いて感動した
やはり、ヘッドホンアンプのグレードが違いますね
公式価格でも中古価格でもAT-HA5000の単体はCR-N765の二倍以上するので当たり前の結果だが
スピーカーシステムではデジタルアンプが好きだが、ヘッドホンアンプはそうでもない
駆動パワーがそこまで必要としない分、アナログ回路による音作りとのパーツのグレードによる純粋な物量勝負が利く
それでも、CR-N765はDACとしては合格ということを証明できた
次回の記事で紹介しますが、CR-N765をDIDRC DACとしてA-5VLに繋いだ結果も結構良かった
機能が沢山ある分、器用貧乏になりやすいだが
DACだけでもきちんとしているなら、価値があると思う
W1000はかつてレビュー記事を書いていた、興味がある方は下のリンクでどうぞ
オーディオテクニカ密閉式ヘッドホンATH-W1000レビュー
オーディオテクニカ ダイナミックヘッドホン ATH-W1000
W1000だけでCR-N765のヘッドホンアンプ性能を決めつけるのは良くないので
ソニーの古い低能率中インピーダンスヘッドホンであるMDR-SA3000も試したい
MDR-SA3000はナノコンポジットHDドライバーユニット(要は布の振動板)を採用して
やや高い駆動力が必要なヘッドホンである
もしかしたらCR-N765と相性が良いと思い刺して聞いたら
うん、普通
CR-N765のヘッドホンアンプは公式スペックによると350mW/32Ωもあったが
W10000と同様に目立つ欠点はないが、とりわけ良いというわけでもない
SA3000で今まで聞いた一番綺麗な音がするのはTEAC UD-301であり
スペック上のヘッドホンアンプ出力ではあちらは小さいはず
UD-301のレビューはいずれ書くつもりなのでご期待ください
最後に、純粋な解像度勝負ということでA900TIで試聴した
A900TIは900番台の密閉ヘッドホンだが、限定版でOFC7Nコイルとチタンハウジングを採用することで1000番台並みの作り
しかも解像度は極めて良いので、近年のオーディオテクニカヘッドホンであればA1000Zと似たような傾向になっている
当時の販売価格は何と5万円で、当時のA1000/AD1000/W1000よりも高かった
A900TIは高解像度の割にオールマイティー、アンプを選ばない
ウォークマンは勿論、例えノートPCのイヤホンジャックに刺しても音も悪くない
いざCR-N765に刺して聞くと、良い!
結果的に、CR-N765とA900TIの相性は一番良かった
A900TI高解像度な性質はうまき発揮され、情報量の多い音が伝わってくる
低インピーダンス高能率でとても駆動しやすい分、ヘッドホンアンプは悪ささえしなければDACの質が忠実に表に出てくる
A900TIの音は高解像度で、繊細さはあるが透明感はあまりない
色付けもあまりなく、やや無機質なモニターライクな音
だからこそ、ヘッドホンアンプの色付けが分かりやすい
CR-N765のヘッドホンアンプの色付けはかなり軽い
DP-X1のような強い色付けではない、逆に兄弟機であるPioneer XD-300Rと近い印象
色付けは軽いだが無機質な程でもなく、ある程度の潤いがあって聞きやすい部類に入る
A900TIを無機質なDTM器材に刺せば本当に無機質な機械的な音がするのでCR-N765は違う
audio-technica アートモニターシリーズ 密閉型ヘッドホン 限定生産モデル ATH-A900Ti
結論として、CR-N765のラインアウト出力はDAC心臓部であるAK4490の質を損することなく
単品DACとしても十分使えるクオリティーを発揮している
ヘッドホンアンプ部は普通のプリメインアンプと比べて良質だが
中グレード以上の単品ヘッドホンアンプ/DAC付きヘッドホンアンプやはり及ばない
それでもヘッドホンアンプ自体はAK4490の基本性能を発揮できていて
ついでにヘッドホンを聞くには、欠点の無い合格ラインをパスできる質を保っている
今回はヘッドホンの組み合わせで力尽きたが
次回は念願のD-112EXTとの組み合わせをレビューする
では。
ONKYO ネットワークCDレシーバー シルバー CR-N765(S)
こんな中で、ONKYO D-112EXTを5000円(ペア)で入手した
入手した当初はHi-MDコンポのFR-N7Xしかなく、内蔵WRATだけ使って外部DACと接続して聞いてました
メインシステムのONKYO D-212EX + ONKYO A-7VL + SL-D501とはかなりの差があったが
この時聞いた感想では、解像度と音の明瞭さは明らかにD-212EXに負けて
低域の量こそがあったが、もっさりしてエージもはっきりしない代物でした
この組み合わせは完全体ではないと承知するので、気にせずにサブシステムとして聞いてました
そして数年後、遂にオフィシャルコンボのCR-N765を入手しました
CR-N765は数え切れない程の高機能で、AK4490というハイグレードのDACを搭載して
NASプレイヤーもUSB再生もスマホでリモート操作もDAC出入力も出来た、やや器用貧乏だけど(笑)
機能紹介はこの記事のメインではないので割愛させていただく
CR-N765はアンプ、ヘッドホンアンプ、DAC機能とD-112EXTとの組み合わせについて書く
<h>これで、ようやくONKYO社がVGP2016で金賞を取った環境を揃えた</h>
まず、CR-N765のDACとヘッドホンアンプを評価してみよう
ヘッドホンが好きの僕にはAK4490という旭化成の旗艦DACに憧れを抱いている
かつでTEACのUD-503がデュアルAK4490を採用し、バランス出力でSONY MDR-Z7を完璧に駆動する性能は素晴らしかった
おじさんは当時貧乏研究員であり、UD-503が10万円もするので中々変えなかった
手持ちのFOSTEX HP-A8とTEAC UD-301を売れば何とかなると思ったが、結局未だに手に入らなかった
当時、同じAK4490を採用するCR-N765は、フルーディスクリートヘッドホンアンプという売りもあってかなり機にしていた
普通のコンボとプリメインアンプのヘッドホン出力回路は、スピーカーアンプの出力をインピーダンス調整して使う物が多い
音は出て駆動力も強いが、お世辞にも「良い音」と言い難い
もっと言えば荒くて繊細さのない傾向はあった
一方、CR-N765は市販のオペアンプではなく
ONKYOによる全アナログパーツ構成の独立ヘッドホンアンプはきっと「ONKYOらしい音」が出るに違いない
CR-N765の入出力インタフェースは豊富だ
スピーカー端子の他アナログ・デジタル入出力、USBメモリをサポートするスロットも二つある、LANポートもあってNASとして利用できる
しかもA-7VL/A-5VLにない「サブウーファー出力」もある、流石にONKYOさんもこういう需要を気づいてくれた
A-7VLにサブウーファーを無理やりに付ける苦労を思うと凄く感心した
音量ツマミは機器のグレードに合わせて目立たないが
エンコーダーによるデジタル音量という点は評価しない
安いヘッドホンアンプ等は普通の並列可変抵抗のツマミを使うせいで
微小音量では左右の音の大きさが違う現象も結構あった
さらに抵抗との接触端子が錆びると回す度にノイズが出るのも弱点
デジタル式なら、この手の問題はまずない
僕の場合
CR-N765は、光デジタル入力を使って一般的なDACとして使うではなく
NASランダラー機能が付いている分、スマホで曲を選んで再生する方が楽である
自前のDHCPプレイヤーアプリを入れても良いが
音量コントロールもその他の機能を制御できるONKYO REMOTEを入れている
Google Playでの評判はあまり良くないが、僕に必要な機能が入って不満はない
CR-N765の後継機種であるCR-N775/R-N855はONKYO REMOTEではなくOnkyo Controllerを使う
正直ややこしいのでプロトコルが違うであればFW更新で統一してほしい
ちなみにCR-N765の場合、内蔵の音楽を再生するだけではなくスマホに入ってる曲と他のNASにある曲も再生できる
これは割と便利で、我が家では音楽保存用のNASがあって、全てのパソコンはそのNASにアクセスして曲を再生することになっている
CR-N765に無線LANアダプターを付けることもできるらしいが僕は安心高速の有線LANを使う
リモコンもかなり多機能である、質感はA-7VL/A-5VLの物に及ばない
D-112EXTはCR-N765に繋いている、次回はD-112EXTとCR-N765の組み合わせについて書く
我が家の和室は完全に俺の趣味の部屋に化けつつある
コロナのご時世で友達が泊まりにくるチャンスもない
いざとなればシステムを解体して押し入れに突っ込むつもり
Audio-technica ATH-W1000との組み合わせ
長年愛用したオーディオテクニカの木ヘッドホンの名機W1000とCR-N765との相性は結構気になる
CR-N765のイヤホンジャックに直挿しの場合、結論は悪くない
悪くはないが平凡である、W1000は結構アンプを選ぶヘッドホンでインピーダンス特性なりゲインなりが似合わないと高域は刺さる
CR-N765のヘッドホンアンプでは刺さらない、が、マイルドな音でしたが低域と高域の広がりはいまいちな感じ
よく言えば平凡な音、一定の解像度と音響性能はあるがW1000特有の空気感と鋭さは伝わらない
正直AK4490はこんな音のはずじゃないと思って、やはりCR-N765のヘッドホンアンプのグレードは足りない
とは言え、普通のプリメインアンプよりは確かに良い、Creative謹製の各USBサウンドデバイスよりも良いと思う
スピーカーでは素人であってもヘッドホンは沢山いい音を聞いてきたので、耳が肥えているだね
ヘッドホンアンプはダメだったらラインアウトはチャンスあるかも
本当はヘッドホンアンプとラインアウトは回路構成的には結構似てる
両方とも普通のオペアンプとバファアンプを使って、インピーダンスと調整とゲインの有り無しくらいしか変わらない
実際、ラインアウトそのままヘッドホンを「音よく」駆動できるDACも多数存在する、例えばTEAC UD-301
とりあえず、CR-N765のラインアウトをオーディオテクニカのハイエンドA級ヘッドホンアンプAT-HA5000に繋ぐと
ガラリと、世界が変わった
極めて繊細、透明な音が耳に染み込んで、美しいボーカルを聞いて感動した
やはり、ヘッドホンアンプのグレードが違いますね
公式価格でも中古価格でもAT-HA5000の単体はCR-N765の二倍以上するので当たり前の結果だが
スピーカーシステムではデジタルアンプが好きだが、ヘッドホンアンプはそうでもない
駆動パワーがそこまで必要としない分、アナログ回路による音作りとのパーツのグレードによる純粋な物量勝負が利く
それでも、CR-N765はDACとしては合格ということを証明できた
次回の記事で紹介しますが、CR-N765をDIDRC DACとしてA-5VLに繋いだ結果も結構良かった
機能が沢山ある分、器用貧乏になりやすいだが
DACだけでもきちんとしているなら、価値があると思う
W1000はかつてレビュー記事を書いていた、興味がある方は下のリンクでどうぞ
オーディオテクニカ密閉式ヘッドホンATH-W1000レビュー
オーディオテクニカ ダイナミックヘッドホン ATH-W1000
SONY MDR-SA3000との組み合わせ
W1000だけでCR-N765のヘッドホンアンプ性能を決めつけるのは良くないので
ソニーの古い低能率中インピーダンスヘッドホンであるMDR-SA3000も試したい
MDR-SA3000はナノコンポジットHDドライバーユニット(要は布の振動板)を採用して
やや高い駆動力が必要なヘッドホンである
もしかしたらCR-N765と相性が良いと思い刺して聞いたら
うん、普通
CR-N765のヘッドホンアンプは公式スペックによると350mW/32Ωもあったが
W10000と同様に目立つ欠点はないが、とりわけ良いというわけでもない
SA3000で今まで聞いた一番綺麗な音がするのはTEAC UD-301であり
スペック上のヘッドホンアンプ出力ではあちらは小さいはず
UD-301のレビューはいずれ書くつもりなのでご期待ください
Audio-technica ATH-A900TIとの組み合わせ
最後に、純粋な解像度勝負ということでA900TIで試聴した
A900TIは900番台の密閉ヘッドホンだが、限定版でOFC7Nコイルとチタンハウジングを採用することで1000番台並みの作り
しかも解像度は極めて良いので、近年のオーディオテクニカヘッドホンであればA1000Zと似たような傾向になっている
当時の販売価格は何と5万円で、当時のA1000/AD1000/W1000よりも高かった
A900TIは高解像度の割にオールマイティー、アンプを選ばない
ウォークマンは勿論、例えノートPCのイヤホンジャックに刺しても音も悪くない
いざCR-N765に刺して聞くと、良い!
結果的に、CR-N765とA900TIの相性は一番良かった
A900TI高解像度な性質はうまき発揮され、情報量の多い音が伝わってくる
低インピーダンス高能率でとても駆動しやすい分、ヘッドホンアンプは悪ささえしなければDACの質が忠実に表に出てくる
A900TIの音は高解像度で、繊細さはあるが透明感はあまりない
色付けもあまりなく、やや無機質なモニターライクな音
だからこそ、ヘッドホンアンプの色付けが分かりやすい
CR-N765のヘッドホンアンプの色付けはかなり軽い
DP-X1のような強い色付けではない、逆に兄弟機であるPioneer XD-300Rと近い印象
色付けは軽いだが無機質な程でもなく、ある程度の潤いがあって聞きやすい部類に入る
A900TIを無機質なDTM器材に刺せば本当に無機質な機械的な音がするのでCR-N765は違う
audio-technica アートモニターシリーズ 密閉型ヘッドホン 限定生産モデル ATH-A900Ti
まとめ:CR-N765のDAC部とヘッドホンアンプ評価
結論として、CR-N765のラインアウト出力はDAC心臓部であるAK4490の質を損することなく
単品DACとしても十分使えるクオリティーを発揮している
ヘッドホンアンプ部は普通のプリメインアンプと比べて良質だが
中グレード以上の単品ヘッドホンアンプ/DAC付きヘッドホンアンプやはり及ばない
それでもヘッドホンアンプ自体はAK4490の基本性能を発揮できていて
ついでにヘッドホンを聞くには、欠点の無い合格ラインをパスできる質を保っている
今回はヘッドホンの組み合わせで力尽きたが
次回は念願のD-112EXTとの組み合わせをレビューする
では。
ONKYO ネットワークCDレシーバー シルバー CR-N765(S)
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