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ソニーウォークマンNW-Z1070長期使用レビュー

2012年01月08日 | ヘッドホン、音響関連
筆者は台湾出身なので、日本語がおかしいところが必ずあるんでご容赦をwww

ソニーウォークマンNW-Z1070を購入した
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前回の銀座NW-Z1070レビューはこちら、先に読む方がいいかも
【発売直前】ソニーNW-Z1070(NW-Z1000シリーズ)徹底レビュー

前回銀座レビューの後色々考えた
自分が求めるのは一体なんだろうと、音質?便利?もしくは自己満足か?
購入のきっかけは家内がスマホ欲しいと言い付けたので
手元にあるXperia Arcを家内に譲り、さらに軍資金のためベッド専用機のICONIA Tab A500をオークションに出品し、何とかNW-Z1070相当のお金を確保した
アンドロイド端末を全部処分した俺は、なんか虚しく感じた
いつも使い慣れたマップと2chmateがないと、なんか不安感がする
3年前購入したWindows Mobile端末HT-01Aを再び触ると
はやり時代は変わったな、と実感した

よし、NW-Z1070を買おうか!
待つのは嫌なので秋葉原にあるPCボンバーで現金購入した



外観
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Zが来る!!

レーザーコーディングが光るケース!!

レーザーコーディングが光るケース!!
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NW-Z1070 64GB ブラック
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ついにその身を表した
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裏面、ブラック+青の感じですね
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金属的な質感(実際金属だしwww)

ミュージック再生画面
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スクリーンはLCDなんだけど綺麗、Xperia Arcよりも綺麗
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今度一緒に購入した金属ストラップ、ゴムコーディングがあって本体を傷つかない
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ホーム画面
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ロックの状態を関わらず、Wボタンを押すとフリック操作画面が出る
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右側、Wボタンと音量ボタン
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なお、銀座で試聴した試作機と市販機は少し代わった、材質とか
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NW-Z1070
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手に乗せた感じ
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上には電源ボタン
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ついに追加アクセサリ購入
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本革ケース装着
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ロゴ
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装着すると厚くなったwww
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こういう感じ
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裏側はこういう感じ
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カバーを開いて操作する
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頻繁的に操作する時は革カバーと分離可能
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しかもスタンドもついている
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早速スタンド使ってみた
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良いケースだったね、ただ値段的には(ry




前回のレビューはMDR-EX600しか持って行けなくて残念でしたが
今度こそ実機でATH-AD2000,ATH-AD1000とATH-A900でじっくり試聴しました

比較対象は
NW-A857(S-Master)
MZ-NH1(HD Digital Amp)
D-NE830(Digital Amp)

NW-Z1000、NW-A860シリーズ搭載のS-Master MXと既存のS-Masterとの主な違いは
ホワイトノイズの改善とパルスの高さの調節機能になっている。
これまでソニーNC技術搭載のウォークマンは例外なくホワイトノイズ酷かった
NW-A850シリーズも若干改善したがイヤホンをすると確かに気付いちゃう程度
その分、今度NW-Z1000シリーズはほぼ解決。
MDR-EX600を付けて無音ファイルを再生してもまったくノイズ聞き取れない程度に進化した
S-Master MXのもう一つの進化はパルスの高さの調節機能であった
音量を小さくするとビット落ちという現象を防ぐため設けた機能なんですが
本当は新しい技術でもなく、昔のMD名機MZ-RH1とMZ-NH1のHD Digital Ampは既に搭載していた。
だったら、S-MasterのNW-A840/A850/X1000は本当にグレード的にHi-MD機より下なのかなwww

こんなこととりあえず置いて
さて、試聴しようか

まずATH-AD2000でいろいろ試聴した
やっぱりNW-Z1000の音はすばらしい!好みの問題もあるか俺的にはNW-A860よりも優秀と感じた
この前のNW-A850/A860対決レビューではA860の方はデフォルトにClear Bass+1にした感じがあったですが
今度NW-Z1000は+0.5に収まったと感じた
ただ、ダイナミック感がA850より大幅進化して、まるで出力パワーが30mWほど上昇したような感じがした
高音はA860並に、エッジを少し締まっていて滑らかな高音を出してくれた
分解能には高く、よく聞いたら確かにA850よりも素晴らしかった
普通、分解能を高くするとエッジがきつく、つまり硬い音になってしまう
分解能を保ちながら滑らかな音を維持するのは
ソニーの素晴らしい調音技術だからこそ実現できるものなのだ

ATH-AD1000で聞くと、音はちょっとだけ厚くなって、NW-A857と比べてNW-Z1070の方は明るく明瞭さのある音になった。

ATH-A900で聞くと、明らかにNW-Z1070の出力パワーがNW-A857より高いと実感した。
NW-A857の場合、ATH-A900の低中域を駆動するパワーが足りなく高音寄りになってしまって
しかもサ行の刺さりはどうしても目立つようになっていたが
この問題はヘッドフォンアップを通すとバランスかなり改良される。
ATH-A900をNW-Z1070に直挿すと、バランスはさすがにヘッドフォンアップに及ばないが
とりあえずシャリシャリの感じが消えて
低音も旨く出るようになった。これは素晴らしい

これで手元のNW-A857はまさに使い道なくなくねぇかっと

しかしZ1000シリーズの致命な欠点があって、リアルボタンがないこと
前回も紹介したように色々操作方法をアピールしたZ1000だが、実際に使ってみるとやはり不便だった
特にWボタンを押すと、何度フリック画面が出るか出ないがは運による
出るとしても、直ぐ出ると待ってから出るという2タイプの状況があって、まさに運ゲーム
ヴァージョンアップより改良できると思うが
市販機でこのような不安定な機能を搭載するのは本当にちょっとだけ腹立った
まだ、アプリ操作によって音飛びは何度もありました
特にブラウザで重いPCサイトを見るたびに音が悲鳴のように断続的に出てしまう
他に価格.COMクチコミで指摘された音楽設定が無断リセットされることも日常茶飯事
これはまだいいとして、訳もなく再生中のプレイリストが消えちゃうのは本当に不便だと思った。
僕はX-アプリを使わない派だから、音楽は全部ファイルマネージャーで入れた
再生する際に、フォルダモードを選択して聞きたいアルバムを選ぶことになる
普通一旦停止すると
ホーム画面にあるミュージックアイコムを押すとそのまま再生できるはずだが
運によって現在のプレイリストが消えてデフォルトのプレイリストにリセットされる
しかもホーム画面上方の再生インタフェースも時にミュージックアプリと同期しない時もある

クソ!全ての機能は全部運ゲームかよ!!!
よくこんなもの出す度胸あるとはな!!!


現時点で俺が観測できたバグは
1、音楽設定(EQ, DSEE, Clear Sterio等)が運によってリセットされる
2、一旦停止すると現在のプレイリストは運によってリセットされる
3、重いアプリを実行するとほぼ100%音飛び、酷さはアプリの重さによる
4、フリックと操作用ウィジェットはミュージックアプリと同期してない時がある、起こる起こらないのは運による

正直残念でなりません
幸いにこれら全部ソフト的な問題なので、正直一日も早く改良ファームウェアを出して欲しい
自分も昔某大手スマホメーカーのアンドロイドアプリ開発エンジニアだったか
このような安定度はBetaヴァージョンならずAlpha Ver.程度と感じてしまった
多分クリスマスシーズンまで販売するように色々犠牲してしまったね

とにかく、バグが起こらない限りNW-Z1000の音は現行ウォークマン最高
でも俺のNW-A857はまだまだ現役な感じて手放したくありませんwww

これからNW-Z1000の購入を検討される方はもうちょっと待てから良いかもしれない、値段もまだまだ下がるし、なによりも新しいファームウェアが出てから購入すべきと俺が思った

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ラストショット


SONY ウォークマン Zシリーズ 64GB レッド NW-Z1070/R


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