![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/62/7415a79e9d75dfdc4c9fb14942f7acb8.jpg)
![D-212EXT DSC00595.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/62/7415a79e9d75dfdc4c9fb14942f7acb8.jpg)
D-212EXT + R-N855
![D-212EXT DSC00596.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/5a/6a45dd0b5440a2cf50a5a411dcb6a625.jpg)
D-212EXT
![D-212EXT DSC00597.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/70/26bb73f8a6b64afdd6be34cf2155eefc.jpg)
D-212EXT
![D-212EXT DSC00598.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c0/17bdbe35e2a6204a76adc4579d4ef7c2.jpg)
R-N855
![D-212EXT DSC00600.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4f/5ef5ce26ed9878914aca1f25c74fb6cb.jpg)
R-N855
先ずはD-212EXT + R-N855を聞いてみる
R-N855はVLDigitalというONKYO自社のデジタルアンプ技術を備え
DAC部にはAK4490を搭載し、ONKYO特有の女性ボーカルの艶が得意としたピュアアンプ
出力も80W/4Ωであって、D-212EXTを駆動するには十分な性能である
この組み合わせではD-212EXTの中域が厚く暖かい音がして低域の量も十分であるが、透明感と繊細さはD-212EXよりやや劣る
高域の広がりは、オーディオテクニカのハイエンド オープンエアー ヘッドフォンと似ている印象
しかしN-OMFを使ったため、高域の解像度はD-212EXに及ばず、ほんの少しだけ籠る印象が残る
低域では通常、このサイズのブックシェールスピーカーの不得意分野ではあるがD-212EXTは結構健闘していた
小規模の演奏とBGMなどはの表現力が良好で、インパクトさもそれなりにある
シアタースピーカーとして使うならやや不足すると思う、その場合はやはり専用のサブウーファーの方が良い
![D-112EXT](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/3e/561db413d93032d5fa73d9c3b753d66e.jpg)
ONKYO D-112EXT+ Pioneer XC-HM82-S
この組み合わせのD-112EXは我が家のシステムよりモニターライクである
D-212EXTとD-112EXT、D-212EXの聴感の違いについて
ONKYOのN-OMFウーファー(中央に突出した砲弾型イコライザーがあるウーファー)はA-OMFウーファーよりも音が厚くて暖かくである
特にD-112EXTのような小型スピーカーの場合、豊かなかつ厚み中域を安定に出すには難しい
しかし結局のところ、D-112EXTは反射スペースが小さい為、「頑張って良い音を出そうとしている」というギリギリ感がある
それに比べて、D-212EXTは余裕を持って軽々と音を流しているイメージが強い。低域の低さはサブウーファーほど良くはないが十分である
ONKYOの伝統を受け継ぐチューニングであるため、中域とボーカルの表現力は素晴らしい
ボーカルは濃厚さと繊細さを兼ねて中域からやや中低域よりを強調している
高域はある程度の広がり伸びと繊細さを保っているが、それに比べてD-212EXではは中域がより薄く全体的に明るく繊細である為
高域の透明度とドライバそのものの分解能はD-212EXTより少し良いと思う
ONKYO公式サイト
ONKYO D-212EX
ONKYO D-212EXT
![D-112EXT、D-412EX、D-212EX DSC05059.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/20/1d825d2aea177e9fff403d487f617ef1.jpg)
D-112EXT、D-412EX、D-212EX
![D-412EX DSC05045.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/53/f41160ddc86ffec8352bfb5a840bb82a.jpg)
D-412EX
![D-412EX DSC05047.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b4/5ccb08052952ac6e54af147df7b53024.jpg)
D-412EX
![D-412EX DSC05048.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/17/c8d4aa68abaa76f47735e97fda555d91.jpg)
D-412EXのウーファー部
![D-412EX DSC05049.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0d/5c80f444a0c656fa9b544497ae1c1dc0.jpg)
D-412EXのツイッター部
![D-412EX](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5f/d4a49d36f58536f3b68e47e510e676b9.jpg)
D-412EX + A-9000R
D-212EXを購入するまでD-412EXを10回以上も試聴したが、
結局、D-212EXの方がD-412EXよりも解像度が良いと感じたので諦めた
今回はきちんとしたシステムがあるからもう一度聞いてみた
DAC/プリメインアンプはONKYOのA-9000Rで、D-412EXには十分釣り合うと思う
自分はONKYO好きであるが、全てが好きというわけではない
D-412EX何度聞いてもは不思議な感じがする
いままではプリメインアンプのグレードは足りなかったのではないかと疑っていたが
今回はONKYOのフラッグシップのDAC付きプリメインアンプだから、不足はあり得ない
しかし聞いてみたらエッジが不明確で柔らかく、芯が散ってしまう印象
最初に感じるのはオーバーした中域である。中域が強すぎて低域と高域を遮るほどである。
楽器のセパレーションが悪くと輪郭が柔らかすぎた
低域もはそのグレードにあるべき姿もなく、インパクトさを欠けぶっちゃけ先ほどのD-212EXTの方がずっと良かった
いくつかの曲を聞いたら我慢できずにA-9000Rのイコライザーを弄る羽目に
調整後でも高域の表現はいまいち、透明度や繊細さまだ満足できるレベルに届かない、D-212EXと比べると大幅に劣るのは明白だ
低域はサブ低域に集中しており、厚いが反応速度が遅くて中途半端、良く聞くと低さも欠けている
中域が過度に目立つと女性ボーカルのディテールが失われ、カラオケの廉価マイクぽいの音だけが残る
セパレーションも難ありで解像度も足りない
その場で30分ほど立って色んなスタイルの音楽を聴きたが、結局似合う曲はなかった
システム構成や環境は毎回異なるが、D-412EXを10回以上聴いて
一度も僕を感動させなかった」
ONKYOのブックシェールスピーカースでオーディオテクニカAD1000の面影を追うなら、D-212EXで十分
![D-509e DSC05056.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/55/9b271b1a3a8d09b7fc7452f79ecf8ff3.jpg)
D-509e
![D-509e DSC05058.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/99/27721d776812d412c89fbd5b3996261e.jpg)
D-509e
今回はONKYOのシアタースピーカーのD-509eも聴きました
D-509eにはA-OMFとN-OMFの両方を搭載し、そしてリングツイッターも搭載している
しかし、AVアンプに繋いだせいか音がやや無機質で潤いが足りない、ドライな音になる
モニターライクらしさがあるがよく聞いたらそうでもない、廉価AVシアターは良くドンシャリしているがD-509eはそうでもなかった
一度の試聴だけ決めつけるのは良くないので、良いシステムを繋ぐ環境があればまた試聴してみる
関連記事:
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ONKYO スピーカー INTEC D-212EXT [ペア]
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