Miyuki Museumブログ

主に絵画創作の発表や販売、作品展のお知らせについて綴っています
Miyuki Museumのひとりごと

映画「関ヶ原」

2017-09-30 | 映画・ドラマ・アニメ
(Sat)
映画「関ヶ原」を鑑賞しました
少し独自の勝手な感想をpencil
(※ネタバレ含みますのでご注意ください!)

関ヶ原合戦に至るまでの道筋が多くを占めていたように思います。
このような経緯で……と緊迫した面持ちで鑑賞していたかも。
正義や無情や儚さなどが混沌と。

石田三成の旗印「大一大万大吉」は
「万民が一人のため、一人が万民のために尽くせば
太平の世が訪れる」という意味であることを知りましたlight



それぞれの鎧兜のデザイン、軍旗の旗印に興味が湧きました。
徳川家康が竹で編んでいた母衣というものを初めて知り
戦でこのように使用されていたんだ、と。

伏見城の大広間に置かれている銀色の何か、置物?は何だろう、と
気になっておりました。
豊臣秀吉、石田三成、徳川家康、それぞれのこれからを暗示する
恐怖のようなものを感じました。
パンフレットによると現代美術家さんのアートオブジェが使われていたそう。
現代アート作品が歴史上の中にマッチしていたのが面白いなってsymbol3

石田三成が助けた伊賀の忍び(伊賀忍者)、初芽が
可愛かったし魅力的でしたclover

映画と全く関係のないお話ですけれど
先月、毎日jpにて忍者関連ニュースがあったのでご紹介yellow19
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2017.8.28

三重大学
入試科目に「忍者学」導入 大学院、18年から

「忍術」試験を突破して大学院生に--。
三重大は大学院の人文社会科学研究科地域文化論専攻で、
来年2月の入試から選択科目として「忍者・忍術学」を導入することを決めた。
同専攻では、忍者関連の授業が複数設けられ、修士論文も忍者をテーマにすることができる。

同専攻の定員は8人。
必須科目として小論文があり、もう1科目を「日本史」「考古学」などから選択する。
忍者・忍術学は古文書などの資料を読解した上で、他の選択科目と同様、
一問一答や論述の問題に答える形式になる予定。
 三重大は伊賀流忍者の研究で知られ、これまでも忍者が持つ技や生活の知恵などを
分析、研究する「伊賀連携フィールド」や古文書や資料をデータベース化し、
情報発信する「国際忍者研究センター」を設立するなどしてきた。
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山中で同じ忍びである赤耳たちに初芽が襲われそうになったシーンがあり
しかし、家康側だと思っていた赤耳が最後には家康を襲撃に行き驚き。
戦の中で小早川秀秋の裏切りであったり
誰を信じていいのか……の恐怖や難しい決断に至った想いなどを
考えさせられます。
小早川秀秋はあのとき、まだ19歳の若さであったことにも驚愕です。

騎馬部隊、槍部隊、鉄砲部隊、弓部隊など
合戦シーンは大迫力でした。
観ていてキャストさん方、お怪我などあったのでは……と心配になるくらい。
乗馬し疾走する様は皆様、カッコイイです。
ほんの400年前にこのようなことが起きていたこと、今は信じられないくらい。
現在の平和に感謝し、ご先祖様を敬う気持ちが強くなりましたclover

終盤、三成は腕を縛られ三条河原に。
セリフを呟き勇ましく刑場に向かうシーンは
岡田准一さんが以前、演じられた「永遠の0」の
ラストシーンを彷彿とさせられました。

三成に向かって声掛けする初芽には涙。

石田三成は純真に豊臣秀吉にお仕えし、正義を貫いた将。
島左近という人となりも魅力でした。


※シネマで購入したパンフレット

映画には関係ないですけれど
豊臣秀吉繋がりで、私は絵師の長谷川等伯と狩野派の件や
千利休が浮かんでおりましたfukidashi
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