石ころ

今日の歌(2020.7.24)

 

短歌

へしこ焼く夫婦の膳の日の如く
ヒグラシの鳴く里に遺りて


          へしこ(糠漬けの魚)


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コメント一覧

ムベ
お心のこもったコメントをありがとうございます。
お母さまの「帰りたい」というお言葉は、
我がことのように身に染みます。
また、デ某さんの切なさ遣り切れなさは痛いほどです。

コロナはいろいろな形で、人の心をズタズタにしています。
これは単なる体のことだけではなく、人間関係に対して
悪質と感じています。
このような状態が続くと言われると、暗たんたる思いになります。

ヒグラシは梅雨の夕暮れや夜明けに一斉に鳴きだして、
山々にこだまします。
暑さで疲れた体にほっとすると同時に、時の流れの
もの悲しさを感じさせます。

でもお言葉の通りに「遺され」ではなく、「在って」
イエスさまの憐みに感謝して過ごすべきですね。
今は、次男の在宅勤務で賄いに追われています。
デ某
先日 帰省してまいりました。
いつもでしたら 母に数日の外泊をして貰うところですが、
グループホームからは 外泊禁止。
首都圏・関西圏から訪ねる人は 面会も「ご遠慮ください」。

スタッフにお願いして 母の居室の窓を開けていただき
居室に面した道から 手をふりながら 声をかけあいました。
耳が遠く こちらの言うことは 母にはまるでわかりませんが、
母からは「家に帰りたい」と何度も 涙ぐみながら…。

「ヒグラシの鳴く里に遺りて」に胸がつまりました。
ヒグラシ…まさに「日暮らし」でしょうか。
梅雨明けが待ちきれず ひぐらしがしきりに啼き始めました。
心騒ぐように啼く声に 母の哀しみを聴くようで…辛いです。

ムベさん。
「遺りて」について 私は「在りて」と読み替えました。
在りて!こそ 家族も友人知人も そこに集うことができます。
間もなく梅雨明け…。
くれぐれもお身体たいせつにお過ごしくださいね。
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