>四月はたくさん詠まれましたね。素晴らしいです。
ありがとうございます。励まされます。
忙中閑あり、心は何時ものように4月を喜んでいて救われています。
「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」なんていいながら・・ふふ
> 葉桜とコントレールと白い月 立ち話今日が最後か蛙鳴く
春の朝。見上げる空の白い世界。
その白い世界に 立ち話に … 諸行無常を思いました。
諸行無常の自然を愛でながら、サラサラと流される心地よさもあります。楽しめるのはもう拘るもののない歳ゆえですね。
> 葉桜の蔭に入りて滴れる青に洗いて風過ぎゆかぬ
"滴れる青"は青もみじでしょうか。
過ぎゆく"風"は まるで神様のように思われました。
本当に青葉の下を吹き抜ける爽やかな風は、神さまの優しい御手に撫でられるようです。私はこの季節の旺盛な緑に圧迫感があるのですが、木陰の風は優しいです。
> 紫に山を染めたる藤の花 蔓に絡まる木々の声聞く
"藤の花"には 目を瞠る美しさとともに この世の柵を想います。
そのようにして季節は硬軟とりまぜ移ろい行くものと…。
デ某さんもそのように感じられるのですね、山を覆うように咲く藤の花は、紫色の雲がかかったように美しいのですが・・。影をも感じてしまいます。
> 葉桜の揺れる梢に雲走る (4/8)
私は葉桜が大好きです。
四月に入るともう葉桜になっていた今年の桜、
空がまるで五月の空のように思われました。
はい。今年はいきなり緑に覆われて戸惑いました。葉桜の下を通るとき、肺を洗うように深呼吸をして生き返ります。
>なお "つくし"のお写真。まるで 子どもらを見ているようです。
そして "土筆"に漢字の妙を思いました。
「土筆」は見事に現わしていますね。毎年早春に土筆を探して童心に帰ります。このような遊びとも今年限り、沢山楽しませてもらいました。
> 親しさは別れも言えずホーホケキョ (4/13)
> 紀伊半島の春空裂くやコントレール (4/13 )
雄鶯の一所懸命…まさに生きものたちの命のほとばしりの囀り。
雄たる私の青春を思いました、別れを告げる余裕なき一所懸命!
空を裂くコントレール … 命つきるのを見るように消えるまで眺めてしまいます。
散歩コースにはウグイスの縄張りが幾つかあって、次々と鳴き声が続きます。ある時は応援団のように聞え、ある時はからかわれているように聞えます。
ふっと見上げた空に、銀翼がナイフのように光って、青い空を切り裂いて紀伊半島を横切って行きます。ただ、重低音を残す夜間飛行の点滅には哀愁を感じます。
> キリキリと時迫り来る忙しさも孫の誕生日ふと思い出し (4/17)
当方は孫娘一人のみ、妻は誕生日のはるか前からお祝いを何にするか頭を悩ましています。
私は「金一封」ですから悩みませんが…(笑)
金一封なのに・・忘れていた出来の悪い婆です。
> 段取りと取捨選択と連絡とチャットGPTよ婆を手伝え (4/17)
チャットGTP…G7のテーマになるほど瞬く間に注目され始めましたね。
百年後の人々は この時代とこの時代の産物をどう見るのでしょうか?
何がどのように残って行くのでしょうね。私たちの世代は日々新しいものに憧れ、手に入れることに追われて来ました。
AIは真似っこ上手で素早いかも知れないけれど、まったく新しく産み出すものではないので・・便利だけで飽きそうです。
> 婆ふたり習ったはずとスマホ手に試行錯誤でラインを繋ぐ (4/20)
まるで川柳のような一首。爺二人も似たようなものです(笑)
お写真… 美しいです。「幸福の黄色いチューリップ」ですね。
写真をほめてくださってありがとうございます。
ああだ、こうだ・・と白髪頭を突き合わせてちょっと真剣に遊んでいるのです。互いに危機を通った命があればこその、幸せな一時です。
> 友は良い会えば世界が直ぐ変わる雨も嵐も笑いとなりて (4/22)
ほんと ほんと。
若い人たちと語り合うのも華やぎますが 疲れます(笑)
ほんと ほんと。同年代の友はありがたいです。聞くことの全部がそのまんま分かるのです。
デ某さん楽しいコメントをありがとうございました。
実は、ひょっとしたらパソコンが生き延びるかもしれません。息子はものすごく面倒がっていますが・・。