五月雨の午後の暗きにウトウトと ペテロのごとく主の懐に

そのとき、イエスはもう一度大声で叫んで、息を引き取られた。 すると、見よ。神殿の幕が...

夕空の西から東コントレール 蒼きに光る茜のリボン

　 イエスさまは、罪なき方であることを知っていたピラトによって、十字架刑に定めら、 イ...

キリストの銘刻まれし土塊は 「尊き」と言う神にひれ伏す

気を張って国道駆けるオンボロの バイクと私風青々と

ドクダミの十字架の花摘みし手に 苦き香りぞ沁みて留まる

確かに、人の子は、自分について書いてあるとおりに、去って行きます。しかし、人の子を...

言の糸　溢るるままに　機（はた）に掛け 祈りつ織らん　愛の重さを

みなが食事をしているとき、イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あな...