生き残っていた

今日は良い天気なので、直行直帰の渓流釣りへ🎣

今回は昨年の尺岩魚を釣ったポイントへと行ってきました。

昨年までは山女魚や岩魚が放流されているポイントでしたが、例の台風により崩れて今年の放流はない場所です。

釣りなので、もちろん釣りたいですが今回の目的は「あの台風を乗り越えた魚達」がいるのかを確認したいという意味合いが強かったですね。

渓相はかなり変わっていて、流木や巨岩が荒れ放題となっていました。

そして竿を振り、居そうなポイントへとフライを落とし………

まずは一匹目！

やった！

生きてた！体に結構ダメージを受けているが、逞しく生き抜いた証。

もちろん丁重にリリース。

そしてまた歩き出し、昨年は自分の腕では釣れなかったポイントへフライをプレゼンテーション……ゆるゆるとフライが流れて………

「バシャ‼︎」

すかさず合わせると、なかなかの手応え！

ラインが右に左にと暴れる！

慎重に手繰り寄せ、手網に取り込もうとするも今度は魚が下流にダッシュ！！

ヤバい！下手に下流の流れに乗るとラインが切られる恐れが！

しかしなんとか切られずに済んだものの、今度は流木の下へと向かう魚！！

「そっちに行くな！」と言わんばかりに竿の向きを変えて、流木にラインが絡まるのを回避！

慎重に慎重にラインを手繰り寄せて…

ネットイン！

デカイ！

網が巨大なので小さく見えてますが、

27cmの山女魚を釣り上げた！

鰭が結構ダメージを受けていますが、昨年の台風の激流を乗り越えたという感じですね。

しかし、いきなり昨年の山女魚のレコードサイズを更新！

スゲー興奮するファイトを演じた山女魚ちゃんを優しくリリースして、本日の釣行を終えました。

なにより嬉しいのは、山女魚が元気に生きていたという事。

自然に生きる生物の逞しさは、凄いと思いました。