週刊新潮に 窓際OL・・・が連載され始めたころ、失礼ながら「なに、これ」といいたいような
文章だったように思う。最も週刊新潮自身、ごくたまにしか買わなかったから読んだものはいく
つもなかったけれど「35光(5かける7)」にはお声がかかるのだ、と感心した覚えがある。
そんなころ、父上の北 杜夫氏が、インタビューか何かで中学生のような文章なんか書いて
・・・とおっしゃっていらした。父親としてのテレもあったのだろう。
それから何年か経って、旅行の際機内で読む本を探しに書店へ行ってたまたま目についた
のが“窓際OL 親と上司は選べない”であった。もう詳細は覚えていないが飛行時間が気に
ならないくらい、それなりに楽しく読めた。
先日書店の棚で目に付いたのが本書である。おばあさまとの交流が茂吉氏や伯父さま、父
上も交えて、愛をいっぱいに受けて育ったことがのべられている。おばあさまは一流を好んだ
が贅沢ではなかった。とも書いている。そんな生き方ができたらどんなに良いことか。
失礼ながらネットで、経歴を検索したら 夫のことを全然書いていない、どういうひとなのか、
という投稿があった。本当を言うと私もちょっと気になって検索したのだ。
ごめんなさい。