バンブーひとりごと

そのときどき思ったこと、見たことひとりごと

斎藤 由香著 猛女とよばれた淑女 新潮文庫

2011-12-24 13:45:59 | マイ・ルーム

週刊新潮に 窓際OL・・・が連載され始めたころ、失礼ながら「なに、これ」といいたいような

文章だったように思う。最も週刊新潮自身、ごくたまにしか買わなかったから読んだものはいく

つもなかったけれど「35光(5かける7)」にはお声がかかるのだ、と感心した覚えがある。

そんなころ、父上の北 杜夫氏が、インタビューか何かで中学生のような文章なんか書いて 

・・・とおっしゃっていらした。父親としてのテレもあったのだろう。          

それから何年か経って、旅行の際機内で読む本を探しに書店へ行ってたまたま目についた

のが“窓際OL 親と上司は選べない”であった。もう詳細は覚えていないが飛行時間が気に

ならないくらい、それなりに楽しく読めた。

先日書店の棚で目に付いたのが本書である。おばあさまとの交流が茂吉氏や伯父さま、父

上も交えて、愛をいっぱいに受けて育ったことがのべられている。おばあさまは一流を好んだ

が贅沢ではなかった。とも書いている。そんな生き方ができたらどんなに良いことか。


失礼ながらネットで、経歴を検索したら 夫のことを全然書いていない、どういうひとなのか、

という投稿があった。本当を言うと私もちょっと気になって検索したのだ。

ごめんなさい。